九州支部11月28日(金)オンライン定例会 システム思考を「体感」してみよう! 〜なかなか解決しない問題を解く手掛かりが見つかる、ループ図で対話の奥行きを探る、やさしい実践ワークショップ〜九州支部

2025年11月 定例会レポート

日時

2025年11月28日(金) 20:30〜12:30

会場

Zoom オンライン

テーマ

システム思考を「体感」してみよう! 〜なかなか解決しない問題を解く手掛かりが見つかる、ループ図で対話の奥行きを探る、やさしい実践ワークショップ〜

ファシリテーター

【ファシリテーター】 しげ(元田繁喜)
【話題提供・企画チーム】 以下FAJ会員
 Niwat(庭本 秀一郎)、Kay(北野 豊 )、トム(山崎勉)、
 いとやん(糸谷康宏)、しげ(元田繁喜)

参加者数

会員 〔8名〕
話題提供者・企画チーム〔5名〕--- 会員
〔13名〕

定例会 13 名(全員会員うち以下企画チーム 5名)

報告作成者

しげ(元田繁喜)

報告日

2025年12月10日

テーマ詳細

プログラム概要

- ウォーミングアップ&チェックイン
- システム思考ミニレクチャー
  (氷山モデル:見えている「出来事」の下には何がある?)
- 【体感ワーク】3段階の対話で構造を探る
  ・対話1:「何が起きている?」(表層の出来事)
  ・対話2:「なぜそうなる?」(行動の背景)
  ・対話3:「どんな構造がありそう?」(見えない仕組みの類推)
- 各自のまとめ&気づきの共有

参加者コメント

アンケート結果以下にまとめ

満足度 1;1名 2;2名 3;5名      ※ 4は非常に満足
普通でした。
システム思考の考え方の1歩が分かった
システム思考の入門で実際の現場での事象を使ったので混乱した何を指示されているのかわからない場面が複数あったから。
システム思考について、自分でも学ぶことが必要と分かった
初心者には難しかったです

活用度 1;1名 2;3名 3;3名 3;1名  ※ 4は非常に満足
全体の構造化から、「で、どうするの?」までがセットのような気・・・
氷山モデルを使って様々なことを考えることができると思うから。
勉強してみたいという思いは沸いてきました
自分自身と対話して、自分の課題に対する因果ループ図をつくってみようと思います

分かりにくかったこと
特にありませんでした。
活動と活動のつながり、それから参加者のコメントにより専門的な内容が入っていたので、そういった語彙のフォローがあるとありがたいと思います。
ワークで何を話せば良いのかが分かりにくかったです。人事部の立場で話して、人事部はこう考えていました、というループ図だったらループ図への理解が違ったのかなと思います。
ループ図が急に提案者になったので、何故ここで提案者の思考が突然出てくるのだろう、今の話し合いは何だったの?と感じて躓いてしまいました。
初心者向けにとっつきやすい個所から定例会を組み立てていただいたと理解していますが、本来は○○な使い方をするのですが、今日は▽▽でやってみようと思います、のような説明が先にあると、更にわかりやすかったと思います。グループ1は戸惑いが色濃く出ていたように感じました。
システム思考が不勉強で、問いかけの意図を理解できず、何を答えてよいのかがよくわからないところがありました<(_ _)>

今後同様なシステム思考の定例会に参加したいですか?
YES  5/8(8名中5名)

今後の希望テーマ
オンラインでお願いします。
フレームワーク
システム思考自身が不勉強なので、不明です

その他のコメント
しげさん、ありがとうございました。
企画ありがとうございました。地域跨いで勉強会をやられていることに感銘を受けました。これからも頑張って下さい。
ありがとうございました。
平日の夜に開催頂きありがとうございました。しかも2時間という短い時間でしたので大変だったかと思います。機会を提供頂いたことに感謝です!
立場や目的などの違いによって、因果のとらえ方が異なるということですね。事例として、とても興味深かったです。
参加させていただき、ありがとうございました
ワークショップづくり、資料作成、お疲れ様でした、ありがとうございました

