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★Faj富山サロン 2021年10月例会レポート
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◆開催概要・開催日時2021年10月２日（土）13:30~17:00
・リアルとZoomのハイブリッド開催
・例会担当（MF)：おかちゃん（岡野利明）
・サポート：富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数14名（一般4名、会員10名）

◆テーマ（案内文）
「ファシリテーターは、発言を受けてどう対処するか？」
～会議で発言を受けて、要約し内容を確認する練習をし、その留意点を探る～
　会議の話し合いは、曖昧な発言やどう解釈してよいか悩むような発言もあります。そのとき、ファシリテーターは内容を要約して発言者に趣旨を確認する必要があります。発言内容を会議参加者の前で確認することにより、発言内容の解釈を一本化することで誤解を未然に防ぐことができます。「私は、そんなこと言っていません」というようなことがなくなります。今回は、模擬会議を行って発言の要約練習をしてみたいと思います。練習することで気づいた留意点などの共有の時間も設けます。

◆当日の進行内容
１．はじめに：MF自己紹介、流れ・お約束の共有。
２．アイスブレイク：全員で自己紹介(A4の紙に呼ばれたい名前、どこから、お仕事など、今の気分を書いたあとで発表)。
３．なぜ、議事進行で要約が必要なのか、要約の仕方の概略をMFから説明。
４．MFとボランティア１名とで実際に要約の要領を皆の前で行った。
５．ふたりずつに分かれて要約の体験をした。マイブーム、気がかりなこと、夢中になっていることなどを一方の人が話し、聞き役は要約を入れながら進めた。
６．模擬会議をして要約を入れながらの議事進行を体験した。話題テーマは、①職場など、あなたが出席している会議の不充分な点、不満なところを教えてください？②良い会議、理想の会議とはどんな状態か？③あなたはファシリテーターを頼まれました。どんな事前準備をしますか？
　模擬会議では４人ごとに分かれ、テーマごとにファシリテーターを交代した。４人ぐらいの会議だとファシリテーターも意見を言うこともありますが、今回は遠慮してもらった。
７．最後に全員で感想を共有した。
８．終わりの挨拶、写真、アンケート、次回の予告

◆参加者の声（アンケート結果から）
【参加して印象に残ったこと】
・「要約しよう」と思いながら、人の話を聞くことで、普段自分があまり人の話を聞けていないことに気づきました。
・ファシリテーターとしての事前準備について知れたこと。多様な意見を引き出すためのしこみが知れてよかった。
・要約することを意識してファシリテーションを行うことを初めて経験した。
・全く違う業界の方のファシリテーションの取り組みが印象に残りました。
・皆が平等に意見を言えるように聞き出す。ファシリテーターの笑顔が大事。
・改めて要約の大切さが実感できた。
・要約の練習はあまりしないので良い機会だと思った。
・ワークで扱った話のテーマが、ファシリテーションに関することだったのが良かった。
【参加して分かりづらかったこと】
・他のグループの意見を見える化していただいて、共有できたら嬉しかったです。
・要約を入れるタイミングが難しかった。
・Zoomで、MFのパワポの共有がうまくいかなくて見づらかった。
【今回学んだことをもとに、自分でやれること、これからやってみようと思うことは何でしょうか？】
・自分の先入観のフィルタをかけないで、相手の言葉をそのまま使って要約すること。傾聴するって真面目にやろうとすると、脳がひりひりするくらい疲れることがわかりました。傾聴の深さと集中力とのトレードオフ？バランスが難しいなと思いました。
・今日、学んだことを会議で活かす。積極的にファシリテーターになる。参考文献等、自ら学ぶ。
・要約することを、いろいろな機会に使ってみようと思います。
・自分の興味や好奇心を抑えていくために、自分への問いかけをわすれないようにしたい。
・共感だけでなく、要約してロジカルに近づける。
・まず、要約に心がける。
・要約はちゃんと聞いていないと難しい。
【その他、何でもご自由にお書きください】
・富山サロンさんのほんわかした雰囲気、とってもいいなと思いました。
・富山サロンの開かれた雰囲気が安心できました。

◆ファシリテーターの感想
・テーマが要約だったので要約の部分についての皆さんが得たことの共有はできたと思う。一方で、模擬会議での議題がファシリテーションに直結したことだったので、その部分の共有もした方が良かった。
・MFの私がZoom参加だったので、リアル会場のことを忘れてしまったことがあった。