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ポスターセッションワークショップのテーマとファシリテーターは下表のとおりです。
※詳細は下表のポスターテーマ名をクリックしてください。
パネルNo. |
発表テーマ |
発表者 |
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P01 | 狂気の毎週開催!紀州名物「朝のファシリテーション勉強会」のプログラムデザイン録 |
和歌山サロン(平野・後藤) |
P02 | てつがくカフェ活動報告 | 近田 真美子、西村 高宏 |
P03 | 地域共創のすすめ 〜人がまなぶ、人がつながる、地域がつながる〜 |
松永 隆、斉藤 友香 |
P04 | ファシリテーターの知と熟達化 | 赤坂 京香 |
P05 | 定例会レポートのデータベース構築によりFAJの知見を可視化および共有化にむけた取り組み | 中山 隆文、増平 貴之、角谷 裕司、 亀井 直人、柿原 寿人、林 加代子 |
P06 | 国際ファシリテーターズ協会日本支部の活動紹介 | 小谷 真司、水江 泰資 |
P07 | 「ファシリテーションをはじめよう」FAJ東京支部イベント運営の舞台裏、リアルなファシリテーション実践記 | 吉田 聖美、増平 貴之、佐竹 正人 |
P08 | 「ビジネスをファシリテートする」スキル・マインドの探求コミュニティ BizF - ビジネスファシリテーション実践サロン 活動紹介 ~温故知新:レジェンドの読書勉強会から、最新のAI活用まで~ | 小野澤 興平、増平 貴之 |
P09 | 協働促進プログラム・活動紹介 | 向山 聡、世良 和邦、阪長 俊之、 亀井 直人 |
P10 | その行動、ファシリテーションかも?―話し合い促進行動の定量的可視化とその可能性 | 石田 克英、米岡 裕美 |
P11 | ワールド・カフェ30周年、これまでとこれから | 大嶋 友秀、楯岡 かおる |
P12 | ファシリテーション。最初の一歩はココから!「公開セミナー委員会」の魅力に迫る! | 井上 真里、久保 隆、北川 亜紀、 平中 晴朗、吉村 浩、藤嶺 和隆 |
P13 | 行動科学ファシリテーション研究サロンのこれまでの歩み〜開発した技法に着目して〜 | 岡村 祐一 |
P15 | 被災地や被災者に寄り添った支援のカタチとは? | 小栗 由香、山田 真司 |
P16 | 焚き火と対話の可能性 | 疋田 運琇 |
発表者:和歌山サロン(平野・後藤)/FAJ和歌山サロン
プロフィール:朝活から始まって、2015年から活動を本格化した関西のはしっこの地域サロン。
概要:
和歌山サロンでは毎週開催する「朝のファシリテーション勉強会」のプログラムを昨年、「模擬会議+振り返り」の形式に刷新。週ごとに「アイデア出し」「課題解決」「対立解消」「進捗会議」「対話」と性質の異なる模擬会議を行い、その後に参加者全員で振り返ることで学びを深めています。毎週早朝1時間という制約の中で開催する「朝のファシリテーション勉強会」のこれまでのプログラムデザインに着目し、その変遷を振り返ります。
発表者:近田 真美子、西村 高宏/てつがくカフェ@せんだい・てつがくカフェ「医療とケアを問い直す」
プロフィール:西村高宏(大阪大学大学院 人文学研究科 准教授)、近田真美子(大阪成蹊大学 看護学部 教授)
概要:
「てつがくカフェ(哲学対話)」とは、参加者間での対話がより促進されるように、先生と生徒、上司と部下などといった社会における役割関係をいったん解除し、フラットで気楽な対人関係(「対等性の作法」)のもとで進められる哲学的な対話の試みのことである。発表者の西村、近田は、2011年の東日本大震災以降、せんだいメディアテークを中心に震災という出来事を自分たちの言葉で問い直す「てつがくカフェ」を開催してきた。現在では、医療やケア領域、教育現場、行政の街づくり政策等、幅広いテーマを取扱っている。今回は、これまでの活動実績と哲学対話におけるファシリテーションの方法論について報告する。
