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★Faj富山サロン 2023年9月 例会レポート
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◆開催概要
・テーマ： 災害時の連携を促すファシリテーション
・開催日時：　2023年9月2日(土) 13:30～17:00
・場所：救急薬品市民交流プラザ　
・メインファシリテーター：

　NPO法人 日本ファシリテーション協会 災害復興委員会
平山猛(ひらやまたけし)
浦山絵里(うらやまぇり)
・担当チーム・サポート：　富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数：　18名
・案内文
　https://www.faj.or.jp/base/toyama/event/-202392/

◆当日の進行の概要
１．はじめの共有
MF自己紹介、Faj災害復興委員会の活動内容について

２．アイスブレイク
４つのグループに分かれ、自己紹介A4に記入、グループ内でシェア

３．オリエンテーション
災害に対する予備知識についてＭＦより説明

４．情報共有会議について
被災地で実施されている情報共有会議において自治体・社会福祉協議会・自治会等が果たす役割について説明

５．情報共有会議を想定したグル－プワーク
グループ内で割り振られた６つの役割の中で限られた情報の中で被災地で起きてい困り事・不足している物資等の情報のイメージを
①現状把握　②困り事を整理する　③懸念点やアイデアについて整理する　以上３つのステップを踏まえ、仕分けしながら考え、模擬情報共有会議を行った。

６．振り返り
えんたくんを使ってグループワークの振り返りを行い、災害発生時の参加者自身の役割や今後の防災活動への向き合い方を話し合った。

◆参加者の感想（アンケートより）
・災害ボランティアについて、もっと知りたいとおもったので、機会があればその支援などについて勉強したいと思いました。
・会議の進行役をしっかり決めること、流れの見通しを立てることを参加するメンバーで毎回共通認識する時間を設けてみたいと思います。
・ファシリテーションの防災力、情報の整理構造化が凄かった。
・情報整理の手法を体験できて良かった。
・本当に災害が起こったことを想定して取り組めた点が良かった
・役割毎に集まったとき、目的目標をしっかり聞いてなかったので、何をしたらよいか少し迷った
・いつもとは違う役割を担うことができたことで、全く知らない立場を疑似体験できた点。それによって、知らない仕事を知ることができたし、社会福祉協議会が災害でどんなはたらきをされているのか？が理解できた。
・本当に災害にあったら慣れていないので、現場では混乱してしまうだろうと感じた。
・責任ある役割を与えられることがなかったので体験できて良かった。
・FAJ本部の方の意見が多く聞けて良かった。
・振り返りの際、えんたくんでメンバーを変える前に自グループでの進行や対話の質を振り返る時間があればよかったかも‥‥

◆ファシリテーター・運営スタッフより
　今後30年以内に発生する確率が高いとされている『南海トラフ地震』が発生した場合、日本海側にお住まいの方々の支援が重要になると考えていた中、９月１日が防災の日、関東大震災発生からちょうど100年ということで富山にて災害復興委員会による例会を初めて開催致しました。。
　企画の段階から富山サロンの運営スタッフと協力しながら準備を進め、後援団体である社会福祉協議会を始め多様かつたくさんの方々にご参加頂けて良かったです。今回のテーマは災害復興委員会として初お披露目のテーマだったのですが、参加者の方々も程良く混乱され災害をリアルに体験頂けたかと思いましたので手応えも感じられました。その一方で例会終了後のスタッフによる振り返りミーティングではグループワークにおける初参加の方・初心者の方への配慮が課題として上がりました。本テーマは開催地域や集まるメンバーによって進め方や話し合われる内容に多様さが表れると感じましたので、次回以降他のサロンで実施する際は、グループ分けの方法・グループワーク内での役割の在り方等について工夫を加えたいと思いました。
今回の開催にあたり後援を頂いた各自治体・団体（富山県・富山市・射水市・射水市社会福祉協議会）の皆様、当日参加頂いた皆様、有難うございました。