新潟サロンFanii 2013.9例会報告『ファシリテーターの役割探求編』新潟サロン

テーマ:ファシリテーターの役割探求編 〜問題解決を促進する会議術〜

日 時:平成25年9月1日(日)13時00分から16時00分

会 場:直江津学びの交流館

担当F:三井田 隆(さんちゃん)

企画担当:吉崎・野本(幸)

ねらい

1.問題解決のサイクルのいろんな場面で求められるファシリテーターの役割を考えてみる。

2.自分が目指したいファシリテーター像をイメージでき,自分の目標、改善点を持ちかえる。

3.ファシリテーターの役割を考えることで、ファシリテーション本来の意義、意味に気づいたり、再認識する。

内 容

●アイスブレイクとバズセッション(シアター型)

○3人組づくりを組み替えながら4回。1回ごと簡単な問いのバズを組み込みながら行い、グループ分けをして終了する。最後の問いで、「自分が今考えられる「ファシリテーターは○○する人」」を書いてもらう。

●セッション1(アイランド型6人1組)

○穴埋めクイズ(セッション2に繋げるために、レクチャーを兼ねて) →コンテンツとプロセス →問題解決のサイクル(4つのスキル)

●セッション2-1

○問い「私たちがFrとして大切に(身につけたい又はKeep)したい役割を5つ決めましょう!」

○「まず進め方、役割、ルールを決めてください。」進め方=プロセス(道筋、段取り、手順・切り口)・役割・ルール

●セッション2-2 ○話合いスタート

○結果をギャラリーウォーク

●振り返り

○問い「グループごとに1つ質問を決めてください。」⇒全体でシェア

○最初に書いた「ファシリテーターは○○する人」がどう変わったか?目を閉じてワーク全体を振り返りながら個人で思いめぐらしてください。(自分の目標、改善点を明確にしてもらう。)

【主な感想】

・具体的にFを学ぶことができました。ゴールを明確にすることの大切さを改めて感じました。
・ファシリテーターとは?役割について理解できた。
・共有・発散・収束・決定という手法をしっかり身につけることが大事だと感じました。
・自分の特徴について改めて気づきました。感情的な部分にウエートを占め過ぎて論点を整理したりゴールに行きつかない等、今後は気をつけていきたい。
・ファシリテーションの深さを実感しました。一つひとつの言葉について考えさせられました。また、ファシリテーターとしての大切な役割も知ることができました。スタッフの皆さんありがとうございました。
・改めてファシリテーションのスキルとマインドについて考えることができた。
・ファシリテーターとして全体を見回す視点が自分には足りなかったと気がついた。
・理論と仕組みが実践を通じて理解できた。
・私は教員ですが、違う職種の方と研修ができ、それぞれのニーズとFrへの捉えを知ることができました。様々な人と思いをつなげるFrになりたいです。
・ファシリテーションを伺ううえで、皆さんがさまざまに悩みを抱えておられることに気づきました。
・Frをしていく時、大枠で捉え、分類する力が弱いと思いました。
・発散が大切だということ。
・「Frになるためには?」というところが自分のテーマ。使って行かなければいけないと思いました。
・Frとは平和的に問題解決するのに必要で、これからの世の中では重要性が増えていくと思いました。
・ファシリテーションって難しいなあ・・と感じてしまった。でも、もっとポイントを押さえて普段の会議とかできたらいいなあ・・とも思います。
・今の自分や今までの会議に際して「会話」「対話」といった部分が足りなかったと感じた。あとは可視化のプロセスとしてのラベリングなどを取り入れたいと思った。
・多数での会議の進め方の良い方法を確認できました。
・ゴールを明確に!!うやむやなまま始めない、ということを再確認した。
・ファシリテーションは誰でも日々の生活の中で身につけられるスキルであること。ワンマンな声の大きな人の対処方法として意見と人を切り離すこと、ラベルワークや会議の見える化があるとのこと。
・知識、経験豊かな方がグループにいらっしゃったことで、具体的な留意点に気づかせていただきました。進行役でなくてもFの意識を持って会議に参加することで力を付けられるかもと思いました。
・普段考えていなかった問題解決を導くスキル(ゴールを明確にする。時間管理など)を知ることができました。
・改めてできていない部分が分かりました。

以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。