第170回: 2018年6月9日 (土) 九州支部6月定例会 『ワークショップを作ってみよう 〜プログラムデザイン方程式〜』九州支部

2018年6月 定例会レポート

日時

2018年6月9日(土)13:00~17:00

会場

久留米大学 福岡サテライト

テーマ

ワークショップを作ってみよう 〜プログラムデザイン方程式〜

ファシリテーター

向山 聡(FAJ会員)

参加者数(会員)

26名

参加者数(一般)

5名

報告作成者

向山聡、小長光信、河野梢子

報告日

2018年6月20日

テーマ詳細

プログラム概要

「実践プロジェクト」で作り上げた「プログラムデザインを作れるパターン・トレーニング」ワークショップのリニューアル版を実施しました。

「まずは、早く(30分程度で)仮プログラムを作る」ことを重要と考え、そのために「入手する情報を整理するシート」「目標を2段階に設定するコツ」「メインアクティビティの一覧表」「全体プログラムモデルの代表的なパターン」を提供しました。

構成は、理解度向上のために2段階にしました。

第1ワークでは、あらかじめ用意した設定に基づいて各自でプログラム案を作ってもらい、グループ内で発表し合いました。

第2ワークでは、「自分がやりたいと思っているワークショップ」に関する情報をシートに書き出し、ジャンルが似通っている人が集まってチームを組み、協力してプログラムを作りました。できあがったプログラムは、展覧会方式で発表し、他チームの人からアドバイスを貰いました。


13:00 本日のオリエンテーション
13:05 ワークショップ企画経験が偏らないようにグループ編成、グループ内で自己紹介、ファシリテーターから概要説明
13:30 第1ワーク:共通の設定に基づいて各自がプログラム案を作成
14:10 案をグループ内で発表・共有
14:30 休憩
14:40 ミニレクチャ(第一ワークのモデル回答・解説)
14:50 第2ワーク:「各自のやりたいワークショップ」の情報書き出し、チーム結成
15:20 チームでプログラム作り
16:10 グループ発表、アドバイス提供
16:30 補足レクチャ(プログラム案のブラッシュアップのための注意事項等)
16:40 振り返り
16:50 終了、撤収開始

参加者コメント

・体系付けてやってみると、いろいろ発見があった。
・目標設定をMUST/WANTで分けることが印象に残った。
・ワークショップのたたき台はスピード感を持って作成することが必要。
・アクティビティの種類を知ることができてよかった。
・「プログラムデザイン方程式」はとても便利。使ってみたいです。
・実際に考えていた職場研修をワークショップ形式でやってみたい。

ファシリテーターふりかえり

実施者側としては、刷新したプログラムがスムーズに進むことが確認でき、安心をしました。企画背景の「FAJ会員が成長するための壁破り」のプログラムとして、有効性が確認できたと感じています。 参考資料の説明などにあと15分あれば、さらに納得度を上げることができたように思えました。提供資料の字が小さくなって読みにくかったところは課題でした。

参加者の皆さんに真剣に取り組んで頂き、熱気のある定例会になったと思います。

担当者ふりかえり

ワークショップを実施or構想中の参加者が多く、「実践的だ」「すぐに活かせる」との声をたくさんいただきました。

今回学んだことを、それぞれの現場や今後の定例会でどんどん活用していただけると嬉しいです。