2025年10月4日 (土) 九州支部10月定例会 ファシリテーターの止まり木 ~「ここには仲間がいる」と感じられる学び合いの場~九州支部

2025年10月 定例会レポート

日時

2025年10月4日 (土) 13:30〜17:00

会場

SAWARAPIA(サワラピア)[旧:ももちパレス]・福岡県立ももち文化センター

テーマ

ファシリテーターの止まり木 ~「ここには仲間がいる」と感じられる学び合いの場~

ファシリテーター

村岡康裕(FAJ会員)

参加者数

会員          6名〕
一般 〔0名〕
企画チーム〔3名〕--- 会員
〔9名〕

報告作成者

村岡康裕

報告日

2025年10月25日

テーマ詳細

プログラム概要

1)趣旨説明、グラウンドルール、チェックイン
2)4人グループでファシリテーションに関する自身の経験をテーマにした対話を4ラウンド
3)深堀したいテーマについてマグネットテーブルで対話
4)ふりかえりと収穫の共有を兼ねたチェックアウト

参加者コメント

※アンケートより抜粋
【期待に対する満足度】新たな気付きがありました!/村岡さんの場作りが素敵でした/予期せずオープンダイアローグを体験することとなり、大変満足でした
【今後への活用】仕事で一生懸命聴くということ/今後の活動に活かせそう/改めての自身の決意の大切さに気づく/今回の体験から、手札を持ちつつも、解決しようとしない在り方を保ち、解決(解消)が自然と生まれてくるのを待つ感覚を実践していきたい
【わかりにくかったこと】形式がなれてなかったので戸惑った
【その他】大変良い経験ができました/丁寧に分かりやすく話して貰いありがとうございました!

ファシリテーターふりかえり

少人数でアットホームな雰囲気だったこともありますが、ファシリテーターの仲間としてのつながり感や信頼関係の醸成といった当初の狙いはおおむね達成できたのではないかと感じました。対話の中からの創発的な気づきが場に広がる体験を通じて、参加者のみなさんの気づきにつながったことで場全体のつながり感が生じていたようです。
ファシリテーションにおいて、課題解決に向けた合意を成果とする考え方だけではなく、背景や想いを共有することでみんなが肚落ちする解決策を共に探求しようとするあり方にも意識の幅が広がったことは、大きな成果だと思います。
事前の検討段階から、運営チームとして支えていただいた柿原さん、村田さんのお陰でとても良い場になったように感じています。ありがとうございました。


担当者ふりかえり

・初めてのオープンダイアローグ形式での対話に最初は戸惑っている参加者もいたが、体験後にはそれぞれが大きな気づきを得られたとの感想をいただけました。 
・マグネットテーブルでも参加者それぞれの体験からの言葉が重なり深い洞察を得ることができました。
・オープンダイアローグの手法が、対話のトレーニングに有効だということに確信が持てた。テーマを設定して話すのもよいし、お悩み相談としても機能する。対話文化を広げられる可能性を強く感じた。
・村岡さんがメインだということで参加された方もいらっしゃり、久しぶりにお会いできた会員の方との出会いもうれしいものだった。
・超基礎講座の「こもれびワークショップ」と、実践者のFBの場である「止まり木ワークショップ」は毎年2回ずつくらいは行いたく、また運営できるメンバーも増やしていきたいと考えている。これはFAJのエンジンモデルを機能させるものとして意義がある定例会であると考えている。