第44回例会 「もしも決まらない会議の進行役だったら 〜合意形成の基本〜」 四国サロン・初の高知開催!四国サロン

FAJ四国サロン 第44回例会議事録

■テーマ:『もしも決まらない会議の進行役だったら 〜合意形成の基本〜』

■日程:2012年11月23日(祝)13:00〜17:00

■会場:高知市文化プラザかるぽーと 第1学習室

■ファシリテーター: 松下敏治(としくん)さん(FAJ四国サロン運営委員)

■ねらい:合意形成の基本的な考え方・スキルを学び、合意形成が行われる場を体感し、実践に向けた気付きを得る

■ 内容(参加者・よっしーの感想を交えたレポ形式です)

四国サロンでは初となる高知での例会開催!(・・パチパチ・・)14名の参加で、会場には(私にとっては新鮮な)高知弁もちらほら飛び交いながら皆でファシリテーションを学びました。泡の会でも高知の美味しい名物をたくさんいただき、充実の例会となりました。ぜひ高知の第2回も企画したいですね!

・アイスブレイクは簡単な自己紹介のあと、メインファシリテーター・としくんの「では皆さん“世界のビール生産国ベスト5”について、チームで話し合って答えを出してください」というクイズからのスタート!ちなみに皆さんはどんな国を思い浮かべますか?・・・実はあの意外な国がランクインしているんですよ(^^)

・テーマはグループで「合意形成」をする際に何が大切か?どうやって行うか?いくつかの要因がある中で、今回は「判断基準」というキーワードをベースにしながら、3回のグループワークを体験しました。活発な議論で楽しかったです。

・私が一番感動したのは、例会企画チームが作成した「あなたがファシリテーターだったらどうする?」という演習問題。
高知にちなんで「あるよさこいチームの運営」というシチュエーションを設定し、細かすぎるほどのシナリオと葛藤のディテールが施されたお題にもとづき、ワークは進みました。おかげで参加者は、まるで本当にその問題に出くわし悩んでいるファシリテーターの気持ちに・・・聞けばこのシナリオ作りに相当の時間をかけたそうです。素晴らしい♪

・合意形成を目的にしていても、「対立」や「葛藤」を恐れていてはいけないんだなあ・・・むしろ歓迎して楽しみながら「その裏にある何か」を一緒に探していくのがファシリテーションの醍醐味なんだなあ・・・そんな気づきが今回の私の収穫でした。
制限時間ギリギリまで白熱した会場、最後は片付けで少しバタバタしてしまいご迷惑をおかけしましたが「それだけ盛り上がったんだな」ということで・・・参加者の皆さんありがとうございました!

以上 (文責:よっしー)