2020年4月5日(日)AM開催 ZOOM入門者向け『オンラインで人狼ゲーム』オンライン・ファシリテーション研究サロン

開催日

2020年4月5日(日)AM開催 10:00-12:00 (JST:日本標準時間)

 

話題提供者

小瀬一幸

参加者数

8人(話題提供者含む)

 

概要

新型ウィルスの影響のよって、いろいろなイベントが中止になる昨今。
こんな時こそ、話題のビデオ会議システム「ZOOM」を体験するイベントを開催した。
今回は、対話型カードゲーム「ワンナイト人狼」を使って「ZOOM」の体験をした
ゲームを通じてZOOMの使い勝手を体験し、その使い方について考えた。
ZOOMの使い方に関する簡単なレクチャーと人狼ゲームのルールは、前半に説明した。

アンケート結果

参加者7人から回答があった。アンケート結果を以下に示す。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 年齢をお教えください。回答数: 7 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: テレビ会議システム(ZOOM含む)の利用頻度をお教えください。回答数: 7 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: テレビ会議システムの利用状況をお教えください。回答数: 7 件の回答。

すべての参加者から「満足した」との回答を得た

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 本日の定例会/ワークショップの満足度をお教えください。回答数: 7 件の回答。

本日の定例会/ワークショップの満足度理由についてのコメント

  • ズームが便利だと言うことがわかりました
  • Zoomは2時間くらいが程よいと思ったからです。
  • プロセスの振り返りがあったから
  • まずは楽しかったこと。人狼をオンラインで実施するノウハウを得られたこと(もちろんまだKnowの段階ですが)。人狼参加者のトラブルに対する対応が参考になったこと。こちらの参加意図をくんで、アドバイスしていただいたこと。
  • zoomを使って、コミュニケーションが取れることに感動しました。楽しかったです。
  • 上手なファシリテーター、zoom での活用範囲のこと柔軟性を知った
  • 進行が良かった。メンバーも良かった。

ZOOMを使ってのイベントに大して好感触を得た。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ファシリテータの説明についてお教えください。回答数: 7 件の回答。

ファシリテーターの説明について、良かった点、改善した方が良い点についてお教えください

  • トラブル時に落ち着いていたと思います。
  • とても丁寧なインストラクション、ふりかえりのプロセスがとても良かったです。
  • 1つ1つ丁寧だった。やってみないとわからないことは、多かったので、やってみて、そういうことね。の方がわかりやすいところもあったかもしれません。
  • よかった点は、既述しています。改善した方が良い点をあえて言えば、インストラクションのところで、話の要点ごとに1秒程度の「間」があると、受け取り手がご説明を構造化しやすかったかもしれません。とはいえ、とりあえずやってみればある程度わかるので、特に大きな問題ではありませんでした。
  • A4用紙を四つ折りにするとか、付箋紙を使ったほうが良いなど、参加者が混乱しないようにゲームが始まる前にお知らせがあったこと。発言を文字にして振り返りをしてくださったこと。が良かったです。
  • zoom 初心者であるが、ゆっくりで大丈夫と頻繁に安心感を与えていた、説明がわかりやすい、指示が明確。
  • 丁寧な進行でストレスなく参加ができました!

全体の満足度と共に、高評価であった。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 説明資料についてお教えください。回答数: 7 件の回答。

説明資料ついて、良かった点、改善した方が良い点についてお教えください

  • カードの画像を入れて説明するのは著作権にひっかかるのでしょうか。手でかざすと少し見にくかったです。
  • 説明資料に、カードの絵が入るとさらにイメージできますね。
  • 特に感じなかった。
  • 目に優しい配慮がありました。参考になりました。
  • 人狼ゲームの流れやルールが分かり易くまとめれれていて、良かったです。
  • 文字多く、もう少しゆっくりだと助かりました。
  • 人狼ゲームの説明のところについては、ゲームをある程度わかっていないと、理解するのが難しいので、今日くらいの内容で丁度良い感じだと思います。
資料については、もう一段階工夫が必要である。進行で工夫したものの、まだ改善できそうである。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 「人狼ゲーム」はファシリテーションのトレーニングに利用できそうでしょうか?。回答数: 7 件の回答。
  • 人狼ゲームそのものだと単なる進行役に過ぎません。振り返りがあればファシリできます。ただし、ゲーム後の振り返りがある、ゲーム内での気づきや考え、思いを共有していただきますと事前に繰り返し伝えないとゲーム優先になって覚えていないかもしれません。
  • プロセスの振り返りから、自分の特性に気付く。場を観る力がつくと思います。
  • プロセスを見ると振り返りがあったので、ファシリテーターとしてのトレーニングになると感じた。
  • 参加者の言動に意識を配る、という点のトレーニングになりますね。Zoomでのワークショップでは、バズが起こらないと言われる方がいらっしゃいます。しかし、実際は参加者の色んな意識が交錯しているのかもしれません。話している人にしか目がいかないことが多いZoomで、人狼ゲームは話していない人に目を配ることも含めて、全体を俯瞰して見るトレーニングになると思います。おそらくとても疲れるのだろうと推察します。
  • 言葉の奥にあるその人の「意図」を察知できるようになるのかなと思いました。
  • 全員に気を配る、様子を観察する練習になる。
  • 確かに、発言のログを見ながら振り返ると、どのようなグループダイナミックスが働いたのかが見えました

前回の開催においては、ファシリテーションのトレーニングになるかは、難しいという意見もあったものの、振り返りに重点を置いたことにより、ワークショップとしても利用できそうという声が増えた。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 本日のワークショップに参加し、もっとZOOMを使ったワークショップに参加/挑戦してみようと思いましたか?。回答数: 7 件の回答。

他、改善点、良かった点他、気になった事

  • 特にありません。
  • 感覚的な発言は周りの人を混乱させますね。物事を整理してとらえる、推測することができるようになりたいと思いました。ありがとうございました。
  • 本日のファシリテータからもっと学びたい。
  • 初めての人には前もってYouTubeをいくつか見て、ゲームのルール&勝つための方法を理解しておいた方が楽しめるかも(参加のハードルが上がっちゃうかも...)

 

企画者振り返り

振り返りを充実させることで、ゲーム回数は減ったものの、参加者の振り返りに対する満足度は向上した。

オンラインのワークショップにおいて、適性な時間は2時間と考えられる。