2017年6月度 定例会報告 『【チームビルディング】強いチームにするために ~リーダーとメンバーのコミュニケーションをデザインする方法』北海道支部

【日時】    2017年6月3日(土)13:00~16:30

【場所】    ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階 中研修室1
        札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号 中研1

【話題提供者】 チームⅬi:えむ(梅原泰祐)、いさむ(勇 寿憲)、いとひ~(伊藤尚代)
        (FAJ北海道支部)

【コーディネーター】  いさむ(勇 寿憲)、いとひ~(伊藤尚代)  

【参加者】   定例会 39名(非会員4名、会員21名、運営12名 話題提供者3名含む)
        泡の会 15名(非会員1名、会員7名、運営7名 話題提供者3名含む)


1.目的
 もっといいチーム(組織)にしたい"、"分かり合えるチームメンバーと働きたい"など
 "チームビルディング"を行うためのひとつの技法「リーダーズインテグレーション」を学びあい、体験し、その過程を
 振り返ることで、
   1. リーダーズインテグレーションがもたらす効果
   2. リーダーズインテグレーションにおけるファシリテーターのポイント
 について深める。また、チームのパフォーマンスの向上にどのように効果があるかを体験してみる。


2.タイムスケジュール

time

所要時間

プログラム

担当

場づくり

必要物品

12:00

30分

会場設営

CD、運営

シアター

椅子37客

 

プロジェクターセッティング

えむ

 

テーブル5台

12:30

30分

受付開始 席くじ引き

北海道支部への貢献したい度%を付箋に記入し前面WBに張り出し

いさむ

いとひ~

受付担当者

 

各グループ配布(A5用紙・クリップボード・プロッキー)

13:00

5分

挨拶・話題提供者チームLi紹介

3つの約束・テーマ解説

えむ

ぎょう

13:08

 15分

ぎょう『FAJ北海道支部について』コメント

 ぎょう

ぎょう 退室

養生テープ(切っておく)

13:23

3分

抽出インストラクション

えむ

グループ4~5名G 8島(運営は非会員サポート)

 

 

 

可動式WB1枚

13:28

10分

(1)知っていること

A5張り出し

13:38

10分

(2)知りたいこと

 3人で

 

13:48

8分

(3)知ってほしいこと

 

 

13:56

10分

(4)支部に対して貢献したいこと

 

 

14:06

※予備8分

 泡の会参加者確認

いさむ

 

14:10

15分 

参加者休憩

ぎょう入室(ぎょうへの関わりは参加者見学可)

 シアターで休憩

14:25

20分 

ぎょう質問へ返答

 ぎょう

 

貢献したい度%記入

14:45

 10分

パート2開始 振り返りインストラクション

 えむ

個人ワーク記載用デスク 

個人ワークシート配布

振り返り(1)個人ワーク

 

14:55

15分

チームビルディング(チームパフォーマンスモデル・タックマンモデル)の中のLiの効果を解説

えむ

15:10

15分

振り返り(2)グループワーク(えんたくん)

問1)何があなたに気持ちの変化をもたらしましたか?

 

えんたくんグループ

えんたくん配布

15:25

20分

改・問1)Ⅼiのどんな要素が変化をもたらしましたか?

えむ・いさむ・いとひ~

15:45 

15分

全体シェア(全グループ)

えむ

G)いとひ~

 

模造紙(半分)

16:00

 15分

問2)今日の気づきをあなたの現場でどういかしますか?

えむ

 

WB(シェア記載)

16:15

15分

全体シェア(全グループ)

えむ

G)いとひ~

16:30

エンディング・アンケート記載・終了

 

