2022年9月(第163回)定例会【テーマA】 ファシリテーション力を高めるリフレクションを考察し、モデル化を試みる実験東北支部

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ファシリテーション力を高めるリフレクションを考察し、モデル化を試みる実験
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リフレクションという言葉をご存知の方も多いと思います。リフレクションとは、経験学習の分野で最近話題になっている考え方で、振り返りや内省の意味を持つ言葉です。人は経験を通して成長すると言いますが、経験と振り返り(リフレクション)を通して学習し成長することは、教育からビジネスまで、近年様々な場面で取り沙汰されるようになりました。

さて、リフレクションは私達ファシリテーターの成長にとっても非常に大切な考え方です。私達はファシリテーターとして日々実践をこなしていますが、実践について意図的にリフレクションすることは意外に難しく、多くの場面でせっかくの実践が放置され、学びとして回収しきれていない状況があると感じています。

リフレクションが難しい背景にはいくつか理由があると思いますが、「リフレクションのやり方が定まっていない」ということはその中でも大きな問題のように思えます。やり方が定まっていないことで「リフレクションの質が安定しない」、その結果「リフレクションをやっても意味がない」と捉えられることになり、リフレクションを実践するモチベーションが下がってしまうのではないでしょうか。

そこで今回の例会では「リフレクションのやり方」を探求することを目的とし、特にファシリテーション力を高めるリフレクションについて体験的に確かめるワークショップを行います。

本ワークショップは、継続して実験しているものであり、20221月に中部支部で実施したもの、20225月に関西支部で実施したものを改善した、第3回目、そして最終回の実験プログラムとなります。

今回の話題提供者である中島さん、八住さんは以前からリフレクションのフォーマット化に取り組んでおり、特にカードゲーム形式で構造化されたリフレクション(リフレクションカード®)を実践している方です。定例会では、お二人とリフレクションチームメンバーで重ねた「ファシリテーターのリフレクション」についてご紹介し、ファシリテーション力を高めるリフレクションについて、カードゲーム形式でフォーマット化されたプログラムを実践してみます。

問いとルールによる半構造化されたリフレクション支援、ルーブリックによるファシリテーターレベルの可視化等、これまでの実践を踏まえた最終の公開実験プログラムです。ファシリテーターのリフレクションについてご興味のある皆様はぜひご参加ください。

今回のプログラムはファシリテーター専用にカスタマイズしたリフレクションカード®のプロトタイプ版を利用します。プロトタイプ版のカードは、定例会の結果を受けて修正予定ですが、修正後もカードに関する著作権はリフレクションカード®を保有するRML https://reflection-method.com/)に帰属しますのでご了承いただける方のみご参加ください。

【話題提供者】
中島久樹、八住敦、リフレクションチーム(共にFAJ会員)

リフレクションチーム:やまちゃん(山根弘和)、さかなが(阪長俊之)、ようちゃん(佐竹陽一)、ゆり(中西百合)、ジャスミン(八住 敦之)、なかしー(中島久樹)

【日時】
202293日(土)13時~17時(受付開始:1230分)

【会場】
オンライン

【定員】24名(先着順)

【参加費】
FAJ会員のみ:無料

【持ち物】
良好なオンライン環境、PCにて参加(スマホやタブレットのみの参加は不可)

■申込み■ 下記申込みPeatixフォームから申し込みください。(8月19日募集開始、〆切9月1日(木)21:00予定)
 申し込みURL:https://tohoku-faj-20220903.peatix.com
※前日の21時までにZoomアドレスの連絡がない場合は、お手数ですが、下記アドレスまで連絡をお願いします。

【東北支部担当】
ゆり、えめ、ようちゃん(東北支部)

【主催・問合せ先】
NPO法人日本ファシリテーション協会東北支部(tohoku-member@faj.or.jp)