2016年4月度 定例会報告 『語ろう。ファシリテーションの学び合いの場〜チームを元気にする12の問い〜』北海道支部

北海道支部 2016年4月度 定例会報告

テーマ  「語ろう。ファシリテーションの学び合いの場 〜チームを元気にする12の問い〜」
日時    2016年4月2日(土) 13:00〜17:00
場所    ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階 中研修室2
話題提供者 本宮大輔(FAJ北海道支部)

内容
コーディネーター みかみん(三神英彦) えむ(梅原泰祐)
参加者 35名(内 非会員 4名)

ワークの目的
・FAJに参加してくるキッカケや動機、価値を知る。
・ファシリテーションの学び合いの場づくりの方向性を得る。

ワークの内容
イントロダクション        
本日の趣旨ルール、進め方など
ファシリテーションとは
4つのモード、12の問い
目的・ゴールの共有
今日の進め方

 グループづくり
ラインナップ 入会順に並ぶ

 アイスブレイク
自己紹介(お名前、お住まい、ファシリテーションを学ぶキッカケ、今の気持ち) 

 モード1 会話
アクティビティ1
以下をテーマに情報交換
1)ファシリテーションを学ぼうと思ったキッカケ
2)FAJに関わろうと思ったキッカケ
3)「定例会に来よう/来続けよう」と思う動機

 モード2 対話
アクティビティ2
会話にて参加者が設定した事柄について、その意味を探求する。
グループ発表1
以下を簡単に発表
1)話し合った事柄
2)「問い」と「答え」

 モード3 議論
アクティビティ3
1)プロセスを考えることを体験するために、「検証したい仮説」「起こしたい何か」
  を考える。
2)ファシリテーションの学び合いの場づくりを進めていくための課題を発見するために、
  実施・実現させるために「検討すべき課題や論点」を出し合い、その進め方(計画)を
  作る。

  グループ発表2
話し合ったことをバザール形式で共有

 モード4 省察
アクティビティ4
【会話】【対話】【議論】を行っている中で、
「起こったこと(印象に残ったこと)」「感じたこと」をそれぞれに出し合い、
学んだことや教訓を考える。

 全体共有
それぞれのモードの特徴や場づくりのヒントについて、感想や意見を述べ合う。

 クロージング

話題提供者からのコメント
今回は、ものごとの進み具合によって、話し合いの行い方や心持ちを変えていくことを

伝えたいと思って、このプログラムを行いました。
 正直に言うと、参加者像を絞り込む
ことに迷いが生じてしまい、
インストラクションの中身に乱れが起きてしまったことで、
混乱を招いてしまいました。
とっても、とっても学びになる時間をありがとうございました。

コーディネーターより(みかみん えむ)
4つのモードで(1. 会話 2. 対話 3 議論の作り方 4 省察をする)ファシリテーションを
内省し意見を聞くことで、ファシリテーションとはについて深めることができたと思われた。
場については、会話が止まらない非常に活発な議論がなされ、各島で話の進め方に特徴が
あり、出てくる答えが多様になっていたことが非常に興味深い会であった。
ファシリテーションには決まりがなく、多様な方法があることを感じさせられた。

アンケート抜粋
・通常の「会話」を増やし、その中で有意義な「対話」を深め、建設的な「議論」が
 できれば「省察」が可能になると思いました。
・少し難しかったです。進み方が違っており、問いに対してどのように解釈をすれば良いか
 悩みました。しかし、4つのモードを体験することに本来の問題が見えることプロセスが
 あっての議論であり、行動受容につながることを学んだ。
・おなじテーブルの参加者の仕事を聴け、新しい考え方を得られた。
・モードを意識的に切り替えるとことをしていきたい。対話よりやはり議論の方が難しいと
 思う。かなり混乱する場面があった。