中国支部 2021年5月度定例会レポート中国支部

事業内容 調査研究:中国支部 2021年5月度定例会
テーマ アイデア発散3連発 ~発散をし易くする手法に取り組んでみよう! ~
開催日 2021年5月23日(日)
会 場 オンライン
講師・ファシリテーター むーた(FAJ会員) 1名
企画運営担当 やまちゃん、きよちゃん、そのさん、いとやん、たくさん 5名
参加者数(会員) 17
一般・見学者数
テーマ詳細

 プログラム内容
 担当者振り返り
 参加者コメント
 など
【概要】(告知文より)

ファシリテーションが求められるシーン、一番の出番は「アイデア発散」です。
参加している人たちが「ああ、そうだった」「これが大事だよね」などと、スルスル意見が出せるように環境を整備してあげると、ファシリテーターは自分の出番を最小化することができ、活動も自発的に仕向けていくことができます。

「進めるのは苦手だなあ」という方、「いつもフセンに書いてもらってグループ分けしている」という方、ご参加ください。
発散手法として良く使う手法3種にチャレンジして頂くことで、「自分が進める時には、こういう手法を使っていこう!」
という気持ちになってもらうことを目指します。
【プログラム】
・導入
・自分の「タイムライン」書いてみる
・自己紹介~「タイムライン」グループ内共有
・説明(アイデア発散と時系列手法)
・ワーク:フィッシュボーンでアイデア出し
・説明(早く出す発散と広げる発散)
・ワーク:ブレインライティングで広げる
・グループで共有
・ふりかえり

[実施内容]
●時系列で考える手法として「タイムライン」を1人で作成するワーク
●3人1チームで「フィッシュボーン」を使ってスピーディな発散を行うワーク
●6人1チームで「ブレインライティング」を行い、発想の広がりを楽しむワーク
【アンケートより抜粋】
●参加して印象に残ったこと、気づいたこと、良かったと思われたところ
・他の人の発想を知る機会があって、楽しかった。
・参加しているメンバーが紹介いただいた内容を受け取るだけでなく、そこから疑問を出しみんなで深めていける、よい場だなーと実感した。
・非常にフランクな定例会で親しみやすかった。
・ファシリテーションする上での悩み、課題は、共通するものが多い。かつ、大人数で集まることを手放しでよしとしない、など、気づき、学びになった。

・3つの発散手法はまだ自分の中で利用を理解していないことがわかった
・3つの手法を骨格にシンプルな進め方でわかりやすかった。
・発散の手法を具体的な体験を伴って知ることができた。
・様々な手法を実際に活用できることは良い機会。
・役に立つ,使える内容でした

・ブレインライティングは自分でもびっくりするほど集中することができた。
・ブレインライティングが学べたこと
・他人の脳を使って考えることができることが分かった。

・「ばかばかしい発想の先に新しいアイディアが生まれる」「まずはペンを持って思いつきを書きこんでいく」「収束時のグランドルールを変えることが必要」という言葉が印象に残っています。
・むーたさんがご自身でもおっしゃってましたが、終始にこやかで、質問もし易くてその姿勢をまずは見習いたいと思いました
・自分の思考に柔軟さが足りないこと。幅広い視点が必要であることに改めて築きました。

●自分でやれること、これからやってみようと思うこと
・オズボーン発想方法の実践
・型にはめることと嵌めないことの見極め
・まずは、発散時に紙なりPCなり外部にOUTPUTすることを習慣化する。
・意見がでない、なんで?ではなくどうしたら意見が出るのかを考えていきたい。
・フレームワークのことを知りませんでした。どんなものがあるのか調べて実践したい。

・フィッシュボーンを職場で使ってみたいです。
・フィッシュボーンは使えそう
・ブレインライティングは初めて知ったのでこれから実践で使ってみたい。自分のオンライン研修のプログラムの参考として役立てたい
・ブレインライティングは早速使ってみたいと思います

・発散の方法について体験、ご紹介いただきながら、自分がファシリテーターを企画する場面での活用が浮かびました。とても助かりました。
・自分がやっている研修内容に近い部分も多くあったので共感できた。ワークの方法やツール、オンラインで実施する方法等が参考になりました。6月にZoomでオンライン研修をやるので役立てたいです。
・これらの手法を用いたファシリテーションの実践

●ここを改善ができたら
・オンラインの問題とは思いますが、スケジュールが常に見られるとよいと思います。
・残り時間のタイマーはZOOMではないのか、タイムキーパーを決めるのが良いが、3人でのグループではやりにくい。
・勉強会でしたね!F未経験者相手なのか?経験者なのか?でレベル差を考えてみては?
【運営担当振り返り】
・欠席者の人数調整に苦労したが、結果としては調整できスムーズにできた。
・受付時の名前の統一方法について、初対面の場合もあり依頼しにくい。→事前メールの名前記載のルールについて記載しておく方法もある。
・ワークの際の、ファシリテーターやタイムキーパー役などを細かく案内、表示する方がいいのか、敢えて自分達でやってみて振り返りで気付く方がいいのか。ファシリテーターの意向によるが今回は後者の意図があった。
・事前の役割分担が不明確で当日のアドリブとなった。
・中国支部内」の参加をより促す目的で、最初は中国支部MLに案内、その後全国MLという二段階で案内を行った。結果参加者26名内中国地区が11名(42%)あり一定の効果はあったと思う。一方で他15名は全国からの参加でオンラインの恩恵も大いにあった。
・「発散」のテーマは、ベテランから初心者まで共通して関心の高いテーマであると感じた。
・中国地方の非会員の参加が2名あった、2人とも「ファシリテーションに以前より興味があり」と話されていた。今後も定例会が非会員の人が気軽に参加できる場になればよいと思った。そのためには情報発信も必要だと思う。
・MFの意図あるグループメンバー分けが良かった。
【メインファシリテーター振り返り】
・参加者の申込状況に合わせてプログラムを変えるなどの工夫をして、多数の参加者にフィットするような内容に切り替えました。
・ベテランの方には「当たり前のこと」「知っていること」「研修会みたい」などの印象を与えてしまったかも知れません。
・限定された時間の中で「自身で使うことができそう」と思って頂けるよう、時間確保や問いの用意などをしたのですが、「振り返り時の問い」に明確さが無かったことで、モヤモヤを残した可能性があります。

報告作成者 向山聡 細本清子  
報告日 2021年5月31日
その他特記事項