第14回例会「場を活性化させるコツを外部脳で見つけよう!〜リフレクティング・チーム」in高松四国サロン

四国サロン第14回(ラボ)例会議事録(2010年7月、高松)
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■日時:2010年7月11日(日)13:00〜17:00
■場所:アイパル香川(香川県国際交流会館)
■参加者:会員4名(F含む)・一般4名 計8名 (全員香川県)
■ファシリテーター:きた
■担当運営委員:たけさん、こっしーさん
■テーマ:「場を活性化させるコツを外部脳で見つけよう!
〜リフレクティング・チーム〜」
■内容:

1)好きな虹色のかけらでチーム分け
(チーム参加者で合わせると、とある図形が・・・^^)

2)フォーワードで自己紹介
A4用紙を4つにわけ、.縫奪ネーム・主な活動、活性化された場、
3萓化したい・されていない場、せち帰りたい成果について記入
し、それを元にチーム内で自己紹介。
*ちなみに「活性化された場=泡の会」とか「3萓化したい・され
ていない場=自分」というのもありました!

3)レクチャー1:今日の狙いと進め方
ファシリテーション、ラボ例会開催について、本日の進行、グランドルー
ル等について

4)ワーク1:「場を活性化させるコツを考えてみよう」
ファシリテーター、書記、タイムキーパーを決め、活性化させたい場を選
び、合意形成を図る話し合いを体験する。そのあと、チームごとに発表
する。
○振り返りシートを用い、自らの気づき(参加度・納得度・やる気度)を振
り返りチームで共有する。
*グラフィックで「見えるか」するといつも話が整理されていくのが何度
やっても不思議です。

5)レクチャー2:リフレクティング・チームについて共有する
リフレクティング・チームにおける、「7つのステップ」「対話の作法」につ
いて
☆参考文献:「ナラティブ・アプローチ編者:野口裕二 出版:勁草書房」
第九章 組織経営におけるナラティブ・アプローチ 執筆:加藤雅則

6)ワーク2:「先ずは、リフレクティング・チームを体験してみよう!」
1チームを選び、進行役、テーマ・オーナー、支援メンバー(外部脳)を決
め、輪になって座る
(1)セットアップ(2分):進行役はコミュニケーションルール、時間配分を
確認する
(2)問題提示(3分):テーマ・オーナーは、活性化したい場もしくは課題・
悩みを発表する
(3)質問タイム(12分):支援メンバーが様々な視点から順番に問題を
明確化するための質問をする
(質問は一回1問で全員聞いた後、それに答えることを2〜3回繰り返す)
(4)直感を伝える(3分):支援メンバーは問題の本質を直感で「私には〜
に聞こえた」と印象を(提案型で)伝える
(5)テーマの再確認(2分):テーマ・オーナーが自分のテーマを再確認し、
再設定する
(6)解決策のブレインストーミング(8分):テーマ・オーナーは輪の外に抜
け、支援メンバーは無責任かつ自由に解決策を提案する(テーマ・オー
ナーはそれを自分の外部脳が考える事として客観的に観察する)
(7)解決策の選択&振り返り(3分):テーマ・オーナーは輪の中に戻り、自
ら納得のいく解決法を選択(創造)し、次回までの行動を約束する
○振り返りシートを用い、自らの気づき(参加度・納得度・やる気度)を振り
返り、チームで共有する。
*他力本願な感じだけど無責任だからこそ言える内容もありで、新鮮で
した。
*利害関係の無い仲間だからできる方法、がんがん言われたらへこむか
なぁ?

7)ワーク3:「みんなで、リフレクティング・チームを体験してみよう!」
上記の7つのステップをチームごとに体験!
○振り返りシートを用い、自らの気づき(参加度・納得度・やる気度)を振り
返りチームで共有する
*テーマ・オーナー体験しました。人のことなのに真剣に対策を考えてく
れる支援メンバーの外部脳に感謝でした。
*自分の思考の癖や、集中することの大切さに気づいた人もいました。
奥深いワークでした。
8)全体振り返り(KPT法)
A4用紙を3つにわけ、Keep:継続したいこと・良かったこと、
Problem:今後の課題、Try:挑戦することについて記入し、各自発
表する。
Keep
・人の意見を聴く。自分の意見も言う。
・新しい気持ちで仕事に取り組めそう・・・(活性化された私)。
・本気でテーマ・オーナーの課題を考えること。
・話し合うということ。相手の話を聴く。
・ファシリテーションの勉強。
・リフレクティングチームを楽しんだ。
Problem:
・家族のF
・時間配分
・人に優しい心を持つ!
・ファシリテーションの実践。
・解決思考モード癖。リフレクティングチームの時、邪魔になる。
Try
・言葉を口に出して話す。
・駆け引きみたいなことはしない。
・小さい目標の設定と達成
・チーム内の話し合い。ファシリテーション・・・。
・リフレクティングチームを活用してみる。
・ファシリテーションを地域保健活動の研修に取り入れていく。
・今、ここにさらに集中する。
・対話をする。相手の話を聴く。主人と一緒に楽しみたい。
・笑顔を咲かせる支援をする!
*皆さんお互いに挑戦あるのみ!頑張りましょうね。

■参加者アンケートから:
○感じたこと
・参加出来る頻度が増え、新しい参加者も参加しやすくなりそう。
・楽しかったです。準備、ありがとうございました。
・初めての参加で何をするか不安の中での参加。言葉についていけない
時もありましたが楽しかったです。時間配分に気をつけなければいけな
いのは、今までにない会でした。楽しかったです。有意義でした。
・リフレクティング・チームをわずかですが体験させて頂いて、短く時間設
定してワークすることにより右脳で進むメリットを実感できました。ファシ
リテーターが十分に守秘義務を念を押されたことで思いきった意見も言
えて良かったです。
・忘れている部分を最初に再度説明してもらえるのは良かった。
・問題解決の方法って、たくさんあるんだな。
○あなた自身の新しい気づき
・外部脳キモチワルイ。不思議な感じ。
・今日のリフレクティング・チームはおもしろかったです。話を聞いてもらっ
て元気が出ました。
・相手の話を聞く。新しい人との出会いは楽しいですね。無責任の効能。
・右脳で質問すると解決法にならず、テーマ・オーナーが自身で考えられ
ていいですネ。
・毎回ですが、人の話を聞くという事を再認識させて頂いています。
・解決策のブレインストーミングが、テーマオーナーがいなくなるのがおも
しろい。
○ラボ例会に期待すること
・ファシグラ対決!?同じワークのダブル板書の気づき合いワーク。
・元気がでるワークをやりましょう!!よろしくお願いします。
・板書苦手な人にはどうすれば・・・。また参加・・・。
・すみません。まだよくわかってません。できるだけ参加させて頂きたい
です。よろしくお願いします。7/16〜27フロリダで、NLPトレーナートレ
ーニングうけます。また、いいFBができるようがんばりま〜す。
・質問のテクニック。発散不足は、合意に至らない事を実感しました(今
回)。発散させる・するためにも、質問をする事が重要と今回のリフレク
ティング・チームで学ぶ事が出来たので、質問の仕方を学びたい。

文責:越田(振り返り、アンケート除く全体)、きた(振り返り、アンケート)