★Faj富山サロン 2020年11月 例会レポート★富山サロン


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★Faj富山サロン 2020年11月例会レポート
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◆開催概要・開催日時2020年11月7日(土) 13:30~16:30・zoom開催
・メインファシリテーターすぎチャンサポート富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数18名(一般6名、会員12名)


◆テーマ(案内文)
オンライン会議増えつつある今だからこそファシリテーションに必要なマインドとは何か考えてみよう!
コロナウイルス感染拡大防止の観点から富山サロンの例会も4月~オンラインで開催しており、コロナ感染防止対策の徹底が叫ばれる中、リモートワークの定着とともにオンライン会議が推奨されております。
・通信環境の変化等による予想外のトラブルが発生し、場が混乱する。
・オンライン上の対面では参加者の様子や表情を捉えるのが難しい。
・上記の理由から、メンバーから満足感を得られない
リアルの会議と異なりこんな困り事に直面していませんか?
 そんな中で参加者の満足度を高めるために、ファシリテーションを進める上でどのような配慮が必要なのでしょうか?
 実は富山サロンの事前打ち合わせで、オンライン例会のメインファシリテーターを務めたスタッフ達からは、「リアルとの違いを想定した配慮が必要!」との意見がたくさん出ておりました。
 今回の例会では『リアルとオンラインの違い』や『オンライン会議の中にある参加者の不安や不満』について考えることを通じて、ファシリテーションを進めていく上で必要なマインド(人間性)やファシリテーターの在り方について考えてみたいと思います。
 かく言う私もオンラインのメインファシリテーターは初体験。不安は一緒ですのでリラックスした気持ちで参加頂ければ幸いです。
皆さんの参加をお待ちしております。

◆当日の進行内容
・MF自己紹介
・アイスブレイク(秋を感じる借り物競争)
・例会テーマの説明
・グループワーク①オンライン会議においてファシリテーター側、参加者側の不安な事、困り事、もやもやした事を挙げていく
・グループワーク①の全体共有・グループワーク①のフィードバックタイム
・グループワーク②グループワーク①で出た不安な事、困り事、もやもやした事に対する配慮を挙げていく。
・グループワーク②の全体共有
・グループワーク②のフィードバックタイム
・全体振り返りグループワーク①②を通じて感じたこと


◆参加者の感想
・ウェブ会議で必要なテクニックを学ぶことができました。
・準備が素晴らしかったと思います。Googleスライドやスタッフの連携(運営者がチャットに書き込むなど)とか
・基本的なスキルを楽しく学ぶことができました。
・名前の表示を呼ばれたい名前に、とか、グーグルスライドの説明がなかった
・ZOOMの場合は、最初の全員の声出しをしっかりやる
・1割話すスピードを遅く、2倍のオーバージェスチャーで
・雰囲気づくりが重要(特に雰囲気がわかりずらいオンラインでは)
・オンラインならではの色々な工夫・アイデアなどを知ることができた
・zoomを用いても、顔をつき合わしてのも、マインドやスタンスは同じであることがわかった点。
・zoom会議でのミニホワイトボード(A4サイズ)の有効性(空中戦から地上戦へ)。
・オーバーアクションの大切さ+アイスブレイクでオーバーアクショントレーニングを。など
・初めてのアイスブレイクが新鮮で良かった。
・何度か数名で試し的にzoomをしたことがありましたが、今回、本格的なオンライン会であり、みなさん高度なスキルをお持ちで、優しくご指導していただき、ありがとうございました。
・(ZOOMなどを使った場合の)オンラインでの会話のやりにくい所は、皆さん同じように感じておられたんだなと、ちょっとホッとしました。
・不安なことや心配事を参加者が自然に言えるようなら場(環境)を作る。グランドルール、目的・目標を分かるようにする。
・ワークの目的が、今ひとつ分かりにくかったと言う意見がグループ内でありました。
もしも「会議の目標(成果物)を確実に達成する」を目的としたら、不安・心配事・もやもやの内容や優先度は変わったかも。

◆ファシリテーターの感想
オンラインのファシリテーターは初体験、事前準備から当日の運営までスタッフの皆さんのおかげで無事終えることができました。
今回メインファシリテーターを経験し改めて感じたのは
・アイスブレイクや事前準備の大切さ
・議論や論点をがわかりやすいようグーグルスライドを使ってを見える化すること
初めて参加して頂く方を始め、できるだけ早い段階で場の雰囲気を温め、不安を払拭することの大切さはリアル開催時以上に実感しました。特に最初のグループワークでグループ間で議論の進行に差ができてしまったのはグーグルスライドのひな形に工夫が足りなかったからだと反省しています。
今回はファシリテーションマインドについて考える場でしたが、
・場の盛り上がりを作るためにはどんな工夫が必要か?
・どうしたら議論を通じて参加者相互の理解を深めて頂けるのか?
「ファシリテーターには細やかな配慮や思いやりが必要だな」と気づく自分にとって収穫の多い例会となりました。
例会終了後のスタッフ間の振り返りの中で
・休憩時間中にブレイクアウトルームを活用した場の盛り上がりを試みてはどうか?
・BGMを活用してはどうか?
等のアイデアが出ました。次回以降是非チャレンジしてみたいと思います。
ご参加頂いた皆様、有難うございました!

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