参考 チャットCOPY(このワークへの参加者の最終コメント)
ステークホルダーが全員でループ図を書いて初めて、気づきにつながるものだと思い知らされました。良い機会をありがとうございました。
私の気づく力が不足していることに
ありがとうございました。思考のプロセス(なぜこの考えに至ったか?)を示すと理解につながるけれど、とても難しい営みだなと感じました。
忙しい部下にSBIモデルを書かせることがモチベーション低下になるとの理由で提案を却下されたということでしたが、本当にそうかなあと思っています。
一度、ループ図を自分で書いてみて「!」な体験をしてみたいです。ありがとうございました。
因果ループ図を作る前の関係性・情報共有が重要。
そもそも、システム思考は手段なんだと思いました。
因果ループ図は不完全でいいそれで単なる対話の道具それ以上でもそれ以下でもない
ツールとしてだけではなく、ひとりひとりの内なるループを表出するための関係性を築きたい〜ーー
今日はありがとうございました。システム思考はお初で、ぼんやりとは、なんとなくは姿が見えた気になったのですが、具体的レベルに落とすとその難しさを実感しました。因果ループ図はある、使うより関係者でつくる・検討することの意義を感じました。感謝です。

ファシリテーターふりかえり

 

良かった点

  • ループ図が対話の道具である、ループ図を自分で書いて提示するのではなく書いてもらわなければならないという気づきが参加者から出ていた(狙い通り)
  • 時間通りに終わった。開始時間の遅れを取り戻せた。
  • 参加者全員からチャットチェックアウトのコメントをいただいた。
  • 今回のループ図例にはなかった時間的な遅れに関する気づきが語られていた。
  • 3グループを2グループに柔軟に変更

改善点

  • ワークショップの対話時間設定は問いかけ1の前提説明、ワークの進め方説明に時間をかけるべきだった。
  • 耳だけ参加者は想定外だった。なんの発言もチャットもなく(この人誰?という)気持ち悪さがあった。最初からお断りしておけば良かった。

担当者ふりかえり

しげ(元田 繁喜)

参加者の多くのテクニカルな問題や課題が、指摘されました。自らの反省点を含め勉強会の仲間と共に改善したいと思います。特に対話がスムーズに展開する為の可視化・可聴化の整備が不可欠と考えます。ベテラン参加者からも好意的な反応もあり、今後も勉強会内のInputだけでない積極的なOutputとしての継続的にFAJ定例会の企画・実施したい思います。


Kay北野 豊
良かった点
- 参加者から具体的な問いが出てきたこと(例:「ループ図に起点はあるか?」「ループ図の分岐の条件はあるか?」)
→短時間でも「考える場」として機能していた。
- 因果関係の捉え方が立場によって異なることを体感できたのではないか。
→因果の捉え方が立場によって異なることを事例として共有でき、システム思考の本質に触れる場面があった。

改善点
・期待とのずれ→知識を得たい人、因果ループ図をツールとして活用したい人、色々な参加者がいた。
・応募の段階でもう少し意図を明確にして絞る必要を感じた。
・導入の説明不足
システム思考全体を説明するのは難しいので、今回は、こういう意図でやります!(の後具体的な内容・・・)と言う狙いの説明があればよかった。
・指示やワークのねらいが具体的に伝わらなかった
・「何を話せばよいのか分からない」「急に提案者の視点になったのが戸惑い」という声から、ワークのねらいをもう少しつめる必要があった。


トム(山崎努)
・ループ図は、一人でなく、参加者が一緒に共同で作ることに意味があることに気付いた。
・参加者の議論についていくことが難しかった。
・問い3「因果ループ図を使って話し合う場合と、そうでない場合の違いは何だと思いますか?」の主語を、「ブレイクアウトルームの私たち」でなく、「人事部とニワットさん」に置き換えていたように思えた。


いとやん(糸谷康宏)
・システム思考について、参加者がどの程度理解してくれているのか、対話の中で把握できなかった。参加者がどの程度知識を有しているのか、事前に確認できているとよかった。
・事例に関する専門家もいて、意見が幅広く出て驚いたが、どのように収束していくのか悩んだ。
・残念ながら、自分のシステム思考に関する自信のなさが現れていた。
・与えられた因果ループ図をもとに対話ができるということは納得していただけたと思う。