日時 |
2014年9月6日(土)13:00〜17:00 |
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会場 |
深見ビル A会議室 |
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テーマ名 |
「福引き de 楽しく学ぼうファシリテーション 〜アイデアをドンドン出し合ってキチンと整理してスッキリ合意、の巻」 |
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企画・進行 |
元「ファシリテーションかるた」プロジェクトチーム有志
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4名 |
参加者数(会員) |
10名 |
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一般・見学者数 |
1名 |
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報告作成者 |
小長光 信 |
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報告日 |
2015年4月8日 |
「初心者もベテランも一緒に楽しくファシリテーションを学べるワーク」を作ろうと2011年6月からミーティングを重ねてきた「ファシリテーションかるた」チームが、二度目となる定例会話題提供を行いました。
今回は「かるた」ではなく「福引き」です。
話し合いに使う道具や手法をクジでゲットして、各チーム別々のやりかたで下記の設問に取り組んでもらい、後でそれぞれの話し合いの経緯を発表し合いました。
<設問>
参加者は同じ職場に勤務している設定。
その職場でインターンとして働いていた外国人青年のサミーが、所定の期間を終えてもうすぐ帰国します。
職員一同から彼へ何か贈りものをしようという話になっています。
何を贈ると良いか、話し合って合意に達してください。
会社の様子(業務内容・雰囲気)や青年の人物像(人柄、出身国、家族構成、嗜好、勤務態度など)については、当日に受付で配布した資料(A4の紙1枚)を参考とする。
<ワークのねらい>
初心者向け
「話し合いの基本的な流れを体験し、理解する」
「話し合いに様々な方法があることを知る」
経験者向け
「指定された(くじで当たった)方法が普段の自分のやり方と違う場合もあるが、トライして視野を広げる」
「異なる手法や道具を各チームが並行して使い、後で互いの経緯を比較することで、新たな知見を得る」
なお、ファシリテーションに初めて触れる方も抵抗感なく課題に取り組めるように、
「話し合いの手法を図と言葉で解りやすく説明したカードで手順を確認しつつワークを進めてもらう」
「意図開きに入るまでは、進行役もベテラン会員も『入門者が耳慣れない言葉』を極力使わないようにする」
等の配慮をしました。
企画チームから、「サミーへの贈りもの」を決めるプロセスを通して、話し合いの基本的な流れ「共有→発散→収束→合意」を体験してもらったことを説明。
意見を紙やホワイトボードに書くことで話し合いを「可視化」したり、出た意見を整理して「構造化」が行われた効果も解説。
2014年9月23日に、企画チームのふりかえりミーティングを開催しました。
「良かったところ」「残念だったところ、うまくいかなかったところ」を出しあった後、今後取り組みたい課題を話し合いました。
主な課題は、
「ベテラン会員は物足りなさも感じたようなので、設問のバリエーションを増やしてハードルの高さを調節できるようにしよう」
「変化球的な珍しい手法を用意したり、道具の使用法に縛りを設けたりすることも検討しよう」
「振り返りのやり方を工夫して、各チームの話し合いのプロセスを更にしっかり比較できるようにしよう」など。
今後もプログラムのブラッシュアップを図ります。