このページは、2020年8月2日(土)に開催する東京支部8月 臨時定例会 のご案内です。
Covid-19は、私たちのコミュニケーションのあり方を変えました。私たちは、ソーシャルディスタンスを取りながら学び、仕事をするという新しいゲームを始めたのです。
対面で会うことが当たり前ではなく、特別なことになりました。
その代わりに、オンラインで話すことが特別なことではなく、当たり前のことになりました。
私たちのコミュニケーションは、上意下達の一方向的なものから、双方向で循環的なものに変わりつつあります。自律分散的でフラットなオンライン環境が、私たちの「感じ方」を変え始めています。
複雑に繋がり合うコミュニケーションネットワークは、社会を単純でシステマチックなものから、複雑で生命的なものへとシフトしていくでしょう。
社会は、秩序とカオスの間でゆらぎはじめています。
集団の知的創造活動を秩序とカオスの間で舵取りするのが、ファシリテーターの役割です。
今こそ、ファシリテーターが必要とされる時代なのです。
アフターコロナ時代のファシリテーターが活躍する場は、ワークショップや会議といった時間的、空間的に切り取られた場に限りません。
繋がり続けるコミュニケーションネットワークに発生する複雑なプロセスをファシリテートする人が必要とされています。
そこからどんな価値が生まれるのでしょうか?
アフターコロナ時代のファシリテーター像について、一緒に考えませんか?
【開催概要】
日付* 8月2日(日)
時間* 14:00-16:30 (13:30受付開始)
定員* 200名
【会場】
Zoomによるオンライン開催
【参加費】
会員* 無料
一般* 3,000円
【ファシリテータ】
田原 真人 (FAJ会員)
国際ファシリテーターズ協会日本支部理事
Flipped Learning Global Initiative アンバサダー
自己組織化ラーニングファシリテーター基礎講座で100名を超えるファシリテーターを育成。2013年に「反転授業の研究」の立ち上げ、5000名を超える会員と学習者中心のオンライン教育の先進的な取り組みを行う。2017年に与贈工房、2020年にトオラスを組織し、オンラインでの自律分散的な働き方を追求すると同時に、人材育成のオンライン化に取り組む。
早稲田大学理工学研究科博士課程で複雑系の科学を研究して以来、一貫して、双方向コミュニケーションによる共創的な自己組織化に取り組んでいる。NPO法人ODネットワークジャパンから、デジタルファシリテーションの取り組みが認められ、2019年エクセレントアワード組織賞を受賞。2020年3月のJMAMオンラインカンファレンスで企画コーディネーターを務めるなど、数多くの大規模オンラインカンファレンスやオンライン研修をプロデュース。
マレーシア在住9年目。すべての仕事をオンラインで行っている。『Zoomオンライン革命』など著書10冊。
【企画】
FAJ東京支部 調査定例会チーム