発表者:松永 隆、斉藤 友香/東北公益文科大学地域共創コーディネーター養成プログラム運営委員会
プロフィール:山形県庄内地域で多様な参加者の学び合いの場「地域共創コーディネーター養成プログラム」の企画運営に取り組んできた地域人材育成プラットフォームてす。
概要:
当運営委員会は、東北公益文科大学と地域人材による人材育成プラットフォームとして、地域共創コーディネーター養成プログラムの企画運営に取り組んできました。2016年の開講以来、8年間で20代〜70代の修了生188名を輩出し、数々の対話と協働を生み出してきた「学び合いのプログラム」の実践内容を報告します。
発表者:赤坂 京香
プロフィール:東北大学大学院教育学研究科博士課程前期1年 ファシリテーターについて研究
概要:
ファシリテーターの育成に関して、基礎的な知識を身につけるだけでは十分でなく、実践を通じることにより初めて熟達するという指摘があります。その指摘を受け、ベテランファシリテーターは基礎スキルを超えた知やスキルを持つのではないかと推測し、ベテランファシリテーターが持つ知とその知を獲得してきた熟達の過程を明らかにする研究を行いました。他者や社会との相互作用を通じた自己と他者の発見が熟達の過程において最も重要な要素であり、ファシリテーターはその中で人間性の発達を遂げていました。
発表者:中山 隆文、増平 貴之、角谷 裕司、亀井 直人、柿原 寿人、林 加代子
プロフィール:2013年入会。東京支部イベント実行委員。WEB編集委員、システム管理委員、デジタル推進委員を歴任。
概要:
定例会レポートのデータベース化は、過去の定例会内容を体系的に整理・蓄積し、情報共有と活用を促進する取り組みです。本ポスターでは、導入の背景や目的、構築手順、活用方法、今後の展望について紹介します。属人化の防止や業務効率化にもつながる事例としてご覧ください。
発表者:小谷 真司、水江 泰資
プロフィール:国際ファシリテーターズ協会日本支部理事、Certified Professional Facilitator
概要:
国際ファシリテーターズ協会は世界65以上の国と地域のファシリテーターが集う団体です。日本支部は海外のファシリテーターの知見の紹介、国内のファシリテーターの海外との接点づくり、ファシリテーターの国際的なネットワークづくりなどを活動の柱としています。今回は今年9月に開催されるアジア大会の概要の案内、今年日本に招聘した海外ファシリテーターのワークショップ事例の紹介、国際的に認知されているファシリテーターのコンピテンシーとそれに基づく認証制度、その他最近のトピックスをお知らせします。ご興味のある方は是非お立ち寄りください。
発表者:吉田 聖美、増平 貴之、佐竹 正人/ファシリテーションをはじめよう
プロフィール:2017年東京でFAJ会員同士として知り合った有志による勉強会です。
概要:
2017年、有志メンバーで立ち上げた「ファシリテーションをはじめよう」勉強会。
オンライン開催も含め、これまでに70回以上のワークショップを行ってきました。ここ数年は、FAJ定例会や支部イベントにも積極的に参加し、会員・非会員問わず活動の幅を広げています。そんな私たちが、2024年度のFAJ東京支部イベントでイベント実行委員に立候補!なんとたった4人のチームで、80名規模のイベントを成功させました。
今回の報告では、
・イベント開催までにどんなことをやってきたのか
・4人で成功できた秘訣は?
・実行委員ってどんな感じ? ...といった「うら・おもて」のリアルをお伝えします。ポスターセッション前に開催するワークショップとの連動もあるかも・・・?「イベントをやってみたい」「そもそもどんなことやっているの?」そんな興味にこたえる時間にできたらと思っています。名古屋サミット・富山サミットに続いての出展です。ぜひ、お立ち寄りください!
