2025年9月6日(土) 13:00〜17:30
Zoomオンライン
こもれびワークショップ オンライン版~オンラインでのうまくいかない話し合いをどうにかしたい人のためのファシリテーション超基礎講座~
かっきー(柿原 寿人)(FAJ会員)
計18名
会員 15名 (内企画チーム 3名)
非会員 3名
かっきー(柿原 寿人)
2025年10月25日
■目的
オンラインでの話し合いや学びの場づくりを、体験と対話を通して学ぶ。
特に、「オンライン特有の困りごと」に焦点を当てながら、チェックインや模擬会議を通じて"関係の質"と"場のデザイン"の重要性を体感する。
■全体構成
時間帯 セッション 概要
13:00〜13:30 Zoomオープン
13:30〜14:27 オープニング〜チェックイン・自己紹介・成功循環モデル・困りごとの共有
14:27〜14:37 休憩 各自リフレッシュ・グループ再編
14:37〜15:26 模擬会議①〜②(発散) ペアインタビューから始まり、「あるある」共有と原因の深掘り
15:26〜15:49 模擬会議③(解決策) ブレストによるアイデア出しと選定
15:49〜16:24 模擬会議④(合意形成・共有) 3つの使えそうな解決策を選び、理由とともに共有
16:24〜16:43 ふりかえり〜まとめ 気づき共有+「場づくり」「見える化」「プロセス」について整理
16:43〜16:58 チェックアウト&クロージング 感想共有・写真撮影・アンケート記入
16:58〜17:28 会議のお悩み対話 実務に即した自由対話・共有の時間
こもれびワークショップ参加者アンケートまとめ(オンライン版)
Q2.1の理由(満足度の理由)
・Fサポートが絶妙だった。
・しだいに考えが深まっていく感じが心地よかった。
・オンラインファシリを体験できてよかった。
・面白かった。
・Ftr.が場をホールドしていて安心を感じた。
・新しい気づきがあった。
・楽しく対話する中で、基本的な場づくりを学べた。
・画面切り替え時に声が途切れた(やや満足の理由)。
・丁寧に構成された進行だった。
・ベテラン講師への信頼感があり、安心して参加できた。
Q4.3の回答(今後活用できそうな理由・方法)
・ヒントをもらった。
・活用できるエッセンスがたくさんあった。
・オンラインファシリの技術・準備面を学びたい。
・関係性づくり、共有理解の大切さを再確認。
・ブレイクアウトで多様な人と話す工夫が参考になった。
・オンラインでの場づくりを具体的に活かしたい。
・ファシリテートの可能性を感じた。
・「やった方がいいことを、さりげなくやる」感覚を得た。
・自分でも「こもれびカフェ」的な場を開いてみたい。
Q5.参加して分かりにくかったこと
・特にないという回答が多い。
・付箋ツールが使いにくかった。
・「あるある→背景→解決策」のつながりが見えにくかった。
・進行手順がスライドやチャットに明示されると助かる。
・グーグルスライド操作に最初少し戸惑った。
・ブレイクアウト後の指示がわかりづらい瞬間があった。
・「耳だけ参加」「途中退出」ルールの検討を望む声も。
Q6.今後取り上げてほしいテーマ
・会議をシチュエーション別(世代・属性など)に分けたファシリテーション。
・楽しいファシリテーションの環境づくり。
・オンラインでの進行工夫・技術面。
・基本的なことを引き続き学びたい。
・合意形成に関するテーマ。
・自然の中での定例会や焚き火を囲んだ対話。
Q7.その他・登壇者へのメッセージ
・かっきーさん、ありがとうございました!
・丁寧にありがとうございました。
・期待通り、期待以上でした。
・安心して楽しく参加できた。
・企画メンバー同士のチーム感が伝わった。
・焚き火を囲んで語る会をぜひ実現してほしい。
・オンラインテーマはとても意義深い。
・また参加したい、楽しく温かい時間をありがとう。
◆話題提供者(かっきー)
まずは、満足度・活用意欲ともに高い評価(平均1.3)をいただいたので安堵しています。「安心できる場」「丁寧な設計」「関係の質を重視した進行」を
意識はしていましたが、そのあたりが評価された結果と捉えています。企画チームの振り返りでも、ーマへの関心が高い。
企画チーム(はるさん、しもさん、かっきー)のふり返り
Keep(やってよかったこと・今後も続けたいこと)
〇オンライン開催の利点を実感できた
物理的な距離を超えて、少人数・短時間で深い対話が可能だった。
福岡以外の地域からも気軽に参加できた。
〇オンラインに限らず「タイムライン設計の大切さ」を学べた。
定例会後の放課後タイムも好評だった。
オンラインでも"対話とあそび"を両立
〇対面に限らず、参加者同士で自由に語り合う雰囲気が生まれた。
「オンラインでもあそびの要素を取り入れられる」という実感が得られた。
Problem(改善した方がよいこと・次に向けた課題)
〇参加者の途中退席・無断欠席への対応
一部で中座があり、場の集中度が下がった。
〇運営チーム間の連携強化
BOR(ブレイクアウトルーム)内の質問へのフォロー体制が不十分だった。
Zoom操作・チャット連携・進行支援の役割分担をより明確にしたい。
通信トラブルや音声途切れがあり、事前案内で環境条件を明確にする必要がある。
Try(次に試したいこと・改善アクション)
BOR(ブレイクアウトルーム)の調整・実験
グループ構成や時間配分を変え、参加者同士の交流をさらに深めたい。
他ツールとの組み合わせや、アナログ的代替手法の検討。
例:Googleスライド・ホワイトボード・チャット運営の最適化。
参加姿勢への明文化~案内文に「互いの学びや成長を尊重するために、遅刻・途中退出はご遠慮ください」と記載。
メイン以外の進行役を増やし、分業体制でより安定した運営へ。