第58回例会「オチャップ〜八幡浜の観光をみんなで語ろう!」四国サロン

例会の詳細

テーマ

オチャップ〜八幡浜の「観光」をみんなで語ろう!

日程

2014年2月22日(土)13:00〜17:00

会場

道の駅みなとオアシス「八幡浜みなっと」
みなと交流館 会議室

ファシリテーター

山本善隆(よっしー)さん
上田和亨(なご)さん

ねらい

ワークショップを通じて
・地元の方と外部の参加者の目線が交わる機会を作る
・「観光」というキーワードを深めることで街の魅力を再発見する

例会の様子

レポート(参加者:さとの感想を交えたレポ形式です)

初の出張例会、参加者のみなさんもMF(メインファシリテーター)のよっしーさんもなごさんもちょっと緊張した感じのなか、「オチャップ〜八幡浜の観光をみんなで語ろう〜」は、始まりました。「オチャップなので、お茶やみかんジュースを 必ず、持って席についてください。」の声が印象的でした。

「よっしーです」「なごです」と登場します。くだけた自己紹介で笑いを誘い、目標とおやくそくを説明。きょうの目標「みんなでこの話題で、楽しく話せてよかったね!」となりたい、きょうのおやくそく「人の話は最後まで聞こう!!」「みんな対等に話そうよ。」「時間は守ろうね。」「オチャップを楽しもう!!」が模造紙に書いて、貼ってあります。いつもよりくだけた感じの表現とイラストに緊張を和らげる配慮を感じました。

自己紹介から始まりました。具体的な表現のパワーポイントで、わかりやすく説明してくれました。名前、どこから来たか、共通点の観光地、感想を話します。私は、四国の観光地を上げ、次に関西と増やしていきましたが、遠いところでは、パリという意見もあったようです。みんな、楽しそうに話していて、場の緊張がずいぶん和らいだようです。

次はグループ対抗の2択アンケート「みなさん、どっち派?」これが面白かった。
テーブルでチームを作ります。チームで意見をまとめ、リーダがA、Bを紙に書き、「せーの」で紙をあげます。少数派がみかんをゲットします。うちのチームは、まず、どっちとみんな一斉に答えを指します。最初は「裏をかく」作戦でしたが、あとは、みんな裏をかきそうだったので、うちのチームの少数派の紙を上げました。ここで一気にチームの結束が増しました。アイスブレイク成功。

「どんな観光地に行ったの?」を考え、「観光に求めているものは何だろう?」を考えてから、ワークに入るのが、視点が広がってよかったと思いました。ワークに入る前におやくそくをさらっと復習していました。みんなの意見を聞こうという意識の高まりが。


ワーク1:みんなで話そう!〜そもそも「観光」って 何だろう?を話し合いました。
「私にとって観光とは○○だ」まず、各自、一枚1個で5枚を目標に付箋紙を書きました。付箋紙を模造紙に貼りながら、説明し、よく似たものをまとめ、名前をつけました。「まとめの付箋紙、色変えますか?」と参加者のテーブルを観察しているMFの配慮
2人を残し、テーブルを移動します。残った人は来た人に模造紙の内容を説明します。お互いのテーブルの意見を 紹介しあいました。うちのテーブルは、「人」だよね。その地域で出会う人だし、おすすめの場所やお店に行ってみたいという話をしました。「私にとって観光とは」を付箋紙に1つ書き、ホワイトボードに貼って、休憩です。グルメ、いやし、発見等いろいろな意見がありました。

ワーク2:八幡浜の「観光」を具体的に考えてみよう!テーマ:「八幡浜の観光資源について いいところを見つけよう!」「「八幡浜への観光客、倍増作戦!               を考えよう♪」「次にこんなものが欲しい! 」に分かれて、話しました。班分け、個性的なところもありましたが、八幡浜、八幡浜外、男女入り混じって、いろいろな視点で話せました。八幡浜の魅力について、八幡浜みなっとを中心に観光地をつなげたいとか八幡浜の歴史とか町の成り立ちとか説明してくれました。みかん山散歩ツアーとかあるとうれしいのにと要望。
振り返りを円になって、発表。みんなちょっと興奮した感じで、楽しそうに発表していました。何か始めようという熱気が感じられました。メインファシリテーターのよっしーさん、なごさん、お疲れ様でした。ふたりの掛け合い、楽しかったです。場が和んでいました。出張例会でしたが、いつもの四国サロンらしい雰囲気の場づくりができていました。

アンケートには、八幡浜を良くしよう!!と熱い思いを持った人がこんなにたくさんいる事を知り、私にできることはないかと考える、良い機会となりました。自分の課題、町の課題、そして八幡浜の素晴らしいところについて、改めて意識することができたので良かったです。具体的な観光プランを練れるようなワークではなかった。発見はあったが、それらを実行できる機会を探さなければならない。オチャップを段階的に設けてはどうでしょうか等、今後はより具体的な内容でのワークショップを期待する声が、八幡浜の方々から上がり、今後の現場でのファシリテーション実践に、弾みがつく出張例会となりました。

さと