日常の中に、話し合いの機会、話し合いが必要な場面はたくさんあります。
地域での集まり、会社や組織内での会議、学校行事のMTG、、、など
でも参加してみると
・ただの情報共有になっていて、集まる意味のない会議
・議論がかみ合わず、平行線が続いてしまう会議
・なんとなく話が進んでいき、何も決まらず終わる会議
・言いたい事があっても言える雰囲気ではない会議
など、創造的な場とはほど遠く
モヤモヤした経験がある方も多いのではないでしょうか。
・活発な意見交換が行われる
・新たなアイデアが生まれる
・関わる人たちがイキイキとしている
そんな創造的な話し合いの場を生み出していくには、ファシリテーションスキルが大切になってきます。
今回はそんなファシリテーションスキルの中から「心理的安全性」について、取り上げて学んでいきたいと思います。
■心理的安全性について
心理的安全性とは「組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のこと」を表しています。
つまり、心理的安全性が高い組織やチームでは、自分の発言に対してどう思われるかを不安に感じることなく、安心してコミュニケーションが取ることができたり、相手にどう思われるかを気にせず、よりチャレンジングなコミュニケーションが取れる状態ということです。
皆さんの過去の経験の中で
司会の人が全体に意見を求めても
誰も意見を言わない場面って、経験したことはありませんか?
その場合いくつか理由があると考えられます。
①本当に意見がない場合
②考え中であり沈黙の場合
③意見があるけど、声が出せない場合
この中で、理由としては3番の可能性が高いと思われます。
心理的安全性を高めていくことで、今よりも場が熱をおび、声が場に出るようになります。
心理的安全性は、短時間で何かわかりやすく成果が見えることではありませんが、あるとないとではコミュニケーションの質が変わり、関係性もより深まり、やりがいをもって活動できる人が増えると思います。
進行役となる人はもちろん、会議の参加者としてその視点やスキルを持っているだけでも、場は少しづつですが変化していきます。
ファシリテーションのスキルの一つとして一緒に学び身につけていきましょう!
〇心理的安全性向上の効果
・1人1人の声が場に出やすくなる
・そこに集まる人たちの関係性がよくなる
・健全な議論ができて、新しいアイディアや取り組みが生まれやすい。
■こんな人におススメ
・地域での話し合いの場がうまくすすまなくてどうにかしたいと思っている人
・会社の会議があまりクリエイティブではないと思っている人
・ワークショップや話し合いの場の担当だが、上手く進められるか不安に感じている人
・会議で誰も発言しなくて困っている人
【当日スケジュール】
・オリエンテーション
・心理的安全性についての理解
・実践トレーニング
・ふりかえり