第66回例会「それって必要!?ボランティア組織と「ミッション」について一緒に考えよう」四国サロン

例会の詳細

テーマ

それって必要!?ボランティア組織と「ミッション」について一緒に考えよう

ファシリテーター

山本 善隆 (よっしー)さん(FAJ四国サロン運営委員)
中塚 崇司 (たか)さん(FAJ四国サロン運営委員)
大西 庸子 (ヨーコ)さん(FAJ四国サロン運営委員)

日程

2014年10月18日(土)10:00-16:00

会場

西条市立図書館 会議室

レポート(はるさんの感想を交えたレポートです)

今回のMFはよっしーさん。四国サロン世話人チームとしてたかさん・ヨーコさんの3人で準備にあたったそうです。私も所属する会社の中でスキルアップについてさまざまな仕掛けづくりに挑戦していますが、ただちに利益には結びつかない会社非公認の取り組みです。そのような取り組みが長続きするためのヒントが欲しくて参加しました。当日の天気は気持ちのよい晴れで、西条市立図書館はとても綺麗な建物でした。西条市民の方がちょっと羨ましかったです(^^)

ワーク1:「四国サロンが育んできたものって何でしょう?」

よっしーさんが、今回の例会テーマへと繋がった経緯を軽く説明して、問いかけでワークは始まります。参加されている方は、それぞれに四国サロンが育んできた「何か」を求めてこの場に来たはず。その開示を行ってシェアします。繰り返し参加されている方は、学びもさることながら、自分の話を聞いてくれる雰囲気を皆さんが求めている様子が伺えました。職場の会話とは違う、オープンかつ温かい空気のようなものを私も毎回感じていて、四国サロンでの会話は本当に楽しいですね。

ワーク2:「ボランティア組織にミッションって”絶対”必要なのか?」

次の問いに対して、同じテーブルの方からは「東日本大震災のボランティア活動が迷走した事例」の紹介と「義勇兵は死にたくないから戦場から逃げてもいいの?」という問いかけがありました。「組織」と「ミッション」はコインの裏表のような不可分の関係にあり、「ボランティア」とは分けて考えるとシンプルになるのでは?と教えていただきました。私の中では「多様性のある学び合いの場が存続すること」が四国サロンのミッションなのではないかと感じました。
このワークの締めくくりは、チームからの報告ではなく、各チームで書き出されたものをよっしーさんが会場を巡って拾い上げ、前で要約していきました。私達がこうやって集まる理由って何だろう?という事を再確認できて、参加者も運営委員も似た方向性でまとまっている空気のようなものを感じることができました。

ワーク3:「もしも四国サロンがファシリテーションのお店だとしたら?」

ここでの問いかけはユニークでした。「四国サロンがお店だとして「専門店」「量販店」「コンビニ」のどれだろう?」という考えに基づいてチーム分けが行われ、そこで全員が「何をやってみたいか」を出し合います。壁に張り出してランチを取ったあと、全員で投票して候補を4つにしぼった上で、その企画のオーナーを改めて決め、次のワークへと続きました。

ワーク4:プロアクションカフェで実際に企画を考えてみよう!

「プロアクションカフェ」という私には初めての手法でした。前のワークで出た4つの企画に対して「もっと面白くしよう!」「課題や不安を解消しよう!」「実現に向けたアイディアを出そう!」という三つのセッションを通じて、より具体的に何をやればいいのかを話し合い、書き出します。セッションごとにどの企画に参加するのかは自由で、いろんな方が入れ替わりで意見を出して行きます。
最初は、ちょっと無理なんじゃないかなーと感じていた「やりたい事」も、みんなでワイワイ話すうちにどんどん可能性が広がっていって、その様は爽快でした。最後にテーマごとの結果を報告し、チェックアウトとなりました。

まとめ

今回は、純粋に四国サロンの「これまで」と「これから」を考えるため、場に任せて、対話してもらう事に重きが置かれた例会だったように思います。とても穏やかな、でも前向きな気持ちを貰えた時間でした。私も社内でのスキルアップへの働きかけを行う取り組みを継続してやっていくヒントを幾つもいただきました。プロアクションカフェ、ぜひ試してみたいです。参加したみなさまお疲れ様でした!