第145回定例会レポート グラフィックの可能性に気づいてみよう!触れてみよう!やってみよう!東北支部

第145回定例会レポート

■テーマ
『グラフィックの可能性に気づいてみよう!触れてみよう!やってみよう!』
■日 時
2021年1月9日(土) 13:00~17:00
■会 場
オンライン(Zoom)
■ねらい
グラフィックファシリテーションの世界に触れて、グラフィックの大きな可能性を感じよう
■企画メンバー
   ぷーさん(話題提供者)
ゆっきー、やまぴ、かず、T&D、いずみさん、かよ

■参加者
参加者22名(会員17名+非会員5名)
■<当日のながれ>
12:50~参加者ログイン
 ――――
13:00~
0. .オープニング
1. グラフィックってなに?
   ・グラレコ、ファシグラ、グラファシ・・・言葉を整理しましょう
2. Work1 表現してみよう  ≪ウォーミングアップ編≫
   ・お題に対して、○、△、□だけで書いてみよう  ①ロケット、②丑、③門松
   ・ふりかえり・・・ブレイクアウトルーム
3. Work2 表現してみよう ≪ビジュアルボキャビル編≫
   ・グループワーク(ブレイクアウトルーム)
    ・キーワードの1つを、Jamboardの図形のみを使って表してみよう 
   <キーワード>
      ・コラボレーション(協力・連携・共同作業)
      ・コクリエーション(共創)
      ・コンフリクト(衝突、争い)
      ・ファシリテーション
      ・チームビルディング
   ・ギャラリーウオーク 他のグループの作品を見てみよう  
4. Work3 表現してみよう ≪未来のイメージをつくろう編≫
   ・テーマ:「ファシリテーションが当たり前になっている街のイメージはどんな感じ?」
   ・Jambordの図形のみを使用
   ・グループワーク(同じグループでのブレイクアウト) 
   ・各グループの発表・・・ご意見、ご感想を伺う
5.チェックアウト
   ・学んだことを○、△、□で描いてみる
6.エンディング

Work3 表現してみよう ≪未来のイメージをつくろう編≫
   ・テーマ:「ファシリテーションが当たり前になっている街のイメージはどんな感じ?」
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<参加者の声>
・お年始らしい定例会に参加させていただきましてありがとうございました。
みんなでコラボすれば、制約があることでかえって自由になれる体験をしました。

・ありがとうございました。初めての定例会に参加させていただきましたが、とても楽しかったです。
先月のファシリの基礎もそうでしたし、今回のグラフィックについてもとてもワクワクして楽しかったです。

・△□○でいろんなことを表現できる、これがよくわかりました。その制約条件がまるで、子供の積み木遊びみたいな感覚を感じました。
ありがとうございました。

・オンラインツールをつかって複数で書き込みをすると、いつも、ぐったり疲れるのですが、今日はとても楽しく終えることができました。
グラフィックやオンラインの可能性を感じました。貴重な場をありがとうございました!

・図形のみだからこその表現がたくさん出ていて面白かったです。また、時間内でイメージを共有することの大切さと難しさを改めて感じました。
・とにかく何でもいいので書いてみることが大事だなぁと。いいじゃん、いいじゃん、下手でもって思いました。描きながら話すとおもしろいだろうなぁ
・ギャラリーウォークの時ブレイクアウトルームを作ると面白いかも?各グループはホストを決めて、その人は残り他の人は好きなグループに移動して話し合う。
・シンプルな図形の組み合わせ方も様々なアイディアがあり、とても表現力が豊かなイメージができることがわかりました。確かに、他の方の作品を見るのが一番勉強になります。
・基本的な図形だけでいろいろ描いてみる、継続してやってみたいと思います。
・◯□△が頭から離れず、うなされそうです。本日は楽しく学ばせていただきました。ありがとうございました。
・丸・三角・四角でこんなにも表現できるんだということに気付かされました。
ジャムボードで半強制的に使わざるを得ない環境だったのは貴重な体験でした。今日一緒にワークや話をできなかった人とも関わりたいなと思いました。

