FAJ四国サロン in高松 第41回例会議事録 ■日程:8月18日(土)〜19日(日) ■場所:仏生山まちぐるみ旅館 縁側の客室(素敵な雰囲気で開催しました。) ■参加者:1日目20名 2日目15名 ■テーマ:「四国サロン特別企画@夏合宿! 〜知る&深める、人間関係ファシリテーション〜」 ■ファシリテーター:舛廣葉子さん(ようちゃん) 東京支部 (サブファシリテーター:松下敏治(としくん)四国サロン運営委員&合宿実行委員長) ■狙い: 1)オープンセッション : 自分の中で起こっていることを観る 2)日曜の宿泊参加者向けセッション : よりよい関わり方を学ぶ ■内容 1)8月18日(土) ・12:30 受付開始 ○期待感 ・“人間関係ファシリテーション”、私(議事録ライター)にとって聞きなれない「この言葉の 意味は一体何?」を知りたくて参加。 ・普段参加している、四国サロンもなんと合宿は初めての試み。 ・しかもファシリテーターは、神奈川から来ていただいた“ようちゃん”。期待が高まります。 この分野での開催実績を多く持ちます。期待が高まります!!! ・13:00〜17:00 オープンセッション 「プロセスへの理解」 〜人間関係ファシリテーションを知る〜 ○自己紹介(13:00〜13:40) ・自己紹介の方式は、発表した方が次を指名する方式で展開。 ○自己紹介の振り返り〜個人ワーク&グループワーク〜(13:40〜14:20) ・自己紹介終了後、ようちゃんからの“まさか”の問いかけ「自己紹介中に自分の中で起こった ことの確認してください」。 ○振り返りをやっての気づき〜グループワーク&全体ワーク〜(14:20〜15:10) ・「自己紹介」。たったそれだけのことなのに、自分の中で起こっていることってたくさん。不 安とか、期待とか、迷いとか...。けど、みんなの気持ちも確認。「以外に共通点が多かった。 ホッとする…。」 ・「日頃言葉では伝えないけれど、確かに心の中で起こっていることって確かにある」と気持ち を確認。 ・その心の中で順番に起こっている、気持ちのプロセスって、それを感じることが人間関係ファ シリテーション?なんか、わかってきたような、わからないような…。 ○「テーマ:大人の定義/おにぎりかor柿の種か」を話し合い〜グループワーク〜(15:30〜16: 00) ・ようちゃんからの再び“きょとんとする”問いかけ。上記、いずれかのテーマを選択して、話 し合いをまとめるように指示がでます。またまたこれはどういうこと!? ○振り返りシートを使っての振り返り〜個人ワーク・グループワーク〜(16:00〜16:30) ・出てきた意見を時間内にまとめようと思っていた人、まとまんないと思っていた人、それらの ことをストレートに表現していた人たちや、やんわりと気付かせようとしていた人。時間内に起 きていたことは、意外に複雑。 ○グループワークの振り返り〜全体ワーク〜(16:30〜17:00) ・どのグループもテーマに戸惑った模様。 ・場が決まらないことへの不安感を持っていた人、自己紹介と違いすんなり話に入っていけてい る自分がいると気づけた人。一方、グループワークの結果を見て、会話の最初に目標設定や呼吸 を合わせることが大事だと気付いた人など、意見は様々な角度から出されました。 ○泡の会(18:00〜延々と) ・脳の疲れや、感情の疲れがあるとしたら!?…確かに、あったかもしれない。ビールがおいし い。会話が弾みました。 2)8月19日(日) 日曜セッション(定員15名) ・9:30〜16:00 「プロセスへの理解を深める」〜人間関係ファシリテーションを深める〜 ○チェックイン(9:30〜9:50) ・今の気持ちを一言ずつ。朝食おいしくて、まったりした気分なんて意見もありました。(笑) ○「テーマ:時間割表を作る」〜グループワーク〜(9:50〜10:30) ・時間内に、ある制約条件が定められた4クラス分の時間割表を作るというワークを実施。7人 班で2チームに分かれて実施。 ・あれれ、おかしいぞ。特定の人たちだけ作業が進んで行っている感じが…。 ○振り返りシートを使っての振り返り〜個人ワーク・グループワーク〜(10:30〜11:50) ・話し合いの満足度、参加度を理由と共に振り返る。また、話し合いの途中で気になっていたこ とを話し合う。 ・制約条件に対してきちんと全員が理解できていた?特定の人たちが作業をしていた時は、どん な気持ちだった?作業の途中で、言いたいことがあったのにどうして言わなかった?など深い議 論が展開。 ・話し合いって、事前の気持ちの準備とかすり合わせって大事だと実感。一旦、作業が流れ出し たら、口に出して言いにくいから。制約条件を頭に入れることや、話し合いの仕方について理解 するまでは個性差が出る。「ちょっと待ってよ〜」と言いたい人は、本当はたくさんいるかもし れない…。と気付く。 ○グループワークの振り返り〜全体ワーク〜(11:50〜12:30) ・他のグループの意見を聞きます。我が班に比べまったく違った結果が…。 ・安心できる場であったため、リラックスしてワークに望めた自分がいた。心のハードルを低く できた。作業自体も安心して他のメンバーに頼むことができたので、自分一人ではできないこと だったけど、協力してできた。皆が役割を認識して進めることができた。 ・場の持つ雰囲気によって、各自が心の中で持つプロセスは大きく違うよう。 ○「テーマ:好きな名言を選ぶ(合意形成)」〜グループワーク〜(13:35〜14:05)
・与えられた著名人の名言から一番好きな名言を班で合意形成して選ぶと言うワーク。7人班で2チームに分かれて実施。
○振り返りシートを使っての振り返り〜個人ワーク・グループワーク〜(14:05〜15:15)
・話し合いの納得度、他メンバーへの関与度、話し合いの途中で言えなかったことなどを話し合 う。
・そもそも与えられた言葉に納得感がなかったが言えなかった。
合意形成をするためにメンバー への配慮を自分なりにしていたが不十分だった、
正直疲れていたなどの意見。各自思っていたこ とが実はバラバラ。
合意形成となったのかな? ・結局、ここも話し合いの前提の大切さや、
もっと価値観への共通認識をしておけば合意形成し やすかったのでは、など意見が出た。
やはり、心の中で意識を合わすことって大事。だけど、ム ズカシイ…。
○2日間の振り返り〜個人ワーク&全体ワーク〜(15:30〜16:30)
・2日間全体を通しての振り返り。 ・自己開示や自分の中の心の持ちようで人間関係って変わる、
人のために何かしてあげることが 関係性の構築には大事、話し合いはテーマに対する
意識の共有が大事、人と人との関係性は見え ないがそこを鍛えることの大切さなど、
多くの気づきを交換。2日間、実りがあったな。
・16:40〜17:30 クリティーク ○「人間関係ファシリテーション」のふりかえり
・今回のファシリテーターようちゃんから、そもそも人間関係ファシリテーションとは何かを
説明してもらう。
・その後各自の感想として、ビジネスの世界でもチームビルディングに活用できそう、
人間関係 ファシリテーションのような場があることで人は変わっていけるなど、
この分野での大きな可能 性に気が付きました。
(議事録<ルポ>作成: フミさん(四国サロン運営委員))