新潟サロンFanii 2011.11夜例会トライアル報告『クロスロード』新潟サロン

第4回夜例会トライアル「クロスロード」
〜クロスロードゲームで災害対応を考える〜

陸前高田市支援に参加したFanii運営スタッフが担当・・・って自分(井上と申します)ですね、はい(汗
最後のワークの問の立て方にやっちゃった感がにじみましたが、体験談などを交えつつ、概ね無事やり遂げたのではなかったかと思います(^^;

丁寧な報告書を姉御(運営スタッフYUMIさん)に作成していただきましたので、多くは語らず以下にアップさせていただきます。


「クロスロードゲーム」で災害対応を考える
日本ファシリテーション協会 新潟サロン「Fanii」

「クロスロードゲーム」をご存知ですか?1995年の阪神大震災の際、現場で実際に迫られた難しい判断状況をもとに作られたものです。「クロスロード」とは、英語で「岐路」「分かれ道」を意味しています。災害が起こる前の備えや対応を事前に考えてみるゲームです。
震災時だけでなく私たちは、日々色々な場面で物事を決断しながら暮らしています。ゲームを通して、自分とは異なる意見や価値観の存在を知ることは、震災対応に生かせるだけでなく、多様性を認め合うことに繋がります。多様性を認め合うことが男女共同参画社会の実現に繋がることと思い今回の参加となりました。
参加募集は、主にネット=登録者への一斉メールやホームページで行いました。今までのリサーチから、「仕事を終えてからの方が参加しやすい」という意見もあり、夜の開催にしました。その結果、様々な職種の方が集まり、まさしく多様な方々からご参加いただきました。
当日は、12名でワークショップを繰り広げました。グループに分かれて、カードの設問に対し「Yes」「No」で答え、その理由を述べあいます。大事な事は、理由を自分の言葉で説明すること。「なぜ」「どうして」と思ったら、質問する(否定はしない)。内容を深める。ことです。本当に多種多様な考え方があることを実感しました。
また、ゲームの後で震災直後に陸前高田で支援活動に携わったスタッフが、現地の状況や体験の話をしました。生々しい体験談から、ゲームが現実性をもちました。
物事は、多角度から見、多様な意見を想定し、判断することの重要性を実感したワークショップでした。


いや〜ちゃんとした方にまとめていただくと、素晴らしい例会だったように見えるから不思議なものです(笑)

以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。