第17回例会「ファシリテーションで地域を元気にしよう!〜地域保健活動へのファシリテーションの活かし方〜」in高松四国サロン

四国サロン第17回ラボ例会議事録(2010年9月、高松)

■日時:2010年9月11日(土) 13:00〜17:00
■場所:香川大学医学部看護研究棟 6階 地域看護実習室
■ファシリテーター:きたさん
■参加者:27名(会員3名、非会員24名。ファシリテーター含む)
■テーマ:
「ファシリテーションで地域を元気にしよう!」
〜地域保健活動へのファシリテーションの活かし方〜
■ 狙 い
ファシリテーションの演習を通じ、
地域保健活動・実際の現場へのファシリテーションの活かし方を
みんなで考え・発見する
■ 目 標
(1)ファシリテーションを体験する
(2)明日から使えるファシリテーションのコツを一つ持ち帰る
(3)地域保健活動へのやる気・応援する気が少し増える

■内 容
1.はじめに
・ファシリテーター自己紹介
・グランドルール、テーマ、狙い、目標、進め方を説明

2.ミニレクチャー1
「ファシリテーションって何?」 

3.アイスブレイク
「フォー・ワード(4つの言葉)で自己紹介」

4.ワーク1:「地域保健活動とは?」
・役割(ファシリテーター、書記、タイムキーパー)を決めて、
「地域保健活動とは?」について話し合い、模造紙に描き、
グループ内で共有。
・ふりかえり

 

5.ミニレクチャー2
「組織の成功循環モデル」と本日のプログラム構成の関係

6.ワーク2:「ワールド・カフェを体験しよう」
・「ワールド・カフェ」の手法で話し合い 15分×3ラウンド
・テーマ
ラウンド1:「保健師の本来の活動を妨げている要因は何で
しょうか?」
ラウンド2:「私たちは誰の笑顔をみたいのか?」
ラウンド3:「私たちは、今後どの様に地域貢献していきた
いのか?」
・ふりかえり

7.ワーク3:「自ら取り組みたいテーマで話し合おう」
(オープン・スペース・テクノロジー風で)
・共通の関心のあるテーマを選び、3人〜6人チームを作り、
話し合う。
○「自分も周りも楽しい環境づくり」
○「保健師をもっと知ってほしい!」
○「自分が元気になる方法」
○「チームの関係性の質を高める」
○「住民の力を引き出すにはどうすればよいか」
○「地域のコミュニケーションをどうすれば作っていけるか」
・発表(全グループ)
・ふりかえり

8.振り返り
・A4用紙にKPT法に記入し、全員で発表・共有

〜アンケートから〜
□感じたこと
・ちょっと進行はやすぎです。でも楽しかったです。
・たくさんの人達と交流できてよかった。若い人たちが、しっ
かりとした考えを持っていてうれしいです。
・今まで、こんな会があることを知りませんでした。そして、
ファシリテーションということを今まで何気なく知っていた
が、もっと、理論的・技術的に深める方法を知りたいと思い
ました。

□あなた自身の新しい気づき
・みんなで一つのことを作りあげていくプロセス、プロセスの
方法が分かりました。少しは知っていましたが、理解が深ま
りました。今後は理論について深めていきたいと思います。
・保健師の仕事がやっぱり好き。自分から周りの人に笑顔・感
謝を届けていき、職場の仲間との関係をよくしたり、市民に
質の高い看護を提供したいと思いました。

□例会とファシリテーターにメッセージ
・お疲れさまでした。いいつながりができるといいなあと思い
ます。きたさんのさわやかな笑顔。やさしそうな雰囲気が良
かったです。ファシリテーターなんでしょうね。
・何でも発言してOKという場づくりがうまい! 笑顔、口調、
説明の仕方、すばらしい。

※議事録作成:はらはら