第138回定例会レポート 『オンラインでの開催もなかなかいいじゃん』といわせる場づくり(2020年6月開催)東北支部

第138回定例会レポート
『オンラインでの開催もなかなかいいじゃん』といわせる場づくり

■テーマ
『オンラインでの開催もなかなかいいじゃん』といわせる場づくり

■日 時 
2020年6月13日(土) 13:00~17:30

■会 場 
オンライン(Zoom)

■ねらい 
オンラインで開催される話し合いの場づくりについて、より話しやすい場、
さらにはオンラインならではの手法を取り入れた場づくりの工夫を知る。
ファシリテーター、参加者、オンライン経験値など様々な立場の視点から
気づきを共有しオンラインファシリテーションにおける場づくりを知る。

■参加者
担当5名+参加者18名(会員のみ対象)

■当日のながれ

12:50~参加者ログイン  
――――
13:00~
1.オープニング
2.場づくりで大切なことを知ろう
・勝手にトーク「キャッシュレスについてどう思われますか?」(グループ演習)
・オープニングから演習までをふりかえり「オンラインでの場づくりに大切なこと"3つ"」を作成(グループ演習)
・全体共有
3.オンラインアイスブレイクをつくってみよう
・アイスブレイクの解説
・オンラインツール(jamboad)をつかったアイスブレイクに挑戦(しりとり)
・オリジナルアイスブレイクをつくろう(グループ演習)
・全体共有(各グループ発表)
・グループの発表に投票しランキング。1位のアイスブレイクを全員で体験
4.広がるオンラインの楽しみ方
・miroの紹介、使用例(運動会)の紹介
5.ふりかえり
6.エンディング
7.情報交換会
・自身が関わる様々な組織・団体で起きているオンラインの活用やその悩み、ツールの使い方などの情報交換


■参加者の声
・楽しみながら学べた。 
・東北支部の温かい雰囲気が伝わった。
・参加者の中でオンラインツールにログインが出来ない人へのフォローが足りなかった。  →グループの中でフォローしてもらった。
・場づくり=アイスブレイクではない。
・冷たい雰囲気のオープニングが効果的だった。場づくりの大切さがわかった。
・オンラインをリアルに近づけることではなく、オンラインだからこそゼロベースからつくったらいいと思った。
・オンラインだからこそ対話の時間をリアルの時より多めにとった方がいい。
・最後の情報交換会の時間があってよかった。


■担当者のコメント

いずみ:
MFもテクニカルサポーターも初心者というメンバーでしたが、それだけに、参加者目線で考えることも出来たかなと思っています。
東北以外からの参加者もあり、新しい風に刺激を受けた部分もありました。
今回は「場づくり」のひとつであるアイスブレイクを「オンラインならでは」の視点で作りましたが、思いもよらない発想がたくさん出て、
やっぱり人が集まると楽しいなと感じました。

ゆり:
オンラインの話し合いの場でよく感じる「雰囲気」づくりの大切さにフォーカスして、話をしてみたいという思いで、
このテーマを企画することになりました。
結果として、今回はその中でも「オンライン・アイスブレイク」を中心として話し合うことになり、
一人では思いつかないようなアイデアがたくさん出てきて、オンラインの可能性をまた1つ見つけた思いです。
場づくりはもちろん「アイスブレイク」だけではありません。より話しやすい場づくりのための、
マインドやスキルについて、もっともっと深めていきたいと思いました。

ゆっきー:
今回、前半部分のMFを担当させていただきました。
テーマは"場づくり"、MF、企画チームは序盤あえての不愛想、無表情、開始まで無言...で振舞ってみました。
つらかったですねこの時間。しかしそのつくられた硬い雰囲気を体験したからこそ知ることのできた"場づくり"に必要な要素。
MFとしても感じ、学ぶことができました。参加者がオンラインにアクセスすることはまさに会場に入る瞬間。
そこからすでに場づくりがスタートしているですね。改めて参加者の声で知ることができました。
今後のオンライン開催に活かしていきたいと思います。

ぷーさん:
今回はテクニカルスタッフとしても関わりを持たせてもらいました。
テクニカルは苦手だったのですが、今回の例会の準備を通じて、Zoomについても理解をすることができました。
オンラインが常態の例会なので、ここで操作方法に触れたことはよかったです。
例会はオンラインの性格の反映して、各支部からの参加者がいて良い学びの機会になりました。
オンラインソフトのツールをどれだけ使うか、どれだけ使わないかを考える良い機会になりました。
私は東北支部での初めての関わりを嬉しく思いました。
テクニカルスタッフとしては、今回例会中に使用したツールに入れていない人がいたときに、対応する術がなかったのは反省材料です。
オンラインツールを使う分だけ、入れない状態になる人へのフォローアップは企画側としていつもチャレンジになると思いました。

(終わり)