2021年5月度 定例会報告 ファシリテーショングラフィック 練習GYM(FGYM)北海道支部

日   時: 2021年5月8日(土)13:00〜17:00(12:30受付開始)
場   所: オンライン
参 加 者: 22名(会員11名、運営9名、非会員2名)
       ※話題提供者1名、コーディネーター2名含む
コーディネーター : 木下紀子(すえ)、橋詰敦樹(Tsume)
テ ー マ: ファシリテーショングラフィック 練習GYM(FGYM)
話題提供者: 増平貴之さん(ますら〜 東京支部・チームFGYM)


■定例会趣旨(話題提供者からのメッセージ引用)
 チームFGYMは東京支部の定例会でファシリテーショングラフィックをテーマにした企画チームです。
議論を描いて見える化し、話し合いを促進する技術のファシリテーショングラフィックを練習して、 筋肉を
鍛えるスポーツジムのようにファシグラ筋を鍛えるテーマです。  会議の時に新人のメンバーでも、口べたな
人でも、描きながら話し合いを交通整理する  ことで、会議に大きく貢献することができる・・・それが
「ファシグラ」。  ファシグラ上達には、知識×場数。たくさんのトレーニングが有効な手段です。
描いて、ファシグラを振り返ることで、あっそうだったのか!などの気付きから今後への思いを持ち帰って
いただくワークショップです。「知っている」を「わかった」に、「わかった」を「わかる」に、「わかる」を
「できた」  にみんなで進化をしていきましょう!  さぁ、FGYMで、どんどん「描いて」どんどん練習し、
他メンバーのやり方からも学び  ファシグラ筋を鍛えましょう!!
ファシリテーターとしての新たな気付きになると思います。


■タイムテーブル(概要)

1)オリエンテーション     13時00分~13時10分
2)チェックイン・自己紹介   13時10分~13時20分
3)ファシグラとは(効能など) 13時20分~13時30分
4)ワーク           13時30分~16時30分 (途中休憩 10分)
   ワーク1 となりの客はよく聴き描くワークだ!
        (狙い)同じ話を聴き、各自で描くことで自分と他の人との描き方の違いを知る。
   ワーク2 模擬会議でファシグラを実践!
         各グループ4名が会議メンバーとなり。4つの模擬会議を順番にファシグラ。
         会議終了後、グラフィックを見ながら振り返りフィードバックを実施。
   ※いずれのワークもグラフィックはGoogle スライドで共有し、他のチームのアウトプットも参考にする機会を設けた。
5)ふりかえり         16時30分~16時50分
6)閉会・アンケート・告知   16時50分~17時
  泡の会


■話題提供者のコメント

・ますら〜(増平貴之さん)
オンラインでの開催となったが、紙でファシリテーショングラフィックをやりながらオンライン会議を
進める方法を参加者と一緒に探求しました。集合型の時との相違点としては成果物のグラフィックの
共有の方法として、グーグルスライドを使い回遊をおこない共有した。
オンラインではあるが、紙を使った会議の共有をやってみて電子ツールを使わないやり方もアフター
コロナのオンライン会議の1つの方法として検討する、1つのアディアとしてみなさんの今後の活動の
ヒントを見つけた定例会になっていたらいいと思いました。


■コーディネーターのコメント

・Tsume(橋詰敦樹)
オンライン化が進み、便利な道具が揃っても、手で描ける大切さは変わらないことを、改めて感じた
定例会でした。今回コーディネーターを務めたとは言いながら、ほとんどますら~さんのワンオペで
定例会は進み、私たちも楽しくワークに参加。プログラムは言うに及ばず、参加者のメッセージからも
多くの気づきをもらいました。ますら~さん、そして参加者の皆さん、どうもありがとうございました。

・すえ(木下紀子)
ますら〜さん、話題提供ありがとうございました。
リアル開催の予定がオンラインとなり、急遽プログラムを見直しいただき感謝です。結果的にオンライン
でのファシグラの可能性を深めることができたように思います。デジタルだけではなく、アナログを
組み合わせることで、話し合いの濃淡の共有、参加者の温度が上がっていくのを体感できました。
参加された方が久しぶりにプロッキーを手に活き活きと話されていたのも印象的でした。
人肌が感じられる定例会になったのでは。次回は是非リアルで模造紙いっぱいに練習したいです!

尚、今回zoomアドレスの問い合わせが個人メール宛に届きましたが気付かず、1名の方がご参加
いただけませんでした。この場をお借りしてお詫びいたします。今後、直前までメール等の連絡に
ついて確認と参加者チェックを複眼で行い、再発防止に努めます。(北海道支部内でも話し合いを
しましたことを追記いたします。)


■アンケート抜粋

※回答:14名 うち、1名は共有を希望しないとのことで13名分を共有します。

(1)定例会に参加して「実践」に結び付けられるような気付きがありましたか?
・いろんな方のGからやり方を学べました。
・ワークが山盛りで、本当に筋トレしました!ワークの振り返りの時間が実に充実していて
 グループメンバーの皆様に感謝です!!
・まんだらのワークシートにチャレンジ!
・グラフィックレコーディングと ファシリテーショングラフィック 違うものだということに今日
 気づきました。
・プロッキーと紙 これはすごく楽しいツールだということを実感できました。
・オンラインでも 手書きがいいと実感しました。
・描いた方が気持ちが伝わる!?
・ちょっとテーマとはずれますが、オンラインでグラフィックが見えにくいと、意見を集約したり、
 整理するのが相当難しく、最初の作戦が大事だと思いました。
・グラフィックデザインに興味があり参加しました。運営会議の時にチャレンジしてみようと
 思いました。
・目的を意識しつつファシリテートすることの重要性を知ることができました。
・学んだこと「土手を作ると、自然と川は流れる」。 A4用紙の時の、プロッキーの持ち方。
・オンラインでのFGの共有するところ。
・実践の場数を踏まないと、うまくまとめられないことを痛感した。
・プロッキーの色の使い分け、フレームワークの活用など参考になりました。実践的な学びの場でした。


(2)今日の学びをどのような場面で活用できそうですか?
・リアルの会議などで使えそう
・自分がファシリしながら板書する際、他の人にファシグラを教えてあげる際に使います。
・会社のウェブ会議。
・会社の会議、その他の場での打ち合わせ、娘、妻との対話にも使えそうです。
・今回の事をさらに活用したいと思います。
・活字だけでは伝わらないような場面
・リモート会議全般
・日ごろの会議などで生かしていきたいと思います。
・マインドマップなどの手法を実践してみたい。
・リアルの打ち合わせでのホワイトボードでのグラフィックで活用したい。


(3)今後、定例会で開催してほしいテーマがあれば教えてください。
graph.jpg

<定例会の様子>
photo.jpg