新潟サロンFanii 2012.6例会報告『ファシリテーションの扉を開けよう!』新潟サロン

新潟サロン2012年度2回目の例会は、(財)新潟県女性財団が開催するにいがた女(ひと)と男(ひと)フェスティバル2012のワークショップとして開催しました。
今回のテーマは、「ファシリテーション入門編 ファシリテーションの扉を開けよう!」。このテーマでは、柏崎夜例会、佐渡例会に続き、満を持して新潟で3回目の開催です!!

■テーマ:ファシリテーションの扉を開けよう!〜ファシリテーション入門編〜
■日 時:平成24年6月23日(土)10:00〜12:00
■場 所:新潟ユニゾンプラザ(新潟市中央区上所2)
■ねらい:
・ファシリテーションを意識すると話し合いがどう変わるかを体験することができる
・ファシリテーションの魅力と可能性に触れ、「自分でもやれるかも」「試してみたい」という意欲をもてる

■担当F:三井田隆さん (新潟サロン(Fanii)運営メンバー)
■参加者:28名(会員10名) ※運営スタッフ8名含む。
■例会担当:三井田、清水、伊藤

■内 容
【チェックイン・アイスブレイク】
Faniiメンバー自己紹介
手あげアンケート
・ファシリテーションを知ってる?教えたことある?
・Fanii知ってる?
・FAJ会員は何人いるでしょう?(5択クイズ)
・自己紹介
用紙に記入。4グループに分かれた後、自己紹介

【ワーク1】
「なぜ会議をするの?」
・問いに対して意見を出し合ってもらう。
・ルールは、「ホワイトボードを使う」のみ。
あとは、会場にあるいす、机などを使って自由に話し合う

【レクチャー1】
・会議の2つの目的とファシリテーションを意識することで生まれる効果
・会議をする前の設計(空間デザイン、グランドルール、目標設定、役割分担、プロセス設計など)の必要性

【ワーク2】
「イクメンのイメージを伝えるキャッチフレーズづくり」
・話し合う前に、会議の設計をしてから始める。
イクメンに対する意識の共有、どのような場面でキャッチフレーズを使うのかなど、グループ内での共有をしてから話し合う。

【全体シェア】
ワーク1とワーク2の違い
○空間デザイン
・机がない:話し合いに集中できた。
・机がある:ちょうど良い距離を保て安心して話すことができた。(特に初対面の人が多いと)
・全員の顔が見える位置にいると話しやすい
・ワーク1とワーク2の間に席がえをしたら、雰囲気が変わり話し合いが深まった。
○グランドルール
・否定されない、「そうだよね」と聞いてくれると話しやすい。
・最初に話し始めてくれる人がいると話しやすい
○話し合いの切り口の共有(プロセス設計?)
・グループメンバーの置かれている環境の違いによってテーマのとらえ方が違うことに気付いた
・会議の形態が様々あることに気付いた。(横並び、トップダウン、承認など)

【アンケート結果】
回収19名(回収率95%)
・男性6名 女性12名 無記入1名
・〜20代1名 30代8名 40代5名 50代4名 60代〜1名

Q1:例会開催を何で知ったか
ア.チラシ7名(新潟県女性財団4名 ファニー2名)
イ.メール3名(ファニー3名)
ウ.ブログ・ホームページ4名(ファニー3名 FAJ1名)
エ.フェイスブック4名
オ.口コミ2名

Q2:満足度は何%?その理由
○100%4名
・ファシリテーターの入り口ですが、よかったです。
・いろんな気づきがあったため
・初めての体験でした。非常に楽しい時間であるとともに有用でした。
・一歩進みましたので。
○95%1名
・白紙で参加させていただきましたが大変勉強になりました。
○90%3名
・もう少し時間が欲しかった
・かぎられた時間の中だったこともありますが、もうすこしそれぞれの内容を掘り下げてほしかったです。とても充実した時間でした。短時間で初めて会った方とこんなにもこい時間を過ごせるのがこのセミナーのすごいところだと思います。
・自分の体調不良のため
○80%4名
・時間が足りない分―20%。80%満足は内省という点にまで踏み込んだこと。進行が非常にスムーズでした。
・入門として楽しめました。
・急な申し込みにも関わらずご対応ありがとうございました。
○70%4名
・場の作り方、いろいろなパターンを教えてほしい
・体験版ということで理解・習得しきれなかった。
・ワークが十分に煮詰まらなくて発散しきれなかった。
・自分がおしゃべりしすぎだな…。
○65%1名
○50%1名
・ワークでいっぱいいっぱいだった。
○無記入1名

Q3:今後やってほしいテーマ
・対人関係のスキル 2名
・プロッキーの使い方
・経営者向け
・発散→収束に至るプロセスを知りたい

【例会担当者の感想】
・2時間といういつもの例会の約半分の時間にして、これだけの満足度をいただけるのは、担当F三井田さんの抜かりない準備とスムーズな進行のなせる業だったのかなとアンケートをまとめていて感じました。
・初心者向けとしての会の形として定期的に?「ファシリテーションの扉を開けよう」の例会があってもいいのかもと感じました。
・ワークショップに参加することも有益で楽しいことですが、客観的にそれぞれのグループの様子を比較することもまた違った気づきがあり貴重な体験でした。これも意識の高い参加者の皆さんのお陰と感謝いたします。

以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。