発表者:小野澤 興平、増平 貴之/ビジネスファシリテーション実践サロン
プロフィール:ビジネスファシリテーション実践サロン https://www.bizf.jp
概要:
ビジネスファシリテーション実践サロン(BizF)は、ビジネスを円滑に進めるためのスキルとマインドを探求する、ビジネスパーソンが主催するコミュニティです。既存の学説や伝統的なファシリテーションの優れた点を参考にしつつ、最新のテクノロジーや、先進的・挑戦的なアイデアも積極的に取り入れ、「ビジネスでの成果創出」を目的とした実践的なファシリテーションを追求しています。これまでの活動記録を紹介し、直前セッションの『人間とAIファシリテーターとの共創』についてもぜひ語り合えればと思います。
発表者:向山 聡、世良 和邦、阪長 俊之、亀井 直人
プロフィール:協働促進プログラム創設時からのメンバー。ファシリテーターのスキル向上・育成を図るために、各地に出かけている。
概要:
ファシリテーションは経験学習。現場に出ないことには対応力・実施力は身につきません。新たに動き出した"協働促進プログラム"は、地域や社会の課題解決を進めたい・協力したいという方々を支援し、伴走していくものです。これまでに行ってきた活動を紹介すると共に、「現場に出たい・力をつけていきたい」という方々からの相談に乗っていきたいと考えます。「こんなことやってみたい」「こういうことなら支援をしたい」と思われる方、ぜひ、ブースにお寄りください。
発表者:石田 克英、米岡 裕美
プロフィール:太陽誘電株式会社において、ファシリテーションを取り入れた、イノベーティブな組織づくりに携わっている。
概要:
ファシリテーション行動を「なんとなく」から「数値化」へ。
本発表では、企業におけるファシリテーション導入を支援するために作成された「話し合いを促進する行動」を観察・記録する指標を、実際の会議や大学授業で使用した結果を報告する。指標は「話し合いの内容の豊潤化や整理、合意形成への貢献」および「活動しやすいグループ形成への貢献」に関する項目で構成されている。行動の可視化によって得られた気づきや、定量的な指標が組織へのファシリテーションの導入・展開を後押しする可能性について検討する。
発表者:大嶋 友秀、楯岡 かおる/生成的対話の場コミュニティ
プロフィール:ワールドカフェ・コミュニティ・ファウンデーション(理事)、生成的対話の場コミュニティ(理事長)と、ワールドカフェを支援する活動に従事。
概要:
今年でワールド・カフェが生まれて30年です。これまでワールド・カフェは、様々な場所、業界で、対話の機会を提供してきました。VUCAと呼ばれる時代に、今まで以上に人々が対話をする必要があります。サミットでは、これまでの30年、現在、これからの30年というタイムラインを作成し、参加した人たちにも、「いつ」「どんな」ワールド・カフェに関わったかを、付箋で書き込んでもらい、将来的な希望などもタイムラインに加えていき、ワールド・カフェのこれまで(過去30年)から、これから(未来の30年)の年表を作成していきます。
発表者:井上 真里、久保 隆、北川 亜紀、平中 晴朗、吉村 浩、藤嶺 和隆
プロフィール:教育普及事業の「公開セミナー委員会」の運営メンバー
概要:
多くの方が、公開セミナー「ファシリテーション基礎講座」をきっかけにFAJ会員になっています。この講座はこれまでに400回以上の開催、6000名以上の方が受講をされています。また、近年は基礎講座のみならず、実践編、特別編、出張講座と多彩な講座を展開し、ファシリテーションの普及に尽力しています。それを支える「公開セミナー委員会」の活動の魅力をご紹介いたします。
発表者:岡村 祐一
プロフィール:FAJ行動科学ファシリテーション研究サロンの世話人をしている岡村祐一(おかむん)です。心理学を専攻する研究者です。
概要:
「行動科学ファシリテーション研究サロン」は、人と組織の"変わる力"を引き出す、知と対話の共創の場です。行動科学の理論とファシリテーションの実践技法を掛け合わせ、変化を生み出す支援のあり方を探究しています。今回は、自己理解と関係性を深める「エンゲージメントカード」、そして内発的な変化を具体的な行動へ導く「ポジティブ行動変容セラピー™︎(PBCT)」の2つの実践手法を紹介。実践知を共有し、現場での応用力を高める時間を共に紡ぎます。
発表者:小栗 由香、山田 真司
プロフィール:災害復興委員会委員メンバー。メンバー2年目。
概要:
主に2024年の能登半島地震の復興支援活動を中心に紹介します。災害復興の現場で私たちが主にやってきたのは、支援者が集まる話し合いの場の支援です。当日の設営や進行はもちろん、会議の設計や運営支援(オンライン含む)、記録や振り返りなど多面的な支援を行いました。他にもFAJ内での活動や災害復興支援者のための養成講座や練習会を行いました。現地で見えてきたこと、活動を通して感じることなどをみなさんとお話しできればと思います。どうぞお立ちよりください。
発表者:疋田 運琇
プロフィール:宮城県名取市 弘誓寺副住職。 お坊さんヨガインストラクター。 お寺でヨガをする『寺よが』を主宰。 瞑想を通じたヨガ式の対話「サットサンガ」を各地で実践。
概要:
仙台焚き火ティーの大石豊さんからインスパイアを受け、地元の名取市でも焚き火を通じた対話をしたいと想い集まったメンバーが名取焚き火ティーです。 対話と言っても、こちらから何か促すようなことは一切せず、ただじっと火を見つめながら、自分の中から息づいてきたものを出してみる空間を意識しながら場を作っています。不思議なものでそんな場を作ると、日常では出てこなかった言葉がぽろぽろと出てきて、いつの間にか言葉の輪が広がっていきます。 焚き火をすると場作りがどれほど大事かが身に沁みて感じます。