2018年6月9日(土) 「対話による美術鑑賞を通して学ぶファシリテーション」~対話の場はどのように生まれていくのかを探求する~沖縄サロン

◎日時
2018年6月9日(土) 14時15分〜18時00分 (受付開始 14時00分)

◎会場
沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリースタジオ

◎テーマ
「対話による美術鑑賞を通して学ぶファシリテーション」
~対話の場はどのように生まれていくのかを探求する~

◎目的
対話による美術鑑賞を体験し、その場で起こっていることを観察し、
「対話の場がどのように生まれていくのか?」を探求する。

◎参加者
会員4名、非会員17名、学生1名、合計22名

ファシリテーションの勉強会に参加した回数は? 人数
1回(初めて) 11
1回〜2回 5
6回以上 6

◎担当
企画チーム:
 沖縄サロン:平中、武島、親泊、賀数
 沖縄県立美術館支援会happ:與儀、金城

◎報告者
 平中


◎内容

1)オープニング
・開催主旨説明
・諸注意等
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2)アートカードを用いたグループワーク
・お題に沿って選んだ各自の絵について理由を語る
・カード当てゲーム
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3)対話型鑑賞の体験&観察
・対話型鑑賞の体験
・フィッシュボールを用いた対話型鑑賞の観察
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4)振り返り
・対話型鑑賞の体験の振り返り
・対話型鑑賞の観察の振り返り
・対話型鑑賞を行ったファシリテーターの振り返り
・全体共有(ギャラリー方式)
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5)クロージング
・MFの感想
・次回以降のご案内

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○MFの所感
 今回は他団体とのコラボ企画として、ワークを一緒に立案した。
 このプロセスにより、お互いの良さを盛り込むことができ、どちらかの団体が客体化することがなかった。
 その観点では、沖縄サロンがファシリテーションのインパクトを現場に届けるヒントになったと感じている。


【アンケート結果抜粋】

例会に参加して印象に残ったものがあれば教えて下さい。

  • 皆さん、熱心で活発な意見が多かった。
  • 観察者の視点が、ファシリテータの動きをしっかり見ていて面白かった。
  • じっくり一つの絵を眺めるという体験がおもしろかったです。
  • 拡散だけで良い場があると感じた
  • アートカードで初対面の方々が協力し合った瞬間
  • 引き出しと共有
  • 対話≒聴くこと、引き出すことのスキル、共通点
  • 人の発言を聞くことで絵が違ったものに感じる。視点が増える。

今回の例会にて「活用できそう」と思った点があれば教えて下さい。

  • 対話型鑑賞そのものを、家族で試したい。
  • 意見の引き出し方
  • 美術館に行っておしゃべりするというのを友人ともやってみたい。
  • 絵に対する見方というのは一切否定されるものではないので、それもうまく使ってアイスブレイクだったり対話に慣れていない人の導入にできればいい。
  • アートカード
  • 相手の話を丁寧に繰り返すこと
  • 問いかけの深め方の度合いについて