「シリーズ〜ファシリテーションが奏でる、プレミアムな時間♪ 第1話「ビールの、深いはなし」
中塚 崇司 (たか)さん(FAJ四国サロン運営委員)
& 例会準備チーム(チーム・アマンダ)
2014年12月20日(土)13:00-17:00
アサヒビール四国工場 ゲストハウス4階
10月例会のプロアクション・カフェから生まれた企画「プレミアムな時間をどうぞ♪」記念すべき第一回の開催。場所は再び西条、四国サロンではおなじみのアサヒビール工場です。まずは工場見学から。
土曜日のため機械は稼働していませんでしたが、ぴかぴか。「これは本当に普段使われているの?」と思うほどきれいでした。ニッカウヰスキーのコーナーが新設されていたのは、やはり『マッサン』効果のようです。
見学の後お待ちかねの出来立てビール!(これでアイスブレイク完了(笑)
さて、みなさんほんのり桜色の顔で会場に移動。二面ガラス張りの部屋で抜群のロケーション。降り続いていた雨も上がり、山々が見渡せました。
MFたかさんの導入の後、いよいよ「ビールの深い話」へ突入。今回の語り手はアサヒビールにお勤めのミシュランさんです。かなり専門的な内容でしたが、パワーポイントを使って分かりやすく説明してくださいました。おいしいビール作りは、いかに酵母様に機嫌良く働いていただくかにかかっている、というのが印象的でした。酵母や細菌のような肉眼では見えないものが確かに存在しているという実感。ミシュランさんの品質管理部では官能検査を実施されており、そこでダメとなったらそのビールは世に出ない。検査する人は常に3名以上で異なる意見が出るようにしている。
ビールは身近な存在ですが、その裏側にはこんなにも様々な工程と、人(と微生物)の働きがあったんだなぁと認識を新たにしました。
第一部のお話が終わった後、3つのグループに分かれて、話を聞いての感想と、もっと聞いてみたいことを出し合うことに。各グループ口火が切られるまでに、しばしし〜とした時が流れました。深〜いお話をじっくり味わっていたのかな・・・?
そこで出た質問をホワイトボードに貼り、話し手さんと質疑応答の時間に。皆さん興味津々でWBは質問でいっぱいになりました。大まかには製品について、官能検査について、ミシュランさんの仕事とのかかわり方についての3つでした。検査をする人は何人いるのか、どうやって選ばれるのかなど。
限られた時間の中、たかさんのスムースかつ急かさないファシリテーションで、納得感のある質疑応答だったと思います。
そして今日の話から、自分の仕事・日常に持って帰れそうなことを出し合いました。私のグループでは「共通の目標のために、立場を超えて協力しあえるのがいいね」「社内で価値観の共有ができているのがすばらしい」といった意見が出ていました。
その後、感じたことを各自A4に書き、輪になってシェアリングしてチェックアウト。
最後に今日の例会をKPTで振り返り。Fはなごさんにバトンタッチ。
○続けた方が良いこと
○改善点
○やってみること
といった意見が出ました。
これからどんな”プレミアムな時間”が登場するのか楽しみです。
(ゆき)