アンケート配布

アンケート準備

3.アンケート抜粋
 ・ファシリテーションの基本的なことの再認識の場になった。まずは傾聴(話し、書くなど)
 ・雰囲気作りが重要「だと感じた。もう少しFAJで学んでから実践を考える。
 ・自己理解や他者理解は活かせていける。人との関わり方に活用したい。
 ・自分のいた組織のリーダーの抱負が一方的に伝えられるのみだった、個々の思いが無視されていた状況であることに
  気付いた。チームを作る時には飲み会頼みにしない、仕事に入る前に自分のできることをコミットする。
 ・情報をえることで信頼や共感を得る事が容易になる。
 ・リーダー自身のフラットな立ち位置での発信。
 ・リーダーズインテグレーションの仕掛けをグループメンバーと分析することができ面白かった。
 ・自分をしってもらうこと、メンバーを知る事。相互理解を進めること。
 ・リーダーズインテグレーションは繰り返し実施「することで成果をうむと思う。
 ・リーダーの設定が分かりにくかったと思う。グループ内で仮想リーダーを設定してみるのも面白いかも。
 ・途中混乱する場面があったが、あれはあれでプログラムとしてありだと思う。
  自分だったらどうだろうと考えられるので。
 ・支部のインテグレーションだったのでちょっと浅く広くだった感がありました。
 ・意見をどんどん壁にはることは発想が広がってよい。
 ・思いや意見を声に出し、書き出すことの重要性を感じた。
 ・初めて参加した。皆さん前向きな方ばかりで元気をいただいた。
 ・今回の参考書籍を読んでもう少し知識をつけてから何か社内で企画できればと思う。
 ・自分とファシリテーションの関わり方や職場への期待などいろいろな事を考えさせられた。
 ・FAJぽくてよかった。ゴールを共有化すること、話し合いを見える化することが大事と思った。
 ・迷ったところで止まって確認しなおしたのは良かったです。
 ・すぐに実践に移したい。
 ・プロジェクトの始まりごとにやりたい。
 ・リーダーズインテグレーションの要素を具体的に考える機会になった。リーダーズインテグレーションその要素要素を
  活かしたい。その要素を考えられるプログラムになっていて参考になった。
 ・チームLiの皆さんお疲れさまでした。楽しめました!!

  

4.話題提供者チームのコメント

 ■えむ(梅原泰祐)
   新年度が始まり、本格的に2017年度運営委員会が始まりました。
  支部長がもっくんから、ぎょうちゃんに変わったことからチームビルディングを考えるワークをしようという話が
  持ち上がりました。なかでも、リーダーとメンバー間の距離を縮めると言う事でリーダーズインテグレーションを
  行うこととなりました。当日のPartIでは、壁一面に貼られたA5の紙に、皆さんの底知れないパワーを感じました。
  PartIIでは、かなりの混乱を起こしてしまい、完全に双方向の学びの場としてしまいました。あらためて私自身を
  振り返ることができ本当に感謝しております。また、前に立たせていただく機会があればと考えております。
  今後ともよろしくお願いいたします。

 ■いさむ(勇 寿憲)
   今回の機会は、私にとって非常に貴重な経験となりました。事前の打合せを何度も重ねてプログラム内容は完璧と
  思いましたが、実際に実行してみると細かい部分まで考えられていなかったことを痛感しましたが、今回の一番の
  収穫は、FAJの定例会は、"安心・安全"、"学びあいの場"という事を強く実感できたことです。最後に、一緒にこの
  貴重な体験と学びあった、えむ、いとひー、そして支部長であるぎょうちゃんに感謝いたします。今回のプログラムを
  このメンバーで機会があれば実施できれば嬉しいです。

 ■いとひ~(伊藤尚代)
   今回初の話題提供者という機会に恵まれ、非常に貴重な経験となりました。開催までの期間、幾度となく話し合いを
  重ね取り組みましたが、やはりライブの場面では想定外のことが色々と発生し、考えが及んでいなかったことを痛感
  しました。しかしその経験が大きな学びになり、実践力になると体感することもできました。定例会で起こったことや、
  参加された皆さんからの助言やコメントはもちろんですが、えむさん、いさむさんというチームメンバーと共に思いを
  共有しながらプログラムを創りあげ、実践する楽しさを学び、味わうことができる貴重な時間でした。また、支部長
  であるぎょうちゃんの協力あっての成果と感じています。今回の経験を糧にチーム"Li"でこのプログラムを育てて
  いきたいと思います。ありがとうございました。