第32回例会『さよなら一人ぼっちファシリテーター 仲間が増えれば会議が変る!!』四国サロン

FAJ四国サロンin高松 第32回例会議事録

◆ 日時:2011年10月23日(日) 13:00〜17:00
◆ 会場:香川アイパル 3階研修室
◆ ファシリテーター:山際 彰宏 さん(ぎわさん:FAJ 四国サロン世話人)
◆ 参加者:11名(FAJ会員7名、一般4名)
 (岐阜1名、滋賀1名、高知1名、愛媛2名、香川6名)
◆ テーマ:
  「さよなら一人ぼっちファシリテーター 仲間が増えれば会議が変る!!」
◆ 狙い
  「職場にファシリテーションの同志をどう増やすか?」
◆ ゴール
「ビジョン実践事例集からそのノウハウを皆さんで考え、参加者の現場でそのノウハウをどうしたら展開できるか一緒に考える」
◆ 内容:
《オープニング》(5分)
ぎわさん 自己紹介及び本日の進め方とグランドルール説明
1. アイスブレイク(チェックイン):場の雰囲気、緊張感を緩める
・ グループごとに4ワード自己紹介
・ (ニックネーム・お仕事・FAとの出会い・職場のファシリテーション同志は何人?)
* 見渡した限り職場の同志は、私を含め0人の人が多いような・・・

2. ワーク[1]:目的共有(20分)
テーマ「ファシリテーションの同志が職場に増えたらどうなるか?」
・ グループで「ファシリテーションの同志が職場に増えたらどうなるかを話し合い模造紙に書き込む」
*私のグループは先ず各自ポストイットに変化を書き出しグルーピングしてみました・・。出てきた意見は、「困ったチャンが減る」「会議時間の短縮」「プロジェクトの目的意識UP」「ホワイトボードの活用回数UP」などが出ました。他のグループも「味方がいて心強い」「成果が出る」等の意見が・・。マイナス意見はあまりないようでした。中には「給料が増える」という意見も・・・。
  
3. なるさんへのインタビュー(20分)
・FAJのビジョン集の事例(小椋さん事例)のインタビューアー担当のなるさんに、事例について解説してもらう
*今回は遠い岐阜からなるさんに来ていただき、事例集の中から小椋さんの例を、事例集を作成した理由や、事例の背景もふくめ説明してもらいました。

4. ワーク[2]:事例から実践ポイント読み込み (15分)
テーマ「小椋さんの巻き込みノウハウは?」
・ 小椋さん事例読み込みを行い実践ポイントの気になるキーワードを各自ポストイットに書き出す
*これ、沢山あって結構書き出すのに時間かかりました。(読み込むのにも)
************* 休 憩 ***************

5. ワーク[3]:個人で抽出したキーワードをグループで話し合い(50分)
テーマ「小椋さんの巻き込みノウハウ3か条」をみんなで決めよう
・ グループごとに作戦タイムで議論プロセスの共有(10分)
・ 小椋さんが実践したノウハウの共有
・ うまくいったポイント、良かった点、気をつけた点、困ったことについて話し合い
・ 最後に3つに絞る
*私のグループの作戦は、(1)ノウハウを各自出し説明(10分)、(2)グルーピング(10分)、(3)3つに絞る(30分)になりました。しかし、グルーピングと絞る段階で結構時間がかかり、最後の一つはあわてて確認したって感じで無理クリ合意形成となりました(汗;)。

6. 発表による全体共有(15分)
・ グループごとに「巻き込み3か条」と合意形成に至ったプロセスの発表(各チーム5分)
*いよいよ発表!結果は以下のとおりです!!
【1グループ】
(1) とにかくファシリテーションをやってみるべし、
(2) 最初の人選はエース級を選ぶべし、
(3) FAJの例会に参加すべし
【2グループ】
(1) 出したいものを出せる場作り
(2) 人の選び方
(3) 全員がファシリテーションを学ぶ
【3グループ】
(1) 隙のあるファシリテーターを選ぶ
(2) 効果的な人選
(3) ファシリテーションの効果を回りに見せる
 でした。
*話し合いはどのグループも、自分の職場の事例も入って大変盛り上がりました。
                           
7. ワーク[4]:個人の行動計画作成(20分) 
テーマ「各自の職場で実践するための具体的な行動計画を立案しよう」
・ 自分が返ってからできることやりたいことを、3か条に照らして書いてみる
・ 困っていることや課題も書き出してあとのグループワークで修正
* 自分のできそうなことを3つ書いてみました。ちなみに私のは(1)例会に参加し興味のある人に声をかける、(2)スキルUpとともに、隙のあるファシリテーターを目指す、(3)安心して発言できる場を意識して創る、の3点でした。

8. ワーク[5]:立案内容の共有と修正(50分)
テーマ「各自の実践案をみんなでブラッシュアップしよう」
・ 各自の計画を発表し、今困っていることについてアイデアを出し合う。
・ いいとこ取りは、大歓迎
*わたしのグループは、参加者のある活動の意見の食い違いをどうするかで、話し合いがはずみました。みんなで課題を考えるといい案がたくさん出てくるのを実感しました。
 それから、皆さんのいいとこ取りはいっぱいさせてもらいました。(私だけ?)
 
9. 各自、修正案の個人発表(5分)
・ まとめた内容を一人づつ発表する
*今、私のアクションプランは仕事部屋の見えるところに貼ってありますっ!(えらそうに言ってみた^^;)

《クロージング》(5分)
・ぎわさん 最後のまとめ、泡の会お知らせ

*今回の例会は、遠い岐阜からなるさんをお招きし、FAJ事例集を使ってファシリテーションの仲間を増やすためにどうするかを考えるというプログラム。皆さん、自身の職場を思い浮かべつつ、話もグループごとに盛り上がり、様々な意味で学びの多い会でした。後は実践あるのみ!!皆さん頑張りましょう。

*なるさん遠いところから本当にありがとうございました。(お土産もうれしかったです)
淡々と静かに、しかしとても重要なキーワードを話す姿に私もこうありたいと思いました。
*ぎわさん、FAお疲れ様でした。ぎわさんらしい暖かな雰囲気作りはさすが!安心して話せる場作りは見習いたいです。

〜アンケートから〜(主な意見を抜粋)
・安心できる場でした。温かい心とクールな頭脳で正にファシリテーションな場ですね。
・ヒアリング(なるさん)はとっても面白い方法だと思いました。ヒアリングの間、聞く時間が長かったので、参加者とのからみがあると、もっと楽しそうな気がします。
・自由に意見を述べられるところが、とてもよいです。
・事例について考えるのは、おもしろいと思いました。
・いつもながら、こじんまりと、そしてピリリとしたいい研修でした。
・少人数でのグループであった為1人1人の話がしっかり聞くことが出来ました。
・自分一人だけでは発見できないことだらけでした。参加して本当によかったです。
・自分では気付かない気付きを頂きました。同じ同志で話すことが悩みや話がしやすいです。

                   議事録:こっしー