第108回:2013年3月2日 かるたを取って、ファシリテーションを学べる? 世界初『ファシリテーションかるた』体験ワーク九州支部

2013年6月度定例会レポート

日時

2013年3月2日(土)13:00〜17:00

会場

オクターブビル 4階会議室

テーマ名

かるたを取って、ファシリテーションを学べる? 世界初『ファシリテーションかるた』体験ワーク

企画運営担当

「ファシリテーションかるた」プロジェクトチーム
小長光 信、亀井 直人、菅井 悦子、池田 尚美、柴田 喜幸
(いずれもFAJ会員・九州支部)、 島田 一興(FAJ会員・関西支部)

6名

参加者数(会員)

18名

一般・見学者数

6名

報告作成者

小長光 信

報告日

2014年5月13日

テーマ詳細

【概要】

「ファシリテーションかるた」は入門者の目線を大切に企画したワークショップです。
ベテランも初心者も一緒に楽しめる場を目指してプロジェクトチームがミーティングを重ねてきました。
「読み札」に書かれた設問を受けて、ファシリテーションの手法が描かれた「取り札」を選び、その手法で問題に取り組んでみるというルールです。
今回はプロジェクトの活動報告も兼ねて、「ファシリテーションかるた」を実際に体験してもらい、皆さんから沢山の感想や意見をいただくことができました。

【プログラム内容】

1)オープニング
  • 挨拶TIME(アイスブレイク)
  • ファシリテーションかるたの遊びかた説明
2)「ファシリテーションかるたを体験」
<第一局>

あなたは職場の懇親旅行の幹事。
今回の顔合わせでは、一人一人の希望を皆がしっかり解る状態にしたい。

  • かるた取り
  • 体験ワーク
  • ワークを振り返る

 

<第二局>

毎年12月に自宅にクリスマスのイルミネーションを飾りつけている小林家。
お父さんが「今年からイルミネーションはやめよう」と言い出したが、お母さんは大反対。
互いに納得のいく結論で合意するには?

  • かるた取り
  • 体験ワーク
  • ワークを振り返る

 

3)「ファシリテーションかるたをやってみて、どうでしたか?」
  • グループ分け
  • グループで話し合い
  • 全体で共有
4)クロージング

 

【参加者コメント】

  • 楽しむことが知ることの第一、という意味では良いと思う。
  • 専門用語が出てこないのが良い。
  • ファシリテーション「かるた」という名前は馴染みやすくて敷居が低いので良い。
  • 短時間で多くのフレームに触れる(体験する)ことができてよかった。
     
  • 「かるた」と聞いて思っていたイメージと違った。もっと簡単でも良かった。
  • フレームやツールだけでなく、マインドを学べるように。
  • 見守り係の役割の再考が必要。
     
  • 「イイね」と言わない人の意見も聴けるようにしたほうが良いのでは。
  • 「イイね」が少ないと寂しいので、少ない場合の意味付けをしてほしい。
  • コンペティティブネス(競争性)を上げてみては。
  • ゲーム性をとるか、分かりやすさをとるか?
     
  • 参加する人のレベルに合わせて札は変わるのでは。
  • 「言葉の定義」をテーマにすれば、上級者向きにも使える。
  • 白紙の札があるのは素晴らしい。でも、雰囲気的に書きこみにくい。書いたらポイントアップすると良いのでは。
  • 手法やフレームなどを実際に使ったことのあるベテランから「体験談」があっても良いのでは。

【企画チームふりかえり】

2013年3月10日(土)に、ふりかえりミーティングを開催しました。
企画メンバーに加え、3月定例会にお試し参加した方2名の参加も得て、「良かったところ」「残念だったところ、うまくいかなかったところ」を出しあった後、今後検討していく課題を話し合いました。
主な課題は、

  • 「かるた取り」「体験」「振り返り」どこに重きを置くのか?
  • ゲーム性を高める必要はあるのか?
  • マインドの重要性をゲーム内で伝えるにはどうすれば良い?
  • 他のチームが使った手法をもっと深く知るにはどうしたら良い?
  • 他地域でも開催できるようにするには、もっと準備を簡単にする必要があるのでは? など。
今後もミーティングを重ねて、ブラッシュアップを図ります。