2017年5月13日(土)13:00~17:00
リファレンス大博多ビル セミナールーム1203
「ファシリテーション実践に必要なものは?」~実践できる力のつけ方~
野口 和裕(FAJ会員)
8名
0名
中村浩志
2017年6月19日
●プログラム(休憩有り)
1・アイスブレイク、自己紹介
2・実践プロジェクトの紹介
3・話題マップ図の紹介と記入
4・意見交換、話し合い
5・全体振り返り、感想
●プログラム内容の概略
1.最初に野口さんからの自己紹介とファシリテーションの活動など伺い、
アイスブレイクの自己紹介「最近はじめたこと」で緊張をほぐしつつ、
また、参加皆様それぞれのファシリテーションへの認識などをシェアする。
2.野口さんの実践プロジェクトなどを伺う。
3.野口さんの提唱される「話題マップ図」説明を伺い、記入を行う。
できた話題マップ図を使い、グループ内でそれぞれの体験などを発表しあい、
お互いのフィードバックを行う。
4.大判の模造紙とポストイットを使い、「話題マ?図」について、
また「ファシリテーション」についての話し合いなどをグループでテーマを決めて行
い、
全体でもシェアしあう。
5.振り返りとして、今日の感想などをお一人ずつ述べる。
4人ずつの2グループで、和気あいあいとした雰囲気を感じました。
お互いの体験や考えの発表などを通じて、より良い「コミュニケーションの場」
が形成されたように思いました。
またファシリテーションを妨げる要因なども話し合われました。
野口さんからはファシリテーションの実践力を高めるツールとしての「話題マップ図」
のご提唱でしたが、皆様からは「使いにくい」「分かりずらい」「モやっとする」
「タイトルを変えた方がいい」「改善の余地がある」といったような率直な意見が
出されました。
野口さんもそれを受け「改善してより良いものを作っていきたい」との御考えでした。
全体として、自由闊達に意見を延べられる学びの場になったように思いました。
今回使ったフレーム(話題マップ)は、関西支部の定例会で実施し、そこでの意見で
改善した内容で臨みましたが、まだわかりにくいという意見を多数頂戴しました。
ただ、同時に具体的な改善案の意見も多数いただき、次なるステップが見えてきました。
参加してくださった方が率直な意見を言ってくれたことで、調査・研究という本来の
定例会の目的に沿った内容になったのではないかと思うとよかったと思いますが、
もう少し自分自信でも事前に改善できたのではと反省もしました。