第155回:2017年3月4日 チームパフォーマンスモデルから学ぶ、成果が出るチームの作り方・育て方九州支部

2017年3月 定例会レポート

日時

2017年3月4日(土)13:00〜17:00

会場

福岡市健康づくりサポートセンターあいれふ 実習室

テーマ名

チームパフォーマンスモデルから学ぶ、成果が出るチームの作り方・育て方

ファシリテーター

平山 猛(FAJ会員)

1名

参加者数(会員)

14名

参加者数(一般)

3名

報告作成者

寺崎 正信

報告日

2017年4月25日

テーマ詳細

【プログラム概要】

①イントロダクション
②アイスブレイク(ペアワーク)
③ワークシートによる個人作業(残念なチームの体験)
④グループワークその1(残念なチームの体験についての共有)
⑤グループワークその2(あらかじめ配られたカードから、上記事例に当てはまる2枚を選ぶ)
⑥グループワークその3(選んだカードに書いてある言葉と選んだ理由の共有)
⑦座学(チームパフォーマンスモデルとは)
⑧ワークシートによる個人作業(チームパフォーマンスモデルを使ったチームの分析)
⑨グループワークその4(チーム分析の共有)
⑩発表(質疑応答含む)

【参加者コメント】

チームパフォーマンスモデルの概要が良く分かりました。組織文化というプラットフォームにチームが弾むという概念が面白いと感じました。また、チームパフォーマンスモデルを表した図が非常に工夫されていて、プラットフォームに弾んだチームの影やスピード、また変化の軌道が矢印で示されているがそれらが秀逸で、納得度は高かった反面、図だけでは理解することが難しく、ワークショップや講義を受ける必要性がありそうです。
ワークシートのテーマや、日本語への翻訳にはまだまだ工夫の余地があるようで、その工夫次第ではプログラムの理解がさらに深まると感じました。また、プログラムを導入した際の参加者のサーベイ自体が英語でることも、日本の組織やチームに導入していく際のハードルとしてあるようにも感じます。

【ファシリテーターふりかえり】

チームの課題に一番近いカードを選ぶワークで、50枚のカードから2枚のカードを選択してもらったが、さすがに50枚すべてに目を通すのは難しかったようだ。フィードバックでも参加者から同様の意見をもらったので、半分の25枚(ショートバージョン)の中から1枚を選択してもらうようプログラムを変更する予定。また、ワークに動きが少なく、研修チックになってしまったこともフードバックで面白みに欠けたという感想に繋がったようなので、前半で選択したカードのステージ(TPMの7つのステージ)ごとにグループを作り、それぞれのステージでの課題を深掘りしていくワークにプログラムを変更する予定。
様々なフィードバックを頂くことで、次回以降のプログラムの改善点がよくわかりました。参加した皆さま、どうもありがとうございました。

【担当者ふりかえり】

今回はコンテンツを学ぶというよりプログラムの紹介といったニュアンスが強かった。コンテンツ事態が初めての試みでありまだまだ改善の余地があり可能性を感じる事が出来た。プログラムの理解が進む中で具体的な事例などがあると理解度はさらに上がったと感じるために、事前に打ち合わせなどがもっと出来ると良かった。