●2006年4月定例会議事録
■日 時:4月1日(土)13:00〜17:30
■会 場:オクターブビル5F会議室
■テーマ:「ファシリテーションのキーワード体系」〜それぞれのロードマップづくり〜
■担当ファシリテーター:伊東和幸,田坂逸郎
■参加者:24名
□定例会の流れ(アジェンダ)
・目的:ファシリテーションの体系的理解の第1歩〜重要成功要因の抽出
・求める成果:自らの「ありたい姿」を実現するために,ファシリテーションをどう活かすかを各自が認識し,必要とされるポイントをみつける
・進行:
13:00〜13:10:1.活用事例報告(担当:田坂)
13:10〜13:20:2.チーム分け(担当:田坂)
13:20〜13:30:3.ブレーンストーミング(担当:田坂)
13:30〜14:30:4.グループワーク(1)(担当:伊東)
・10年後,ファシリテーションを活用して,あなたが成功している
特集記事の小見出しと内容を作成する。(ありたい姿の抽出)
(媒体は新聞,ミニコミ誌などを想定)
?小見出しを考える(個人ワーク) :10分
?小見出しをシェアする(グループワーク) :15分
?小見出しの内容検討(必要な要件抽出)
・背景にある意図や思いについてディスカッションをして,
ありたい状況(場やスキル等)を絞り込む。(グループワーク) :20分
?全体発表 :15分
14:30〜14:40:休憩
14:40〜15:40:5.グループワーク(2)
・ファシリテーションを活用したいと思う「困っている現状」を出し合う ?困っている現状をポストイットに書き出す(個人ワーク) :10分
?困っている現状をシェアする(グループワーク) :15分
?困っている現状の内容検討(グループワーク) :20分
?全体発表
15:40〜15:50:休憩
15:50〜16:50:6.グループワーク(3)
・グループワーク(1)(2)を踏まえて,「ありたい姿」実現のために, 活かしたいファシリテーションの重要成功要因(KFS)を抽出する
?何が充足されたらうまくいくと思うかをポストイットに書き出す(個人ワーク):10分
?うまくいくための要件をシェアする(グループワーク) :15分
?うまくいくための重要成功要因の内容検討(グループワーク):20分 ?全体発表 :15分
16:50〜17:30:7.振り返り(検討結果からFを活かしたい状況と重要成功要因が見える?)
【担当者の感想】伊 東 ・今回が,ファシリテーターデビューでした。3月の「2006年度九州支部定例会ネタだしワークショップ」を受けて,"そもそもファシリテーションを使って,自分たちは「どうしたいのか」を考えることが,2006年度の冒頭に必要じゃないかという思いでトライしてみました。 ・ファシリテーションを使って実現したい「ありたい姿」と「困っている現状」とのギャップを考えて,重要成功要因(KSF)を見つけ出す。その作業をやってみました。 ・結果は?・・・
・参加者が「見えている問題」を議論して,「見えていない問題」に気づく。「ありたい姿」に行くための重要成功要因(KSF)を見つけること,そのものがファシリテーションなのかも知れないと思われました。その過程を通じてこそ「学習する組織」ができるのではないでしょうか。