第91回:2011年10月1日 議員と住民との新しい対話の場をつくるステップ1・2・3九州支部

案内文より

議会とは本来議論をする場ですが、どうやら現状は違う様子。
質疑、応答、質疑、応答・・こんなことが永遠に続いていきます。

一体、議会の現場では何が起きているのか?
なんで議会はこんなことになっちゃったのか?
そんな話を話題提供者の市町村の議員さんに赤裸々に語ってもらいつつ、その一端を共有しましょう。

議員同士、或いは住民と議員が有益な対話をするには、ファシリテーションの導入が鍵になりそうです。
議員さんにはどんな対話のスキルが必要なのか、どんな場を設ければ有益なのかなどについて、参加者全員で考えてみましょう。

議員、或いは議会は社会を構成する1つの機能であり、私たちの生活と深く関わっています。
ぜひこの機会に、日頃はあまりお付き合いの無い議員の方々ともに未来づくりをしましょう!

開催日

平成23年10月1日(土)

会場

オクターブビル4階(福岡市博多区博多駅前4丁目13番8号)

ファシリテーター

山口覚さん、加留部貴行さん(いずれも会員)

企画担当

山口覚さん(会員)

話題提供者

佐賀県伊万里市議会議員
福岡県志免町議会議員
熊本県合志市議会議員
熊本県人吉市議会議員
元福岡市議会事務局
福岡県議会事務局

参加者数

28名

一般、見学者数

6名

プログラム内容

■議員さんの今を知る

13時30分〜 議員さんによるフィッシュボール
13時50分〜 アセッサーによるグループ討議+意見交換
14時10分〜 議員さんによるフィッシュボール2
14時30分〜 アセッサーによるグループ討議+意見交換

<休憩>

■ワールドカフェ

14時45分〜 
「これからの市民と議員の関係をよくするために、私たちに求められていることは何か」

<休憩>

16時10分〜振り返り
16時50分〜事務局連絡
17時00分 終了

振り返り

  • 議員や議会関係者と、市民との間には思った以上に感覚の違いがある。
  • 議員が声をかければ、文句を言おうと思っている人が来る。役所が声をかければ、何をしてくれるのだろうと思う人が来る。住民が呼べばその両方がない。
  • 行政職員として、議会と市民を繋げていく仕組みを考えていかなければならない。
  • 議員として、市民との関わり方を学ばなければならない。
  • 議員と市民は利害関係の上に成り立っている。その利害関係から開放して、安全な対話の場を創ることがファシリテーションを学ぶものとしての役割なのでは。