2020年10月3日(土)13:00〜17:00
zoom(オンライン開催)
はじめての6ハット 〜帽子を変えて、会議を変えよう!〜
【ファシリテーター】小長光 信(FAJ会員)
【企画チーム】井口 和久、河崎 寛孝、櫻木 正彦、杉田 恵子、鈴 りちえ、竹内 清臣、長橋 良智、水江 泰資、森田 紀美、吉田 正樹(全員FAJ会員)
【テクニカルサポーター】箱崎 博信(FAJ会員)
24名
1名
小長光 信
2021年1月28日
関西支部7月定例会をきっかけに全国からFAJ会員が参画して活動し始めた「6ハット FAJ定例会企画チーム」による、全国で2回目の定例会でした。
チームは「6つの帽子思考法」を習得するための3段階のプログラム実施を予定していています。この「はじめての6ハット」は、最初のステップとして「会議の参加者として体験する」ことを目的にデザインしたワークショプです。
今回は、「会議の実践例を動画で観てもらう」「振り返りにも帽子を活用する」「企画チームのzoomミーティングで、テーブル・ファシリテーターの練習会を行う」などの工夫を施して、関西支部で実施した1回目のプログラムをブラッシュアップしました。
・アイスブレイク(じゃんけんアンケート)
・レクチャー(6ハットとは)
・VTR鑑賞(6ハットを活用した会議の実践例)
・VTRの解説(並行思考の効果、6ハットのNG行為)
・グループワーク1:自己紹介、VTRの感想シェア
・グループワーク2:メインワーク(6ハットで話し合い。青→赤→白→黄→黒→緑→青)
・グループワーク3:振り返り1(何が起きた?赤→白)
・グループワーク4:振り返り2(メンバーチェンジ。帽子の影響は?黄→黒、どう使いたい?緑)
・クロージング(活用法いろいろ、続編の予告)
・思考、時間などシンプルに会議を進めることができることを実感しました。
・ファシリテーションを知らない人でも効率的な会議ができそう。
・自分の思考の癖に気づけた。混乱したミーティングでファシリテーションに使える。
・考えを整理する手法として勉強になりました。
・まずは、ひとり6ハットからチャレンジしてみます。
・体験会としては満足できるものだったが、もう一歩踏み込んだ使い方を知りたいと思った。
・最初の説明の時間が少し長い気がした。
・VTRは、活用の仕方がよくイメージできた。
実践例の動画を製作したり、企画チーム内で練習会を重ねたりしたことで、前回(関西支部7月定例会)よりもグループワークがスムーズに進んだように感じました。
さらにプログラムを磨いて、F A J会員の皆さんのファシリテーション・スキルおよびマインドの向上に「6つの帽子思考法」を役立ててもらえるよう、今後も各地でこのテーマの定例会を実施できればと思います。
「はじめての6ハット」は3段階あるうちの最初のステップです。この手法に興味を持った方は、6ハット会議のファシリテーターにチャレンジする第2ステップにも、ぜひ参加していただきたいです。
コロナ禍のため、今回もオンラインでの開催となりました。ブレイクアウト(班分け)の準備時間を確保するために、1回目のグループワークを始めるタイミングを遅く設定していたのですが、実際には想定よりだいぶ早く作業が終わり、結果的に序盤が重たすぎる時間配分になってしまいました。技術的な面も含め、より柔軟に対応できるようにしたいと思っています。