2022年12月3日 (土) 九州支部12月定例会 「九州支部×関西支部 共同企画 "ファジロック 〜ファシリテーションの制限を取り払え!何が生まれる? 24時間ファシリテーション駅伝〜"」九州支部

2022年12月 定例会レポート

日時

2022年12月3日(土)13:00〜12月4日(日)13:00

会場

オンライン

テーマ

九州支部×関西支部 共同企画
「"ファジロック 〜ファシリテーションの制限を取り払え!何が生まれる? 24時間ファシリテーション駅伝〜"」

ファシリテーター、企画チーム

九州支部、関西支部運営委員の有志

参加者数

ファシリテーター(チーム)〔15〕名+参加した会員〔174〕名+一般〔13〕名

報告作成者

よっし〜(吉村      浩)

報告日

2023年1月24日

テーマ詳細

プログラム概要

関西支部・九州支部合同定例会「ファジロック」
両支部有志で企画チーム「九関超」を結成。
オンラインで24時間ファシリテーション駅伝として、12月3日(土)13:00スタートし、12月4日(日)13:00まで、90分×16のセッションで構成。
各セッションのMFとテクニカルを、企画チームメンバーや全国の有志が担当。
参加者は、好きな時間に何回でも参加できる。
【ファジロックとは?】
オンラインの場は時空の限定解除だ!
    (時間や場所の制限を突破してるじゃないか)
→やったことのないことに挑戦しよう
   いままでの思い込み・当たり前からの解放
目的:参加の場の新しいあり方・手法を発見するぞ!   
   (場を作り、やってみることに価値がある)
【ルール】
①何かしら前のセッションの内容を引き継ぐ。
②Miroを全体の記録媒体とし、必ず内容の記録を残すこと。

参加者コメント

・ファシリテーションについて、ベテランも含めて皆さん色々な疑問を持っているんだなあと。そうした素朴な疑問を発した瞬間から対話が始まり、広がっていくのはとても興味深かった。
・一コマ90分で24時間やっているので、空いた時間に気軽に参加しやすかったです。ありがとうございます。
miroによって内容がつながっていくのが可視化されていくのも楽しいです。
対話の可能性や定義、OARRの大切さ、などあらためて深められました。
・久しぶりの参加でしたが、緩くてチャレンジングなところはFAJの九州・関西支部の共同企画らしいと思いました。(笑) ※元FAJ会員(九州・関西支部在席)
・FAJのつながりをさらに意識できそうです。こんな時間を持つことも大事だなと思いました。1回の定例会だけではもったいないですね。
・「対話」についての対話をしました。「対話が深まること」と「対話が広まること」の違いについて、考えるきっかけとなりました。

ファシリテーターふりかえり

(しげ)
ファイナルの第16セッションのMFで各セッションのテーマの変遷と参加人数を伝え、このイベントを通じた来年の抱負を挙げてもらい、その後少人数のBOR対話から、終了に持っていきました。その場の臨機応変な対応が求められる機会を得ることができました。
(水野)
深夜の会を担当。企画の一人として自由に即興性を楽しむ場を作ったにも関わらず、ファシリテーターとして無難にやってしまったことが反省。また、参加者の発言をもっときちんと受け止められるようになりたい。
そんな学びのある場でした。またチャレンジしたい。
(ハコ)
第5セッションを担当。前の流れをどのように引き継ぐか不安を感じながらスタートしました。抽象的な問いで始めましたが、参加者により日本人は対話が下手という話題に流れ、そこから次セッションのテーマにつながりました。参加者の言葉に他者が興味や意見を加えることで場の流れが変わることを体感できたように感じます。
(たいぞう)
第2セッション担当。90分の感覚が甘かったかな? 3問考えて結局1問という感じでした。また前セッションからの引き続きの方、セッション時間を間違えていた方の参加があり、あれ?&リアルの荒波でした(名簿の意味が・・・)。まあ仕切るよりは委ねる形に切り替えてよかったかも、そんな判断ができるようになったんだという感覚、関西支部の方に支えていただいた感覚が残りました。
R2はテキスト量の多くないセッションでしたが、「場」を動かすことに関心がある参加者たちだった(対立と話すが関わりそうな)ようです。

担当者ふりかえり

(かっきー)
途中から運営に巻き込まれる形で参加したが、関わってとてもよかったと感じている。まず、24時間オンライン対話駅伝なってやってる組織はないだろうし、それをやってのけた組織であるFAJってすごいと思う。ただ単にやっただけではなくて、随所に様々な工夫がされていて、そのさまざまなフェーズや役割で多様な学びがあった合同定例会であった。個人的には、テーマの引継ぎのところで、ファシリテータ―としての力(主に要約力)が問われる定例会構成となっていて、学びとなった。
(しげ)
最初から企画に参加し、迷ったときはワクワク楽しい方への指針は新鮮だった。バラバラのメンバーが、一つの目的に向かう活動にあたり非常に大切な価値感と考えます。全く異質な実験的な定例会の企画から実施までに参加できたことは大変有意義であり、このような破天荒な実験が今のFAJに必要だと思います。
(えぐち)
スタートとゴール以外に2つのセッションでテクニカルとして参加しました。学生時代にオールナイトでラジオを聞いていたような感覚で参加者も楽しかったのではないかと思いました。内容はラジオを聞いているだけではなく話し合いやMIROへの記入となかなか忙しいかったようですがFAJで初めての伝説の定例会になったと思います。
(ハコ)
2つの支部が合同で定例会を行ったことにFAJの活動として有意義と感じました。総勢17名ものメンバーが集まり互いに多くの仲間を得る機会になったと思います。全国組織であるFAJの活動の可能性を感じました!!!
(たいぞう)
・テクニカル担当として
1、14のテクニカル担当。14回のMFが急遽ますら〜さんに変更になりましたが、かえってMFの勉強になりました。MFは半分現在進行・半分予測遂行で、ブレイクアウトルームの指示のタイミングなどヒントをいただきました。また、「恋も二度目なら」でテクニカルの構えがよく実感できました(あっきーさんに感謝)。
・企画の一員として
実年齢を忘れて結局ほぼ全部参加してしまった・・・10時退社から10時以降チャット参加なども体験。「それ、私がやっときますから、皆さんは〜」が私にとってのFAJROCKのgroove感でした。実現できるかどうかの前に、やってみたら面白いと思えるかどうかがフィルターとして働いていて、それは私の感性に合う方でした。その中で、ファシるとは、整理整頓の一私案を(図解込みで)示す、という作業への落とし込みである、という仮説を得ました。あの出会いの日々は長生きの賜物。
(よっし~)
当日は、テクニカル担当として1コマに従事。
関西支部との語くりこから、それだけでは終わらないように、何かやろうからの始まり。
何回もあったミーティングの終盤で参加できなかったことがあり、十分貢献できませんでした。
ただ、同じFAJの拠点として、ほぼ同じようなプロセスで定例会を作っているのに、支部によって雰囲気が違うことを体験。
とにかく楽しもうという、関西支部メンバーの姿勢やテクニックに、九州支部メンバーが良い影響を受けたのは今後の財産になったと思います。
同時に九州支部運営でのチームビルディングや場づくりの課題も見えました。
また、九州支部の定例会は毎月1テーマ開催で、今回も数人のメンバーが従事していっぱいいっぱいでしたが、関西支部では、12月中他に4テーマで定例会を開催しているところにも圧倒されました。