第199回: 2021年2月6日 (土) 九州支部2月定例会 『オンラインファシリテーターのための声のレッスン ~心に届く話し方~』九州支部

2021年2月 定例会レポート

日時

2021年2月6日(土)13:00~17:00

会場

オンライン

テーマ

オンラインファシリテーターのための声のレッスン ~心に届く話し方~

ファシリテーター、企画チーム

【ファシリテーター】鮫島宗哉(FAJ会員)

【企画チーム】鮫島宗哉、加留部貴行、藤井剛志、鈴木智惠子、牧田一秀、長尾郁子、井上真一、荒武勢津子 (全員FAJ会員)

参加者数(会員)

16名

参加者数(一般)

2名

報告作成者

藤井剛志

報告日

2021年3月8日

テーマ詳細

プログラム概要

<プログラム>

① オリエン&自己紹介
  時間:13:00~13:23(23分)
 ・全体で、自己紹介:なまえ/どこから/今の気持ち

② 第一部 「ハードとしての声」(PCのソフトのように)
  時間:13:23~14:35(72分)
 ・BORで、自己紹介:なまえ・ニックネーム/好きなこと/コロナと言えば/今日何を得たいか
 ・「良い声とは?」「呼吸法」 「あいうえお」「「お綾や」「外郎売」「話すときの態度」

③ 休憩
  時間:14:35~14:50(15分)

④ 第二部 「ソフトしての話の中身」(PCのソフトのように)
  時間:14:50~16:30(100分)
  ・BORで、15秒トーク。ポイントとフレームを聴いた後、再度BORで、15秒トーク
  ・フレーム紹介、5W1H、PREP法、起承転結法
  ・「90秒スピーチ」、お題は「私の好きなこと」
   1)一人で各人A4用紙に書出す 2)二人ペアでBORで話し合う 3)一人で90秒に纏める
   4)四人BORで発表会 5)全体で発表会

⑤ まとめ&振り返り
  時間 16:30~17:00(30分)
 ・全体で、3項目で振り返り(事実/気づき/これから)
 ・最後全員唱和。「お綾や親にお謝り、お綾やお湯屋に行くと、八百屋にお言い」

参加者コメント

・声の出し方、組み立て方。
・習慣づけ。ストレッチ。事実・気持ち・期待。
・ビフォー・アフター。話題ある。アウトプットする習慣。
・組み立て。伝わる。組み立てを意識。
・ハード。ソフト。要領よく短い時間で。
・手を挙げられなかった。積極的に実践。
・勇気。習うよりも慣れろ。
・90秒やった。1分2分。場数。馬鹿S。組み立て。
・練習沢山。15秒。ダッシュ。息切れ。習慣づける。
・学び多い。良い声真ん中。好きなこと中心。声はひとなり。
・質問沢山できた。15秒。100本ノック。90秒。何を言おうとこねくり回している自分に気づき。
・朝礼悩み。馬鹿S。好きなこと。
・出来そうになった。朝礼で実践。
・喋り方。声の高さ。高め。低めに。渋い声。
・感覚的。コツを意識。曖昧を辞めて。心を込めて。
・知識と型。練習。15秒は濃い。ほほが筋肉痛。馬鹿になろう。
・自分の声を意識していなかった。声で印象。伝えたいことも変わってくる。滑舌から。

ファシリテーターふりかえり

参加者20名定員として、ZOOMでの最適人数で実施できたことが何よりだった。
リアルでは何回も実施しているプログラムであったが、ZOOM進行に併せての資料作成や、オペレーションを、企画チームスタッフの素晴らしいサポートを得て、最後まで破綻なく終了できたことに感謝。
説明の後に、参加者どうしでのワークを実施し、理論を実感するワークショップ型をメインで進行したが、特にBORの使い方で、4人組、2人組での実施にあたり、オペレーションをきちんとサポートいただいたことが功を奏した。
テキスト配布はせず、画面共有だけで説明していったが、実施後のアンケートを見ると、参加者の皆様が各人でメモを取られポイントをしっかり押さえてワークに参加下さっていたことが分かり、話題提供者としては、安堵した。
アンケートで、「九州支部の定例会は参加した後に心が満たされるような気持ちになります」とあったことが一番嬉しい感想。

担当者ふりかえり

・(事実)プレゼン情報共有を初めて担当。(気づき)参加者とは異なる操作画面、操作の反映にかかる時間差を体験し、改めて自分でやらないと理解できないことがわかった。(これから)学んだことを次の3月定例会に活かしたい。(つよし)

・当日は特に表に出ることなく見守り役。参加者のみなさんが徐々に「いい声」になっていく姿が印象的でした。(加留部)

・最初、参加者から緊張感が伝わっていたが、徐々にリラックスしていく様子が手に取るようにわかった。ファシリテーター鮫島さんの場の空気作りの効果が大きいと思う。
・事前に確認したパワポの情報量が多く、消化できるか心配していましたが、参加者自身でその中から必要なものを選択し実践していたと感じられました。必要な情報だけ提供し、反復する方が効果的だと思っていましたが、人それぞれですから参考になりました。
・私はスタッフだったのでBORでは率先し進行役に徹したことで円滑に進められたと自負しています。BORワークでは事前に各役割の選択方法やワークの進め方など、具体的にかつ半ば強制的に行うよう案内しても良いのではと感じています。
 (例:誕生日順にスピーチして、その前の人がタイムキーパー役、最低3周しましょう......等) 以上(まっきー)

・テクニカルとして裏方で参加。当日の参加者の機器トラブルもなく、スムーズにサポートできた。ブレイクアウトルームの設定なども、回数を重ねるなかで余裕をもって操作できるようになってきた。
・個人的には、BORのグループ分けについてのノウハウを持ち合わせていないため、ワークに応じた対話の場づくりの工夫を今後も模索したいと思う。
・準備の段階では、鮫島さんの対面(リアル)でのプログラムをオンライン版に改良・検討するプロセスに、企画チームの一員として参加させていただいたことが大変参考になった。また、複数の参加者が同時に発声した場合のオンラインの制約なども体験のなかで実感することができた。(いのっち)

・スタッフとして参加しました。リアルの研修をオンライン化する際に必要なことを再確認でき、とても参考になりました。初めてオンライン研修をされるへの情報提供が不足し、イメージがわきにくかったように思います。今後伝え方を改善していきたいと思います。(ちこ)

・リアルからオンラインへのプログラム作成に参加出来て、オンラインならではのことを確認することができた。ただただ運営する側の体験ができてよかったと感じた。(なっちゃん)

・準備段階までの参加だったが、PPTの見せ方として、アニメーションを全て外すことになった。オンラインでは少しフワッとした動きになるとの指摘に、案外こうしたことまでは計算できていないようだ。Fとしてのプレゼンアップのヒントがあった。(あら)