★Faj富山サロン 2020年10月 例会レポート★富山サロン

★Faj富山サロン2020年10月例会レポート


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◆開催概要


・開催日時
2020年10月3日(土)13:30~16:00

・場所
オンライン Zoom

・メインファシリテーター
インプロ専門家 絹川 友梨さん
 企画 まりまり(山西 真理子)

・サポート
富山サロン運営スタッフの皆さん

・参加人数
17名

◇テーマ
「ファシリテーションにおける即興性を学ぶ ~あなたのアドリブ力をアップしよう!〜」
シナリオのない日常のさまざまな状況に、
ファシリテーションをどう活かしたらいいでしょうか。
想定外のことが起こったとき、頭の中が「まっしろ」にならずに、
相手を尊重した対応をするにはどうしたらいいでしょうか。
本例会では、参加者主体で、「否定しない・受容すること」を大切にし、
風通しのよい人間関係作りのためのスキル「即興性」を、
インプロ専門家で即興演劇ファシリテーターの絹川友梨さんをお呼びして、学び体験します。
さらに、人とのコミュニケーションを深めるためには、
子供の時の遊びのような楽しい感覚も必要です。
楽しみながら、笑顔で、是非参加してみませんか?
<効果>
自己肯定感の向上や共感力が増し、ポジティブなコミュニケーションを可能にし促進する。
相手の尊重を容易にし、想定外事項に柔軟に対応できる等の変化が得られる。
相手を楽しくさせる表現や、組織や社内の風土を風通しの良い健康的にする支援が可能になる。

◆当日の進行内容


1.グループに分かれての質問形式による自己紹介。

2.メンバーを変えて2人で共通点探し。

3.即興性とは何か?レクチャー

4.身体的なワークショップ

5.コミュニケーションの仕組みのレクチャー

6.エクササイズ
7.YES and についてのレクチャー
8エクササイズ
9最後に感想などをグループでシェア、全体でシェア

◆参加者の感想


絹川さんがずっと笑顔で話しておられたこと。早口でも、すーっと入って話が入ってきたこと
yes andを使って批判厳禁が学べた
演劇とファシリテーションを組み合わせるという考え方を持ち合わせていなかったので面白かった。
質問も自分の中でYes、AndになっていればOKであるまた、相手も回答しやすいことで返すことでより膨らむことが出来るという事が印象に残った(少し間違っているような気もするけど(笑))
yes and で自分たちが想定してなかったところに辿り着けるというのが、とても印象的でした。
ただ聞いているだけではなく参加することの重要性
絹川さんに感謝です。この機会をつくってもらって感謝です。
職場や友人との会話でも少しずつ取り入れていこうと思った。
体験して見てわかることの多さ。レクチャー内容の濃さ。ファシリテーターの旨さ、時間を短く感じて楽しく学べる事は、本当に頭に入ると感じた。
初めての参加でしたが、ブレイクアウトルームをはじめ活動が楽しくできました!
人と話す時の自分の癖に気付くことが出来たこと(yes badで伝えていた)
人と話す時の自分の癖に気付くことが出来たこと(yes badで伝えていた)プレゼントを渡すワークが、新鮮で楽しかったです。
ズームだと自分の表情や動きが客観的にみれてよかったし、絹川さんの進め方が素晴らしかった。
即興は行動と思考が同時に行なわれる。YES andを生活に取り入れたい。
小出しのアイデアの積み重ねで、三人寄れば文殊の知恵を実現できるか試したい。
インプロがZOOMでできる事にあらためて、驚きと楽しさを失わず出来る事に感動した。皆さんが楽しそうなのが1番良かった。
絹川さんの笑顔あふれるファシリテーターが心地よかったです。
間(待つことも含めて)を大切にする場面もあると思いますので、即興性と間をどう使い分けていくか、自分なりによく考えてみたいと思います。
会社では、自分の意見を主張することが求められていたり、そういう人が多かったりします。ケースバイケースだと思いますが、新しいアイデアを求められる時などには、全員がyes andのルールで創造性を高めて行きたいと思います。
YES&はこれからの人生でも生かせると思うので使っていき、人間関係を良好にしてきたいと思いました。

◆ファシリテーターの感想(まりまり)
今回急ではありましたが、今私がどうしてもこの絹川さんに来ていただいてFAJの方々に、そして富山の方々に体験してほしかった。なぜならこの面白さは、体験してもらわないと解っていただけないからだ。初めてであれば、まずは「楽しい、楽しかった」だけでもいい。絹川さんのレクチャーも充実したものだったが、楽しかったのはそれぞれご自分の何に反応したのか、考えたり感じたりもして欲しい。
 そこに子供の頃面白がったり楽しかったりした感じのままで、これからの社会に対して考え臨んで欲しい。難しい顔で眉間にしわを寄せて、話し合う時代からもっと楽しんでワークをする時代がやってきていると勝手ではあるが感じている。せっかくの人生で笑って楽しい時間が少ないなんて、私はもったいない気がするのだ。
 基本的にインプロは対面で行われるものである。しかし、このコロナ禍の状況で絹川さんは世界の方々や演劇界の方々、一般の方々とZOOMでインプロ活動をされて人と人とのつながりを、面白くその状況に「YES and」の精神で活動されている。「コロナ禍だからあれもこれもできない」ではなく、「そして○○しよう」の精神だ。
 彼女の活動に興味のある方は、是非参加してみて欲しい。毎月4回ほど、インプロの時間を仲間の方々と運勢されている。 参加者の方々の、とにかく「楽しかった、面白かった、学んだ、勉強になった、実生活でやってみます」の言葉しかいただいていない。
今回の内容はプロの絹川さんにお任せしていたため、本当であれば有料であるが今回特別に無料で講義いただいた。
私たちは、即興でコミュニケーションをとっている。その時に起こっている「今ここ」をファシリテーションしていく必要があるとのこと。
そして「YES and」のコミュニケーションがいかにこれからの社会に有意義であるか、再確認できた。そして参加者が本当はもっと大人数の参加を見込んでいたが、アピール不足を感じたのでそれが反省点でもある。

2.主催者側メンバーのサポート
メンバーも初体験者が多かったが、より楽しく、参加者を引っ張っていき即興的であることになれて行った。 メンバーからも、「さすが、、、」「楽しかった」との声も多かった。急な開催にOKを出してくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。
富山サロンは、「間口は広く、敷居は低く」がモットーです。
ファシリテーション初めての方、ZOOM初めての方も、参加しやすい内容となっています。皆さんのご参加をお待ちしています。

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