2022年10月度 定例会報告『アプリシエイティブ・インクワイアリーで、良い関係を築くプロセスを体験!!』北海道支部

日   時:2022年10月1日(土)130018:301230受付開始)
場   所:札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 大研修室 
参 加 者:16名(非会員2名、会員7名、運営7名) ※コーディネーター2名を含む

コーディネーター:沖田泰範(たたま)、木下紀子(末)
テ ー マ: 『会議で褒めよう!~話し合いの質を上げるコツ~』
話題提供者:渡辺誠(Max)さん、鈴木愛子(あいちゃん)さん

■定例会趣旨(話題提供者からのメッセージ)

皆さん、こんにちは。Max(渡辺誠)とあいちゃん(鈴木愛子)です。
10月の定例会では、アプリシエイティブ・インクワイアリーのワークショップを通して、みんなが協力し合えるチーム(職場)をつくっていくためにはどんなことが大切なのかをみんなの対話の中から見つけていきます。

  Appreciative Inquiry(アプリシエイティブ・インクワイアリー)とは?
   Appreciative(アプリシエイティブ) =相手の価値(良いところや強み)を引き出す
   Inquiryインクワイアリー =問いかけ

   ・相手の良いところや強みはどのようにしたら引き出せるのでしょうか?
   ・職場のメンバー・家族・地域のみんなと良い人間関係を築いていきたいけれど、
    何をしたらいいのだろうか?
   ・協力し合えるチームをつくりたいけれど、みんなの考えがバラバラ、そんなチームに
    何をしたらいいのだろうか?

  そんな考えをお持ちのあなた大歓迎です!

  当日は、Maxこと渡辺誠がアメリカのダイアナ・ホイットニーから14年にわたり直伝を受けているアプリシエイティブ・インクワイアリーの4Dサイクルの説明・進め方・効果・事例の紹介をいたします。
  あいちゃんこと鈴木愛子が大学院で学習している、関係性構築の大切さとその方法について情報提供いたします。

  もちろん、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)のワークショップを皆さんと一緒に楽しみましょう。

■ワーク概要

(1)開会、北海道支部の3つの約束の紹介
(2)1.AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)とは(解説:Max)
(3)2.AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)ワークショップ(F:あいちゃんとMax)
  みんなが協力し合えるチーム(職場)をつくるには?♪〜」
  ・過去の経験等からうまくいっていることを見つける。
  ・理想の姿を描く。
  ・策を見つける。
  ・実行することを決める。
(4)3.良い関係づくりの必要性・効果・その具体的方法(解説:あいちゃん)
(5) 閉会

話題提供者からのコメント

・渡辺誠(Max)さん
ご参加ありがとうございました。 私たちは「幸福力が高い人」が一人でも増えてくれるといいなと思って、日々ビジネスをしています。 FAJ北海道2回目ですが、今回もたくさんの人に幸せになる方法をAI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)を使って紹介できました。うれしいです。 テーマは「職場での関係性」でした。人間関係が良くないと、誰もが悩み、元気がなくなります。逆に、豊かな関係を持っている人は、心にゆとりがあって、好奇心や創造力が豊か、そして、充実して活動できることがポジティブ心理学で分かっています。 そんなことを作り上げる方法を体感していただけたでしょうか? また、次回、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。

・鈴木愛子(あいちゃん)さん
北海道支部の運営メンバーさん、ご参加者の皆さまありがとうございました。準備の段階からたくさんの意見交換ができ、話題提供者としても安心して当日を迎えることができました。今回は、「協力し合えるチーム(職場)づくり」をテーマにアプリシエイティブ・インクワイアリーのワークショップを皆さんに体験していただきました。
相手の良いところを引き出す問いかけ、ポジティブなフィードバックなどを日々行うといい関係が築いていけることを体感していただけたのではないかと思います。また、幸福学の視点から良い関係を築くには、「感謝の気持ちを持つ」「多様な視点を持つ仲間をつくる」「視野を広げる」などポイントをお伝えしました。
ぜひ、今回の気づきを現場で実践していただければ嬉しいです。

■コーディネーターのコメント

・沖田泰範(たたま)

Maxさん、あいちゃん、ありがとうございました。AIたっぷり体験させていただきました。この経験いろんなところで生かしていきたいと思います。Maxさん、あいちゃんのワークは経験するればするほど、納得感があり、実践力があると感じます。そして明日への力が湧いてきます。そして、楽しく仕事しようと、なぜか思います。そんな、なぜかのヒントもワークの後半で説明していただきありがとうございました。

・木下紀子(末)

9月定例会(会議で褒めよう)に続き、自然とポジティブな思考になれるワークでした。4月のMAXさん、愛ちゃんの定例会に参加された方、今回初めて参加の方、定例会は欠かさず参加の方・・・皆さん、良い笑顔!脳と心をフル回転でクタクタ〜となりつつ、細胞の活性化を感じたのではないでしょうか。仕事に情熱を持つ、趣味に生きる、プライベートを大事にする...様々な価値観があると思いますが、共通して言えるのは「良い人間関係を作ること」が質を高めてくれるということ。実際のワークでポジティブなマインドを引き出す問いのトレーニング、協力し合えるチームビルディングを体感することで、気がついたらお互いを尊重し、認め合う関係性作りが体得できた気がします。

MAXさん、愛ちゃん、ありがとうございました!第三弾も楽しみにしています。

■アンケート抜粋
Q.定例会に参加して「実践」に結び付けられるような気付きがありましたか?感じたこと、学んだことなどをお書きください。

    ・チームをかえるには、先ず自分を変える必要があると感じました。

    ・ぱっとしないと思っていたところもリフレーミングすると、長所になる

    ・良い人間関係のために世代の違いの偏見に気づき、むしろそれを面白がる気持ちが大切という点、

    ・それぞれの成功体験の発表をする中で的確な質問がありそれに答える取り組みをすると自分の中で整理され、次へのヒントを探す事ができるという点

    ・ポジティブな気持ちが湧いてくる問いの立て方。聴き方一つで受けとめ方、気付きが変わってくることを実感しました。

    Q.今日の学びをあなたの「実践」にどう活かしますか?ご自由にご意見をお書きください。

    ・チームをかえるには、先ず自分を変える必要があると感じました。

    ・ぱっとしないと思っていたところもリフレーミングすると、長所になる

    ・良い人間関係のために世代の違いの偏見に気づき、むしろそれを面白がる気持ちが大切という点、

    ・それぞれの成功体験の発表をする中で的確な質問がありそれに答える取り組みをすると自分の中で整理され、次へのヒントを探す事ができるという点

    ・ポジティブな気持ちが湧いてくる問いの立て方。聴き方一つで受けとめ方、気付きが変わってくることを実感しました。

    Q.本日の定例会、また今後の定例会に向け、ご意見・ご要望等をご自由にお書きください。

    ・責めすぎない!(こちらの基準で質問しない)

    ・このチーム作りは応用できそう

    AIの全部のプロセスは使う機会がないかもしれませんが、部分的にも活用したい。

    ・人のポジティブな部分にフォーカスする

    ・褒めるを上手く使おうと思います。

    ・褒めて、気持ちよくなってもらって、より働いてもらう

    ・職員研修会でそれぞれの成功体験の発表をしてみたい。周囲の仲間からの褒め言葉や嬉しい気づきが与えられ、その人本人は勿論周囲に良い刺激となる事をみんなにも体験してもらいたい。


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