2025年度9月定例会【「問い」にも型があるってさ 〜もっと会話が踊りだす問いかけのススメ〜】中国支部

調査研究 中国支部 8月度定例会
テーマ 「問い」にも型があるってさ 〜もっと会話が踊りだす問いかけのススメ〜
開催日 2025年9月20日
会 場
オンラインorリアル 都道府県 市区町村(区は東京都) 会場名
リアル 広島県 中区袋町 おりづるタワー10階 エソール広島研修室1
参加者
区 分 人 数 氏 名
従業者
講師・ファシリテーター 4 久保田和宏、佐々木健、箱崎博信、細本清子
企画運営担当 4                同上
受益者
会員 11
一般・見学・その他 4
概要 (告知文) 問いかけひとつで、会話が踊り出す!?
"問いの型"を学び、場を動かす質問力を手に入れよう!

ミーティングで問いかけたのに、返事がなくて、ちょっと場が止まったような...
そんな経験、ないですか?
その時、「なんでみんな話さんのんじゃろ?」、「やる気がないんかな?」って思うことありませんか?
だけど、もしかしたら――
問いの立て方にちょっとした工夫が足りなかったのかもしれません。 
今回の定例会では、安斎勇樹さんの『問いかけの作法』をもとに、問いの"型"や"問い方のコツ"を学びます。
それに加えて、参加者同士で問いを出し合いながら、現場で使えるフレーズの引き出しを増やしていきます。
本を読んでいるいないは関係ありません。
もし、手元にあればこの機会に一緒に読み進めてください。

あなたが身につけた問いかけで、チームの対話が軽やかに踊りだす!
そんな未来を、一緒に目指してみませんか?

<ゴ-ル>
・問いかけにも定石や型があることを理解している。
・明日から現場で使える問いのレパートリーが増えている。
・問いはトレーニングで養えることを理解している。
・色々なパターンを試したくなっている。

<参考図書>
問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術
安斎勇樹 (著)
プログラム概要 1. オープニング  チェックイン(自己紹介)
2. ワーク①    ケース紹介・[問い作成
3. レクチャ-1   4つの現代病・問いかけのメカニズム・基本定石について
4. ワーク②    レクチャーを参考を「問い」の作成
5. レクチャー2 フカボリとユサブリモードについて
6. ワーク③    レクチャー2を参考に「問い」の作成
7. ワーク④    今まで作った「問い」に回答してみよう
8. レクチャー3  心理的安全性と問いかけの関係
9. 振り返り    グループ内、個人(期待値との関係)
10. 全体振り返り フレームワーク「KPT」を使って
11. クロージング 
参加者コメント
(アンケート結果)
◆アンケート回答 16件/19件中(84.2%)
◆期待値に対する満足度   とても満足:13(81.3%)、満足3件(18.7%)、やや不満・不満なし
◆印象に残ったこと
 ・ファシリテーターとしての自分のエッジが認識出来たこと
 ・問に関して考えたことなかったので、良いきっかけになりました
 ・問いかけでも場づくりをできるということ
 ・質問の仕方に技術があり、それを学ぶことで
  答えやすい質問を投げかける事ができることを知れたこと。 
 ・問いの質が、定石や作法を知るたびに上がって来た。
 ・問いの構造やロジカルがよく理解できました。
 ・どう問うのか?と言うよりも、どんな問い。作るのか...を考えることができました。 
 ・問いに定石があり、それを実際に使って考えた事。
 ・問いについての考え方を知識として得ることができよかったです。多様な意見に触れる機会はとても
  貴重なので良い時間になりました。
 ・具体的にどう使えば良いかの整理ができた
 ・ファシリテーターの皆様の視点を知れた。 
 ・パワポとトークのバランスが絶妙でした。とても分かりやすかったです。
 ・具体的なワークの設計が良かったです!
 ・立場の違いが付箋の内容の違いにつながって勉強になりました。ありがとうございました。
 ・話題提供者をやったことが予習に繋がり、今日のグループワークが復習になった。より理解が深まり
  ました

◆会議や話し合いにおいて困っていること・企画してほしいテーマ
・プロフェッショナル集団の一体感の醸成
 ・職場を退職する人、残る人を含んだ会議をテーマが欲しいです。
 ・「問い」のテーマで(4件)
 ・フレームワークの活用
 ・場が滞留した時のモードチェンジ。
 ・意見のまとめ方
運営担当振り返り ・プロブレムの中に発表の目的が不明確、バザール形式をしてはという意見に対し、定例界の中で参加者に提示する「問い」のパターンがもっと多くあればよかったのかもと感じた。例えば、テーブルの上に様々な「問い」のバリエーションがあるという方が参加者の気づきが多くあったかもと感じた。
・4象限(時間と主語)のフレームで捉えるのがよかった。
・問いについて、これからも深めていきたいと思った。

・参加者の振り返り発表で何か生まれることを想定していなかったが、KPTでのフィードバックから、振り返りの目的、目標は明確にしておく方が良かったと気づくことができた。
・バザール、ギャラリーウォークをしてもよいと感じた。
・トークとスライドのバランがよかったという意見はうれしいかった。それを各担当者がしっかり読み込んで臨んで頂いたのでよかった。4人で作った定例会となった。

・練り会から当日まで楽しめた。ワークの際はしっかりワークの意図を伝えないといけないと感じた。
・バザールを実際に行なう際には、たくさんの「問い」が列記されているだけだとわかりにくくなるため、チームの話し合いでユニークな問いを〇で囲むなどしておくとより見やすいのでは。
・4象限を当日はホワイトボードに書いたのはよかった。更に言うと、ビジョン、目標、歴史、経験も記載あればよりよかった。、

・次回この定例会をするのであれば、参加者それぞれの現場を想定してどのような問いかけができるかを考えてもらうと実践的になると思った。
・反省としては、何度か定例会の準備でMTGを行なったが、コンテンツの協議をもう少し多くしたほうがよかった。

・今回は東北支部の運営メンバーである宮カズさんと合同のチームで取組んだ。今後は、いろんな支部間の枠を超えた定例会が開催しやすい土壌ができるといいのではという意見もあった。
報告作成者 箱崎 博信
報告日 2025/10/22