2023年2月4日 (土) 九州支部2月定例会「人はもっと、つながり合える」 心理学を使ったラポール形成のコツ九州支部

2023年2月 定例会レポート

日時

2023年2月4日(土)13:00〜17:00

会場

あすみん(福岡市NPO・ボランティア交流センター)

テーマ

「人はもっと、つながり合える」 心理学を使ったラポール形成のコツ

ファシリテーター、企画チーム

【ファシリテーター】前田 卓也[FAJ会員]

参加者数

7名(うち会員6名、一般1名)

報告作成者

箱崎博信

報告日

2023年3月5日

テーマ詳細

プログラム概要

九州支部では3年ぶりのリアル開催の定例会でした。ラポールをテーマとし心理学の効果も交えながら相手や場へのかかわり方について考えました。
1.インストラクション:ラポールとは
2.グループワーク  :自己紹介(チェックイン)
3.インストラクション:主な心理学の効果
4.グループワーク  :心理学の効果をファシリテーションへの適用を考える
5.インストラクション:傾聴エクササイスについて
6.グループワーク  :4つのレベルの傾聴エクササイズを実践
7.グループワーク  :3人1組に分かれ感情や気持ちの入った話を傾聴する
8.グループワーク  :今日の気づき(チェックアウト)

参加者コメント

・定例会はオンラインでいいと思っていたが、実際に話を聴いてもらうと心地良い。
・心理学やファシリテーションのスキルとは、経験値で養われる暗黙知を伝えやすくするためのつーつなのかなと思った。
・数年前、会社の人事から言われた傾聴に違和感があったのですが、本日立体的に理解できました。
・1対1でのラポール形成に関するレクチャーとレッスンが中心だったと思いますが、ファシリテーションは異本的にグループなので、ちょっと活用し難いのではと思いました。
・エクササイズで相手と同じ動きをすることで、相手の考えが理解できるのではと感じました。

ファシリテーターふりかえり

 九州支部が3年ぶりにリアル定例会をやるという記念すべき日にMFをやることができ、大変光栄に思っています。そんな定例会にふさわしい内容となるよう、人と人とのつながりをテーマにしてみました。
 会議のファシリテーション術的なものよりも、人と人とが直接会って話をする楽しさを再認識していただくことを大事にしました。
内容は、テクニック面とマインド面という真反対のワークショップを行い、参加者の皆さんの右脳と左脳はフル回転していたのではないかと思います。
 時には、謎?のエクササイズも行いましたが、それにも臆することなく、参加の皆さんが大変熱心に取り組んでいらっしゃったのが印象的でした。ありがとうございました。

担当者ふりかえり

・九州支部では3年ぶりとなるリアル開催の定例会でした。リアル再開の1回目のテーマとして参加者同士の関係が近くなることを意図してテーマを決めていきました。具体的な内容はMFのまえたくにより構成をしていただきました。
 後半のワークでは傾聴という基本的なテーマを扱いました。そこでは、参加者は感情の入った話を通じて傾聴を体感しました。あえて「感情の入った話」とすることで、対話で相手と信頼を築くヒントがあったのではと感じました。
 自分の感情が相手の対応でどう変化するか、書籍では得ることのできない気づきがシンプルなワークに織り込まれていました。
 MFのまえたくに本当に感謝です。また、3年ぶりにリアル開催にご参加いただいた皆さんにも感謝です。ありがとうございました。

・今回プログラムは、MFにお任せだったが、ご自身のキャリアコンサルタント資格で培った知識を活かしたワークではなかったかと思いました。
 生の対話を楽しみ、途中エクササイズで体を動かすこともあり、対面式定例会でしか味わえない面白さを体感しました。
 3年ぶりの対面式開催であり、他の支部からMFを招くのも久しぶりの九州支部定例会にふさわしい企画でした。参加者、MFに感謝します。