このページは、2022年 3月に開催する東京支部3月定例会のまとめページです。
※開催内容の詳細をご案内させていただきます。
テーマ1 |
『「焦点会話法」 (Focused Conversation Method)を使ってみよう! ~ORIDを使った話し合い~』 3月26日(土)13:00~17:15 / オンライン開催 |
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テーマ2 |
『「"きく"を極める」 ~チーム活動を最大化する為の他者との関係~』 3月26日(土)13:30~17:00 / オンライン開催 |
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テーマ3 |
『カオスにともしびを ~議論の構造をつかむ~』 3月26日(土)9:00~12:00 / オンライン開催 |
日付:2022年3月26日(土)
時間:13:00~17:15(受付開始 12:45~)
✳︎オンライン開催
【定員】20名
【テーマ詳細】
話し合いのプロセスを意識して、いざ問いを立てようとしたとき、「何について」聞けばよいのか迷うことはありませんか? その「何について」を整理し、フレームとして使えるようにしたのが焦点会話法です。
焦点会話法は、The Institute of Cultural Affairs ( ICA*)で開発された 対話を通してグループの目的を達成していくための一連のフレームです。このフレームの中核は、「ORID」で表される4つの側面を意識して区別し、それぞれに順番に焦点を当てながら考えや会話を進めていくことです。(ORIDで表される4つの側面とは以下の通り)
・ Objective (客観的) ・・・事実や情報、印象などに焦点を当てる
・ Reflective (内省的) ・・・事実に対する反応や連想、感情などに焦点を当てる
・ Interpretative (解釈的) ・・・意味や価値、意義、目的などに焦点を当てる
・ Decision (決断的) ・・・決定や行動、次のステップなどに焦点を当てる
*ICA :米国に本部を置き世界中のネットワークで参加型手法を活発に用いて活動するNGO団体で、日本ではICA Japanとして1970年より活動中
「ORID」自体は「振り返り」のフレームとして使われることも多いですが、その活用範囲は振り返りだけにはとどまりません。
台湾のデジタル担当大臣であるオードリー・タン氏は、市民が立法のプロセスに参加できる「v台湾(vTaiwan)」と呼ばれるオンライン討論プラットホームにおいて、ディスカッションガイドとして「ORID」を活用しているそうです。タン氏は「20~50人といった多くの人が話し合うときにそれぞれのエネルギーが発散してバラバラにならないよう、焦点を合わせたい時に使います」と「ORID」について語っています。
ファシリテーターとしては魅力的で使いこなせるようになりたいフレームワークですよね。
"それぞれの段階でどんな「問い」が有効なのかを試行錯誤しながら使ってみる"という体験の積み重ねが「ORID」を使いこなすためのキモになりそうです。
この定例会では、「ORID」を使った話し合いのファシリテーター/参加者の体験ができるように、あるプロジェクトチームの会議という場をしつらえました。
「O」⇒「R」⇒「I」⇒「D」とうまく問いを立てて、話し合いを建設的に進めていくことができるのか、それとも苦戦するのか。さらに、「O」⇒「R」⇒「I」⇒「D」に焦点を合わせた進行は、参加者としてどう感じるのか。
ファシリテーターとして&参加者として、ORID・焦点会話法を思う存分試し味わう機会です。ぜひ一緒に学び合いましょう!
■定例会のゴール
ORIDの4要素がどんなものかを理解できている
振り返り以外の場でORIDを話し合いの骨格に使う体験ができている
ORIDを自分の現場でも活用してみようと思っている
■当日の流れ
オリエンテーション
焦点会話法(ORID)ミニ解説
話し合い準備
話し合いの実践(進行役と参加者の両方を体験)
振り返り
■参考:"ORID"についてもっと知りたいかたは、以下のサイトの記事などが参考になります。
https://note.com/me_learning/n/na2520558f75c
https://yukogendo.com/reflection-orid/
【対象者】
FAJ会員(お試し参加を含む)、
話し合いやワークショップで、どんな問いかけをしたらよいか悩んでしまうあなた
(当日はPCでの参加を推奨します)
【持ち物】
【話題提供者・企画者】
遠藤紀子、尾上昌毅、米岡裕美、鈴りちえ(以上FAJ会員)
基本情報
日付:2022年3月26日(土)
時間:13:30~17:00(受付開始 13:15~)
✳︎オンライン開催
【定員】60名
【テーマ詳細】
みなさんは普段どのように他者の話をきいていますか?
あまり意識をしていないとついつい自分が話過ぎていたりしませんか。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で他社とのやり取りがオンライン上になり、どのように進めればよいか
迷ったり、悩んだりしていませんか。
今回のワークショップではオンライン開催ですが、リアルでもオンラインでも使えるような、質問、問いかけまた、他者との相互作用について、体感、体験し、解決方法を考え、経験してみます。
他者の話を引き出し、チーム活動を最大化する為の方法を見つけてみませんか?
その中から明日から使える1つの技を発見してみましょう!
■定例会のゴール
きくことについてグループワークでの体験から、質問、問いかけについて
考え、効果的な質問、問いかけを見つけている
また、うなづきや相槌など、相互作用についてもヒントを見つけている
■プログラム
オリエンテーション
ワーク1
振り返え1
ワーク2
振り返り2
全体共有
■関連キーワード
質問、問いかけ、オンライン、傾聴、対話、相槌(あいづち)、うなづき
【対象者】
質問、問いかけ、傾聴に興味がある人
*PCでの参加を推奨
【持ち物】
水性マーカー(プロッキー推奨)、A4用紙10枚程度
【企画者】
増平貴之、吉田聖美(以上、FAJ会員)
概要
日付:2022年3月26日(土)
時間:9時~12時(開場 8時50分~)
✳︎オンライン
【定員】40名
【テーマ詳細】