2025年5月10日(土) 第196回FAJ北海道支部 2025年5月度定例会 「ファシゴラスイッチ〜体験しながらチームビルディングを振り返る〜」北海道支部

2025年5月10日(土) 第196回FAJ北海道支部2025年5月度定例会報告書

ファシゴラスイッチ〜体験しながらチームビルディングを振り返る〜

■日 時:2025年 5 月10日(土) 13:00~16:30 (12:45受付開始)   

■会 場:札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 3F 研修室5・6 

■参加者:18名(非会員2名・運営委員6名含む) 

■話題提供者:日本ファシリテーション協会 北海道支部 みさき(伊藤 幸咲)

■テーマ:「ファシゴラスイッチ〜体験しながらチームビルディングを振り返る〜」

■コーディネーター:すえ(木下 紀子)、ばん(板東 忍)、二朗(出口 寿久)

■話題提供者からのメッセージ

ピタゴラスイッチからヒントを得て2024 年に北海道支部合宿で生まれたファシゴラスイッチはその場にあるものだけを使って、自分たちでピタゴラスイッチの仕掛けを考え、創意工夫しながらチームビルディングを学びます。そして自分たちのファシゴラスイッチが成功した時に味わえる最高の達成感をみなさんに感じていただけるワークショップになっています。当日は参加者も使用できそうなもの・使用したら面白そうなものを持参してご参加ください。

■ワーク概要

ピタゴラスイッチを作りながら体験するチームビルディング

■話題提供者からのコメント(定例会を終えて)

  2024年の北海道支部合宿で生まれたファシゴラスイッチは誰もが知っているピタゴラスイッチをヒントにしています。ピタゴラスイッチはいろいろな事象や仕掛けを通して「なるほど」と感じ、作成するにはワクワク感やチャレンジ精神など湧いてきます。今回の企画は会場にあるものを使って仕掛けを作る。「楽しい仕掛け」と「できるだけ長く動かす」を目標にグループで取り組む企画です。ただ楽しむだけでなく、仕掛けを作る中で役割分担やアイデアの提案、合意形成など楽しみを通して自然にチームビルディングを体験できる内容ですが、楽しみすぎてチームビルディングを感じてもらうのに苦労しました。参加者のみなさん休憩そっちのけで制作に夢中になり、頭を使いすぎて集中力が持たないので糖分補給が必要でしたね。最後にうまくゴールができると達成感や成功体験が得られて脳がスッキリできるんですが、今回はおあずけとなりました。各グループの斬新なアイデアやデコレーションには私も驚き楽しませていただきました。さらにブラッシュアップして、またチャレンジしたいです。参加者のみなさん、運営のみなさんありがとうございました。

 

■コーディネーターのコメント(二朗)

 ピタゴラスイッチの装置作りでは、試行錯誤を繰り返しながら、物の動きや仕組みを考え、最適な流れを作り出せるよう取り組みました。この過程は、ファシリテーションにおけるチームの協働やアイデアの整理と似ています。また、ピタゴラスイッチの成功には柔軟な発想と調整力が不可欠であり、これはファシリテーションにおいても重要な要素です。つまり、ピタゴラスイッチの考え方を活用することで、より効果的なファシリテーションが可能になると言えるでしょう。ピタゴラスイッチとファシリテーションには、創造的な問題解決という共通点があるのです。

参加していただいた皆さん、是非今後のファシリテーションに今回の経験を生かしてください。

■コーディネーターのコメント(すえちゃん)

  ファシゴラスイッチは昨年9月の北海道支部合宿で生まれたプログラムです。何度も運営有志でレビューを行い、実際にピタゴラスイッチを作るプロセスも体験した上で、みさきちゃんが資料を改版して準備を進めました。まさに北海道支部で作り上げたプログラム。実際のイベントを通じて、活きたチームビルディングを体感できたのではないでしょうか。当日は本業の都合で参加できませんでしたが、写真やアンケートから盛り上がりが伝わってきました。是非、さらにブラッシュアップして第二弾もお願いしたいです。参加の皆さん、みさきちゃん、お疲れ様でした!

■アンケート抜粋

⚫️どのようなところが現場で活かせそうか

・チームビルディングの体験としておもしろい、子どもにもよい

・職場での組織づくりに活かせそう

・チームビルディングといった観点で、やったことの無いをやってみる機会を設けることで、新たな気づきがあるため活かそうと思いました。

・経験や技術、能力の差をどうするか予め考えておく必要がある

・伸び伸びと自分の得意なところをやらせてもらうのが、一番力だせると感じました。普段も大事にしているつもりですが、引き続きそのような場づくりをしていきたいと思います。

⚫️その他ご意見・ご要望

・毎回素晴らしい企画をありがとうございます😊

・工作が楽しすぎて本来のテーマであるチームづくりについての注力が薄くなってしまいました。

・楽しいプログラムグラムでした。さらなるブラッシュアップをしてまた定例会を開催してほしい!

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