陸前高田グラミンPJ(正式名称:陸前高田しみんエネルギーPJ×グラミン日本×FAJプロジェクト)は、活動報告の1号で示した「でじたる女子プロジェクト」で協働してきたグラミン日本さんからの依頼で始まったもの。このプロジェクトで参加者同士の関係構築などを進めてきたことが、"新しい取り組みに不安を感じる参加者に有効である"と考えられ、協力依頼をされたわけです。
プロジェクトは、地域脱炭素を進める人材として不足をしている電気保安技術者の育成を支援していくもの。資格取得を含めて、若者・女性を対象にした電気保安人材育成モデル構築への協力も行っています。FAJが請け負っているのは継続できる仲間づくり・継続へのエンパワーメントを目的とする部分です(電気保安の技術的教育は他の方が担当されます)。
陸前高田でこのプロジェクトが始まっている背景には、2011年の東日本震災からの復興支援という面があります。震災の影響で人口減少が起きていたり、適切な職場が無くなるなどの現象に対し、今後も必要な人材育成を進めていくことで地域の未来を創っていこうという方向性があるわけです。

*環境省から選定された「陸前高田の産業振興モデル」
リンク先 https://rtse.jp/about-us/
2025年の5月には受講生向けのワークショップを担当しました。地域社会において、資格取得を実現することが地域の未来づくりに寄与することなどを考えて頂き、2年間にわたる育成コースの受講を自分のためだけではない価値として再設定して頂きました。
2025年5月に実施したワークショップは、参加した受講生の多くがこの事業の運営側になる方々でした。従って、本来の狙いである「参加者のマインドセット」と共に「チームビルディング」の側面もありました。脱炭素先行地域に陸前高田市が採択され、大きな変化の中にいる皆さんがじっくりと話す場にもなったようです。来年以降の参加者は、一般市民の方々が中心になってくると考えられます。そのため、ワークショップの内容も見直して、より効果のあるものにしていく必要があります。
また、後輩にあたる来期以降の受講生の方々を支援できるような仕組みなども創っていく必要が出てくるでしょう。このためにも現参加者の本音を引き出しでいくことも求められると考えています。
本プロジェクトは、ファシリテーションというよりも人材育成という言い方の方があっているかも知れません。皆さんの周りにもこうした事案あるのではないでしょうか(む)
参考:グラミン日本さんリリース:「脱炭素と資源循環で実現する農林水産業振興 ~復興の先の創造的産業振興モデル~」の実現に向けて連携協定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000062687.html