第124回:2014年7月10日 「ビール・ゲーム」を体験しよう九州支部

2014年7月度定例会レポート

日時

2014年7月5日(土)13:00〜17:45

会場

クローバープラザ セミナールームAB

テーマ名

「ビール・ゲーム」を体験しよう

ファシリテーター

池田治彦

1名

企画・運営

福冨 瑛士、柞木 寛之

2名

参加者数(会員)

24名

一般・見学者数

2名

報告作成者

寺崎 正信

報告日

2014年10月6日

テーマ詳細

【概要】

『ビール・ゲーム』を通じて、目先の『自分さえよければ』といった部分最適な意思決定が、システム全体の効率を悪化させ、ひいてはその影響を受け自らの効率も悪化させてしまう。世の中はそんなジレンマに満ちた事例が沢山あります。『ビール・ゲーム』を通じて、そのシステムの中に自身が関わっている事に気付く事が出来るのか?「当たり前」から生まれるコミュニケーションの取り方や思い込みに気付き、どの様に合意していけばよいのかを探ってみましょう。

【プログラム】

 

13:10-13:25
ビール・ゲームの解説(ルール説明)
13:25-15:00
ビール・ゲーム
15:20-15:30
休憩
15:30-16:30
解説+パターングラフ作成
16:30-16:40
休憩
16:40-17:30
ワールドカフェ
17:30-18:00
振り返り

 

【参加者の振り返り】

  • なぜ、各プレーヤーの発注数がバラバラになって行くのかが分からなかった。
  • 各プレーヤーが手を打たなくてはならないと感じたが、どうしたら良いか分からなかった。また他メンバーに積極的に関与しようとしたが上手く行かなかった。
  • なぜ、注文数が増えても生産数が増えないのか、他プレーヤーの意思決定プロセスが分からない。周囲が思うように動かないため焦りやじれったさを覚えた。
  • 会社で似たような事があり、気が付いたら手遅れだったというケースもあった。
  • 会社の場合は自由には動けない、こういう時はどうすれば良いのか分からない。
  • 他プレーヤーや他のチームの状況が目に入り、自らの意思決定が周囲の影響を受けている事が良く分かった。
  • コミュニケーションを取れない事で、コミュニケーションの大切さが分かった。

【話題提供者から】

  • プログラムの改善点が見つかりました。(ビジネスパーソンとそうでない方の導入時の説明方法、振り返りの工夫等)
  • 今回のゲームの内容よりも、これを受けて結局自分はどうするのか?という問いに行きついて、現実世界をどう生きるかという事がポイントです。
  • 何千人プレーしても同じような現象に陥る事が分かります。例えば社会において担当者が変わっても成果が出せない状況がある場合は、コミュニケーションの方法を変える等ルールを変えないといけません、何をすれば目的を達成できるかから考えてみましょう。