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★Faj富山サロン 2019年4月 例会レポート
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◆開催概要
・テーマ:「何となくうまくいかない会議は、対話でうまくいく!?」
・開催日時:2019年4月5日(土) 13:00~16:50
・場所:高岡市生涯学習センター ウィングウィング高岡5階501研修室
・メインファシリテーター:さとっぺ(佐藤重範)
・担当チーム・サポート:富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数:19名
◆案内文
話し合いや会議をする中で、何となくうまくいかないなあと感じることはありませんか?もしかしたら、それは対話がうまくいっていないからかもしれません。
対話を促進することで、話し合いや会議が画期的に変わるかも!?そんなことをみなさんと一緒に考え、共有したいと思います。また、対話の中で起こっていることを心理学的な視点(交流分析)でも考えてみたいと思います。みなさんのご参加、お待ちしています。
◆当日の進行
13:20 アイスブレイク:A4用紙に(①呼ばれたい名前 ②何をしてる?(お仕事、活動) ③今の気持ちは、どんな色? ④今日は、何を持ち帰りたい?)を書き、グループ内で自己紹介
13:35 ワーク1:そもそも対話とは何か?会話と対話、議論と対話との違いをグループで考える。小学校4年生に分かりやすく説明するためにどう伝えるか。言葉にしてみる。☆対話とは「◯◯・・・」と言うことですよ。グループ発表
14:20 ファシリテーションミニ講座:紙ポでレクチャー(みかさん)
14:40 ワーク2:以下のテーマから選択して、対話を意識してグループで話し合いをしてみる。
A「若者の政治への関心を高めて、選挙に行ってもらうにはどうすればいいか」
B「子供や老人にも住みやすい社会には、何が必要か」
C「未来の子供たちに、私たちは何を残せばいいのか」
15:20 ワーク3 :対話を促進するためにどうしたら良いか?参加者とファシリテーターそれぞれの立場で考えてみる。 グループ発表
16:00 交流分析のお話 :交流分析の「自我状態」と「人生の立場」の話をして、対話中に起きている心の動きを理解してもらう。自分自身のコミュニケーションの癖(偏見や思い込み)に気づくことが大切
16:30 振り返り(個人):A4用紙に(①名前 ②参加して気づいたこと ③明日からやってみること)を書き、ペアになってお互いの紙を確認する。確認したら、うなずき、ハイタッチを交わして次の人を探す。4分間出来るだけ多くの人と見せ合う。【ルール:一言も喋らない】
16:40 振り返り(全員) :サークルになって一言づつ感想を言って終了
●参加者の感想(アンケートより)
・議論と対話は全く違うことが分かった。これからは対話を上手くできるようになりたい。
・新たな視点を持つこと→気づきを得ることはステップアップになる。
・今の自分が、会話か対話なのか知ることが大事!
・今後、司会の立場に立ったときに、雰囲気づくりや意見交換などを促進したい。
・色々な人の考えを聞くことができました。とても楽しかったです。
・聴きながら自分の考えを練ることに集中している自分がいることに気づいた。
・交流分析面白かったです。勉強してみます。
●ファシリテーターの感想
今回は「対話」をテーマに参加者やファシリテーターとしての関わり方について理解を深めてもらいました。また、対話をしている時に自分の心の中で何が起こっているのかを考えて欲しいと思い、心理学(交流分析)の話をさせていただきました。短い時間でどこまで伝えられるか、とても不安でしたが、私の思いが少しでも伝わりとても嬉しかったです。
上手くいかなかったことは、予定より時間をオーバーしてしまったことです。プロセスデザインを考える時は、ワーク毎に少しだけ余裕を見て計画することが、大事だと分かりました。