日 時: 2020年12月5日(土)13:00~17:00
場 所: オンライン(Zoom)
参 加 者: 15名
コーディネーター : 佐藤貴啓(タカオ)、沖田泰範(たたま)
テ ー マ: オンライン会議におけるファシグラを考える
話題提供者: 阪長俊之(さかなが)さん FAJ関西支部
テーマ:オンライン会議におけるファシグラを考える
話題提供者からのメッセージ:
Zoomなどでオンライン会議をする機会も多くなってきたかと思いますが、リアルの会議と同じように、
会議の際に議論を整理することはできているでしょうか?しゃべりっぱなしで何も残ってないことは
ないですか?リアルの会議ではいわゆるファシグラでそれを克服していても、オンラインでは同じ
ようにはいかないなあ、という声もあります。本テーマでは個々のツールテクニックの紹介もしつつ、
皆さんで実際にやってみること、およびその振り返りを通じて、どうやってオンラインの議論を整理
するか考え、皆さんの持ち場のオンライン会議がよりよくなる何かを持ち帰ってもらえればと思います。
目 的:
オンライン会議でのファシリテーションで,リアルにおけるファシグラにあたることをどうするか考える
目 標:
オンライン会議でのファシグラをどうするか,参加者それぞれが考え答えを得るきっかけになる
<ワーク概要>
1)開会、ルール説明、紹介
2)アイスブレイク
◯名前
◯オンラインでの会議のファシグラは何でやってる?
◯本テーマに期待すること
ブレイクアウトセッション10分 4人1G(以降メンバー固定)
3)導入10分
4)ワーク1 何はともあれやってみる
ブレイクアウトセッション20分 4人1G
Googleスライド利用
5)グループでギャラリーウォーク
ブレイクアウトセッション7分 4人1G
6)ワーク2 何はともあれやってみる2
ブレイクアウトセッション20分 4人1G
Googleスライド利用
7)グループでギャラリーウォーク
ブレイクアウトセッション7分 4人1G
8)MFからの知見/Tipsの紹介15分
9)ワーク3 何はともあれやってみる3
ブレイクアウトセッション20分 4人1G
Googleスライド利用
10)グループでギャラリーウォーク
ブレイクアウトセッション7分 4人1G
11)ワーク4 オンライン会議の時、ファシグラはどうだったら議論が進むかを考えてみよう
ブレイクアウトセッション20分 4人1G
Googleスライド利用
12)グループでギャラリーウォーク
ブレイクアウトセッション7分 4人1G
13)意見交換 MFから改めて目的・目標+個人でどうでしたか?
チャットで意見交換&フリートーク・全体共有
14)閉会 アンケート・告知
<話題提供者(さかながさん)のコメント>
参加者の皆さんがよい対話をしていただいたおかげで、関西支部で行ったときとはまた違うツール、
違う見方が出てきて私も勉強になりました。ツールに溺れることなく、様々な道具として持ちながら
ファシリテートしていくことが大切だなと感じます。自分の周りでどうするかにもつなげていきたいと
思います。
<コーディネーター(タカオ)のコメント>
コーディネーターとして、外からサポートさせていただくつもりが、予想外にワークに入れていただく
こととなり、たっぷり楽しませていただきました。みなさんの多種多様なオンラインでのグラフィックを
見ながら、オンラインかリアルかということに関らず、そもそもグラフィックで何をしたかったんだっけ?
ということを考える時間にもなり、いろんな気付きがありました。さかながさん、参加者のみなさん、
テクニカルを担当いただいた、たたまさん、充実した時間をありがとうございました~。
<コーディネーター(たたま)のコメント>
今回テクニカルで参加させていただきました。トラブルもなく無事終了出来てほっとしています。
でも皆さんのいろいろなテクニックや考え、そしてグラフィックをしながらのいろいろな気づき、正直
私も参加したかったが本音です。これを機に、オンライングラフィック考えを新たにチャレンジしたいと
思いました。さかながさん、タカオさん、そして参加のみなさま、ありがとうございました。
<アンケート抜粋>
Q.定例会について、あなたの期待に対してどうでしたか?
・手書きの可能性を発見できました。
・とてもよかったです
・いろいろな手法を見ることができた&それについてみんなと話せた
・さまざまな工夫ができることの学びがありました
・色々なツール(デジタル・アナログ)を実際に使っているのを見る事ができた。
・オンラインでのファシグラツールを色々と知ることができた。手書きグラフィックのカメラ配信に
チャレンジすることができた。
・オンライングラフッックの心得、気づきを得ました
・オンラインでのグラフィックについてしっかり考える時間が持てました。
・リアルorオンラインの違いを考察するということだけではなく、グラフィックの持つ力そのものに
思考が及ぶ時間で、とても深かったなぁ・・・という余韻が残っています。
Q.定例会の目標である「オンライン会議におけるファシグラ」について,考えられるようになりましたか?
・実際に複数の実例を拝見できた。
・皆さんのいろいろなグラフィックが良かった
・オンラインでは鉄板のツールのマスター、リアルではファシグラ能力アップに必要性を痛感しました。
・オンライングラフィックと、リアルグラフィックの違いについて、理解が深まりました。
特にグラフィック担当のリソースの使い方が異なる(よりオンライン側がリソースを消費する)
ところが興味深いです。
・仕事上でオンライン会議をする機会はないのですが、勉強会などのディスカッションで、簡単な記録
からでも、怖がらずにできるようになりたいと思いました
・ツールの選択肢が増えました。
・場の目的・メンバーによって使い分けが大切だと改めて感じました。それぞれの良い点/不得意な点を
整理して使い分けできるようにしていきたいと思うため。
・ツールの信頼度、安心度がグラフィッカーに必須
・参加者のみなさんが何を考えて、どんなことに取り組んでいるか、多様な工夫をシェアしていただく
ことができて、とても参考になりました。
Q.今回のワークで,プログラムデザインや進め方についてご意見があればお聞かせください。
・とてもよかった いろいろなのがあるので 試してみたい
・少し、スパルタだったかも・・・。Googleフォームに書き込む時間が忙しかったです。
・Googleスライドに成果物を貼る時間がもう少しあると良かったです。
・スムーズな進行、とても心地よかったです。ありがとうございました!
・グループワークが4回ありよかった。メンバーが同じものよかった。
・それぞれのやり方でファシグラにチャレンジし、自然と「今度はこの方法を試してみよう」という
展開になったので面白かった。
・模擬会議+振り返りが1セットになっていましたが、1セットにせずに全体の運営として、
時間を区切ってもよいかもな?と思いました。
Q.その他,感想など何でもコメントをお寄せください。
・本日はお疲れ様でした!ありがとうございます
・あっという間の4時間でした。学びをここだけにせず、一歩でも実際の場でのチャレンジにつなげて
いきたいと思います。
・オンライン会議の「見える化」に限界を感じていましたが、アナログを取り入れる事にチャレンジ
する勇気をもらいました。さかながさん、考える機会を頂きありがとうございました。
・サカナガさんありがとうございました。
・オンラインでのファシグラに対する慣れがなく、不自由さを感じていました。その不自由さは、
ファシリテーターや会議の中へ伝播して場の不安定さにつながってしまうことがあると感じました。
ありがとうございました。
・さかながさん、充実した時間をありがとうございました。全支部制覇、楽しみにしていますw