●集合写真(チェックアウト:学んだことを○、△、□で描いてみる

集合写真(チェックアウト).png

<担当者のコメント>
■ぷーさん
 1月の定例会は、ビジュアルファシリテーションを幅広く捉えて考えてもらう企画を行った。丸・四角・三角という基本図形をベースに、グループで話し合ったことを表現してもらい、ビジュアルを作りながらチームビルディングを行えた。
準備段階でのチームワークもよく、役割をみんなで担い、実施も予定通りに行えた。参加者からの熱い感想もあり、新年を飾る定例会を終えることができた。準備段階から実施までたくさんのチャレンジを盛り込んだ、東北らしい時間と
なった。企画の一員として関与できたことを嬉しく思った。
■かず
 一部ではありますが、今回、初めて定例会当日のプレゼンターをさせていただきました。 自分の専門分野ではなく、かつ、完全オンラインでしたので、当日は緊張したものの、 ぷーさんの先導のもと、コンセプト、ストーリー、プレゼン資料、当日の進行 まで、チームで 1つのモノを作り上げた事は、非常に楽しい体験でし た。 多少(?) の ミスはあったものの無事にプレゼンは完了し、また、 定例会として参加者の方々も楽しんでいただけたようで、大変、嬉しく感じます。また、自分の中でも、この経験が今後大いに役立つものと感じています。 ありがとうございました。
■いずみさん
私はテクニカルとして、企画会議には途中からの参加となったので、プログラムを客観的に拝見しました。
その感想としては「目のつけどころが良い!」です。「対話をグラフィックするとはこういうことなのだ」ということが感覚で知ることが出来るプログラムだったなと感じます。この感覚を身につけたらあとは「訓練」「慣れ」なのではないかと思います。  また、今回の企画会議では特に「伝わる伝え方」を意識していました。これもまた大きな学びとなりました。
楽しい時間を共有させていただき感謝です。
■ゆっきー
お正月の大切な風習である書初めにならい、新年1月は"グラフィック"をテーマに開催。 おかげさまで満員御礼の定例会でした。ご参加いただいた全国のみなさまありがとうございました。 企画メンバーとして携わりプログラムが決まっていくプロセスは、「グラフィックにはペンと紙は必須である」という私の先入観が見事に崩れていく(笑)経験でもありました。 〇△□という制限の中で表現していくことは結果として、今回の目的である"可能性のひろがり"をうみだしました。 また参加者からの感想や表現がワークを重ねるたびにチームワークとしての強さを感じ、グラフィックで築かれるチームビルディングの効果も知りました。 これからの自分自身としては日常生活で気になる「言葉」を見つけ、ビジュアルボキャビルを実践です。言葉が気になるアンテナもつねに張っていなきゃですね。 そして今年の目標のひとつに「バージョンアップした内容で定例会開催」を書いておこうっと。メンバーのみなさん、またよろしくお願いします。
■T&D
テクニカルサポートとして、途中から企画に参加させていただきました。 皆さん、何度も繰り返しながら、丁寧にプログラム作りをされていたことが印象的でした。 プログラムとしては、個人的には2つの発見がありました。 1つは〇△□のだけでこんなに表現できるのだということです。 描くことが苦手な私としては、大きな衝撃でした。 もう1つが、〇△□と制限をつけることで、グラフィックに普段関わらない人でも参加しやすくなり、
慣れている人にも新たな発想が生まれていたことです。 オンラインであったからこそ、〇△□の制限も受け入れやすかったのかなと思いました。 今回参加できなかった方にも是非、これらを感じていただきたいです。
今回はテクニカルでの参加でしたが、 次回開催する際はプログラムを作って、動かしていきたいです。
皆さん、ありがとうございました。
■かよ
企画メンバーとして携わらせていただきました。「グラフィックの可能性を感じる」、なんと大きなテーマだろうと思っていました。〇△□でどんなことができるか、わくわくもありちょっとの不安もありましたが、参加者の皆さんの制作したものを見て、感動しました。「すごいなぁ~」本当に可能性を感じた瞬間でした。企画段階からぷーさんを中心としたチームワークが回を重ねるごとにできており、楽しく参加することができましたし、
プレゼンの仕方などもフィードバックいただき、グラフィックだけでなくたくさんの学びがありました。参加者の皆さんからのご感想も充実感や達成感を感じさせるコメントが多かったこともこれからの励みになりました。
ご参加の皆さん、メンバーの皆さん、ありがとうございました。


企画メンバー.png

上段(左から):かよ、ゆっきー、かず
下段(左から):いずみさん、ぷーさん、T&D