★Faj富山サロン 2023年7月 例会レポート★「問いづくり」を探求しよう富山サロン

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★Faj富山サロン 2023年7月 例会レポート
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◆開催概要
・テーマ:「問いづくり」を探求しよう
・開催日時:2023年7月1日(土) 13:30〜17:00
・メインファシリテーター: カルロス(津田 壮彦
・担当チーム・サポート: 富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数: 23名(MF含)
・案内文:

皆さまは、ご自身が参加した話し合いの場で、
ファシリテーターが発した問いかけによって、一気にゴールへの光が見えたような経験はないでしょうか?

「問い」は、場の空気を一変させるようなパワーを持たせることができるものであり、
ファシリテーターにとって「問いづくり」は避けては通れない領域です 

「問い」には大きく分けて2つの方向性があります
1つ目は、論点を設定するための問い
2つ目は、新たな意見を引き出すための問い です
前者は、イメージとしては絞り込んでいくための問いで、後者は広げていくための問いです

今回は、上記のうち主に1つ目に関する問いづくりのためのワークを行います
『対話型組織開発 その理論的系譜と実践』の『第12章 探究を組み立てる~「美しい問いと向き合う」というアート~』をもとにしたワークです

ワークショップでの問いづくりに関心のある方、
答えの出ない話し合いに辟易している方、
収束フェーズでの効果的な問いづくりに磨きをかけたい方、是非お越しください
お待ちしております

 https://www.faj.or.jp/base/toyama/event/202371/

◆参加者の感想(参会者のアンケートと後日実施の運営委員との振返りから)
・富山の活動理念や、間口広く敷居低くを感じる、参加しやすい場でした。ありがとうございました!

・ファシリテーションをする際の、問いを立てる筋道の方法を学べたことがよかったです。商店会の活性化の事例は、実際に行う場合は1-5の間を行きつ戻りつしながらになるとは思いますが、事前に5つの探求ごとの問いを準備しておくのはよい方法だと思いました。

・商店街がテーマのグループワークでは役になりきったことによるリアルな緊張感を感じた。それぞれの立場で問のきき方や言い回しが異なってくるのだろうと思った。

・ワークの時間が適切で、気づきを得られたこと。参加者の提案も臨機応変に対応してもらい助かりました。

・学生の方や初参加の非会員の方が多少の戸惑いなどもありつつ、伸び伸びと参加されてたのが印象に残りました
良い雰囲気づくりをしていただき、ありがとうございます

・5つの探究のタイプごとに、問いを考えることが楽しくかつ勉強になった。

・レベルの高い人がいたせいか、フィードバックの視点がとても感心させられました

・5つの質問の流れ → 2の人生肯定という考えにWow!と思いました。

・探求における5種類という考え方は、ワークを通じて見ると、有効であることを実感した。

・(運良く)全国の皆さんと交流できました!
・ワークがインプロになって、皆さん打合せ無しで演じきっていてすごいなと思いました。
・5つの探究と4つのスキルの親密性はなるほど!と思いました。

組織開発の文脈で問いを説明いただいたのが、印象深かったです

・問いを作る5段階でしたが、ファシリテーションの考え方と同じと言われたことが、印象に残りました。もう1つは、自分は、今まで、段階みたいなことを意識してやっていたつもりですが、相手がどう感じているのか、その場の雰囲気でやっていた方が強かったと思いました

◆メインファシリテーターより

コロナ禍が始まった頃に中止になって以来、3年越しで富山でのワークを行うことができ、とても嬉しかったです ケーススタディ的なワークをしっかりと時間をとって行うタイプのプログラムだったので、参加者の皆様の振る舞いがそのままワークの出来に直結するような建て付けだったのですが、様々な経験値を持った方のご参加によって、参加していただいた皆様にとっても気付きの多いワークになったのではないかと思います 楽しい時間でした 参加者の皆様及び、サポートいただけた富山サロン運営の皆様に感謝いたします

例会の風景
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